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霜月から師走へ

昨日はひさしぶりに大学関係の取材の仕事があって、出かけてきた。今日はその取材を受けての原稿執筆。ネットで検索してもなかなか関連情報が見つからないような難しめのテーマだが、それを誰にでもわかるような文章に落とし込むのもまた難しい。

今週末にはまた別の大学で取材があるし、来月以降もちょこちょこ取材が入りそう。先月のタイ取材関連も、もうすぐ初校が出てくるのでその確認作業もある。年明けすぐにやる予定の割と大きめなインタビュー取材の準備もしなければならないし、僕個人で進めているプロジェクトの準備もおろそかにできない。

霜月は割と暇だったのだが、師走はやはり師走らしくなるのかな。何だか気ぜわしい。

秋川渓谷散策

のどかな家並が残る秋川渓谷

昨日の日曜は、秋川渓谷に紅葉を見に行った。三鷹から武蔵五日市まで一時間ほど電車に乗り、駅前からバスで15分ほど行ったところにある荷田子というバス停で降りる。そこから渓谷の奥の西青木平橋まで行き、川沿いをぷらぷら歩いて駅まで引き返すというルート。

パシュミナ

昼のうちはうららかな日和だったけど、夕方に外に出かけようとすると、さすがに風が冷たくなっていた。薄手のダウンに袖を通し、襟元にパシュミナのマフラーを巻く。

このマフラーは、今年の夏にラダックで手に入れたもの。メインバザールに並ぶカシミール人の店で売られている鮮やかな色合いのものではなく、ラダック人経営の店にあった、生成りのパシュミナの色のままのマフラーだ。首に巻くとふわっとしていて、巻いてるのを忘れそうになるほど軽い感触、でも暖かい。生成りだから、だいたいどんな服にも合わせられる。いい感じ。

暮れていく空の下を歩きながら、時折、襟元に指で触れてみる。ラダックはもう、すっかり冬なのだろうな。

丹沢、氷の花

二ノ塔の手前から南を望む

昨日は、丹沢へ山歩きをしに行った。去年の春に歩いたのと同じ、ヤビツ峠から塔ノ岳を経て大倉に降りる、約六時間の行程。前日の天気予報では晴れと聞いていたけど、ヤビツ峠に到着してみると、鈍色の雲が空を覆うぱっとしない天気。澄み渡る青空の下で紅葉の山々を堪能できると楽しみにしていたのに、ちょっとがっかり。

登りはじめて約一時間後、二ノ塔の手前のあたりでふりかえると、雲間から射す光が海を照らしていた。

木枯らしの吹く日

終日、部屋で仕事。昼頃は穏やかな日和だったのに、急に空が真っ暗になって、横なぐりの雨。その後はまた急に晴れ上がって、冷たい風が吹きすさぶようになった。たぶん、木枯らし一号になったんじゃないかな。

こんな日は何かあったまる料理を‥‥と思って晩飯に作ったのは、カブとえのきのそぼろ煮。カブは皮ごと食べられるし、すぐ煮えるから、便利な野菜だ。ひき肉と刻んだえのきと一緒に10分ほど煮て、最後にカブの葉と茎を投入し、水溶き片栗粉でとろみをつける。おいしくできた。

この季節にこの料理、何かデジャブだなあと思って過去ログを遡ってみたら、二年前のこの日も同じようにカブとえのきのそぼろ煮を作っていた(笑)。考えることは毎年一緒なんだな。