昨日は、丹沢へ山歩きをしに行った。去年の春に歩いたのと同じ、ヤビツ峠から塔ノ岳を経て大倉に降りる、約六時間の行程。前日の天気予報では晴れと聞いていたけど、ヤビツ峠に到着してみると、鈍色の雲が空を覆うぱっとしない天気。澄み渡る青空の下で紅葉の山々を堪能できると楽しみにしていたのに、ちょっとがっかり。
登りはじめて約一時間後、二ノ塔の手前のあたりでふりかえると、雲間から射す光が海を照らしていた。
終日、部屋で仕事。昼頃は穏やかな日和だったのに、急に空が真っ暗になって、横なぐりの雨。その後はまた急に晴れ上がって、冷たい風が吹きすさぶようになった。たぶん、木枯らし一号になったんじゃないかな。
こんな日は何かあったまる料理を‥‥と思って晩飯に作ったのは、カブとえのきのそぼろ煮。カブは皮ごと食べられるし、すぐ煮えるから、便利な野菜だ。ひき肉と刻んだえのきと一緒に10分ほど煮て、最後にカブの葉と茎を投入し、水溶き片栗粉でとろみをつける。おいしくできた。
この季節にこの料理、何かデジャブだなあと思って過去ログを遡ってみたら、二年前のこの日も同じようにカブとえのきのそぼろ煮を作っていた(笑)。考えることは毎年一緒なんだな。
急に、すとんと寒くなった。冬とは言わないまでも、すっかり晩秋といった気配。
今年は何だか、自分の中での季節感が、おかしなことになっている。七月から八月にかけてのラダック滞在は、季節以前にヒマラヤの世界での日々だったからまあ置いといて、八月中旬から九月中旬までは日本の残暑にやられ、その後はさらに蒸し暑いタイでの四週間。八月から十月まで、ずっとTシャツ短パンで過ごしていたことになる。暑さで身体中の汗腺がすっかり開ききっていたのに、帰国してたった三週間でこの気候というのは、なかなかきつい(苦笑)。
とりあえず、うっかり風邪とかひいてしまわないようにせねば。おでんでも作ろうかな。
昨日から今日にかけて、台風18号、通称マンニィが日本に上陸。
関西の方はかなり大きな被害が出たようだが、東京はというと、昨日から荒れる荒れると天気予報に脅されまくった割には、そこまでとんでもない荒れ方でもなく、マンニィ本体も今日の昼頃、東京よりもやや北に逸れる形で通り過ぎていった。
午後半ば頃から天気も落ち着いてきたので、ちょっと細かい買い物をしに、吉祥寺まで歩いて出かける。空は次第に晴れてきて、家に帰り着く頃には、強い風が吹き抜ける空に、夕刻の透明な光が広がっていた。
明日は晴れるかな。また暑くなるのかな。
ここ数日、めっきり涼しくなって、朝晩もよく眠れるようになった。それまでのうだるような蒸し暑さから解放されてほっとした気分になるが、同時にちょっと名残惜しい気もする。
というのも、ここしばらく、自宅で冷やしうどんを食べることにハマってしまって(笑)。
それまでは、近所のスーパーで売ってる1パック3玉入り105円のうどんでかまたまうどんを作っていたのだが、夏の暑い時期は、うどんを茹でた後に冷水で締めて氷で冷やし、既成品のごまだれと薬味で食べるのがすっかり気に入ってしまった。インドから戻ってきて以来、主食は冷やしごまだれうどんと言っても過言ではない(笑)。あと十日後にはタイに行ってしまうので、中途半端な期間で米を買ってしまいたくないというのもあるのだが。
これ以上涼しくなると、今までのように冷やしうどんが堪能できなくなるのが、ちと残念。まあ、仕方ないか。本当にどうでもいいことをつらつらと書いてしまった。