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ニットキャップ

昨日は夜から渋谷で取材の仕事があったのだが、午後、部屋の窓から外を見てびっくり。ぼた雪がすごい勢いで降っている。こりゃ大変だ‥‥とちょっと焦ったが、出かける時間をぎりぎりまで遅らせていると、うまい具合に止んでくれて、傘を持たずに出かけられた。

それにしたって、この間の小春日和から一転、この冬一番といっていいほどの寒さのぶり返し。今日は昼から埼玉の川越の方で取材があって出かけたのだが、電車で移動するにつれ、溶け残った雪の量が増えていく。取材先に降り立った時の風の冷たさは半端なく、待ち合わせた担当者がなかなか現れないので、凍えてしまいそうになった。

こんな風に寒くなると、ラダックで暮らしていた頃にいつもデチェンに言われてた言葉を思い出す。

「タカ! 外に出かける時は、必ず帽子をかぶるんだよ! でないと、寒さで頭が痛くなっちゃうからね!」

確かに冬のラダックでは、ニットキャップは必需品中の必需品だった。今の東京での寒さも、ラダックではぬるいくらいの感覚だ。あの頃に比べると、僕も弱くなったのかなと思う。冬のお出かけには、ニットキャップを忘れずに。

厚手の毛布

一昨日、吉祥寺の無印良品で、毛布を買った。あたたかファイバー厚手毛布という商品。

これまで冬の寝具に使っていた毛布はかなり昔に買った綿毛布で、保温力が高いとは言えなかった。この冬はエアコンの暖房を極力使わないようにしてるので、ベッドで寝る時にしっかり保温できる毛布があるといいな、と思ったのだ。

この毛布、実際に使ってみると、大当たり。今まで冬の寝床で感じてた薄ら寒さは何だったんだというくらい暖かい。空気を含むみっしりとした壁にくるまれてるような感覚で、本当にぐっすりと安眠できる。値段も高くないし、もっと早い段階で導入しておけばよかった‥‥。

明日の朝、新潟への取材のために午前三時半に起きなきゃならないのだが、あまりにも毛布の寝心地がいいので、ちゃんと起きられるかちょっと心配(苦笑)。

暖房改革

この冬、うちの部屋ではまだ、暖房にエアコンを稼働させていない。机の下の足元でデロンギの小さなオイルヒーターを使ってはいるのだが、それ以外の暖房はいっさいなし。

うちの部屋に備え付けのエアコンはかなり古く、音がうるさい上に電気代も食うという代物。前から使うのにあまり気が進まなかったのだが、去年の夏、バルミューダのGreenFan miniを導入してからエアコン冷房の使用頻度をかなり減らすことができたので、冬もなるべくエアコンを使わないようにできないかなと思ったのだ。

とはいえ、机の下の小さなオイルヒーターだけでは、十分に暖を取るにはやや力不足。でも、その不足分は、ものすごくシンプルな方法で埋めることができそうだ。つまり、厚着をするということなのだが(笑)。

厚着といっても、やたらめったら服を着込んでるというわけではない。ポイントは、靴下と腹巻だろうか。靴下は昔、ザンスカールのチャダル・トレックで履いていた極厚ウールの登山用ソックス。これを薄手のソックスの上から履く。腹巻は前に人からもらったごく普通のものだが、こうしてポイントを絞って保温するだけでも、体感温度にはかなりの差があると思う。あとは、着古した薄手のダウンとかを羽織っていれば、ほとんど問題ない。

一月と二月でどれくらい冷え込んでくるかわからないけど、この調子でいけば、冬のエアコンの稼働時間は最小限に抑えることができそうだ。電気代も節約したいし、がんばろ。

一応、仕事納め

世間的には、昨日か今日が仕事納めという会社が多いのだろう。しがない自営業である僕も、とりあえず今日で仕事納め、のはず。

先週取材した分の原稿は、かなり件数が多かったものの、どうにかこうにか片付いた。そのうち一、二件が諸事情で執筆が先送りになってしまい、結局年をまたぐことになったのが気がかりだが‥‥。年明けすぐには、割と大きなインタビューの仕事があるし、大事な打ち合わせや、行く末が気がかりな会議などもあるので、何気に気を抜けない。

結局、頭の中がごちゃごちゃと仕事のことで占められたまま、年を越すことになりそうだ。まあ、仕事がまったくなくてヒマを持て余すよりはましだけど。

海外での年越し

ここ何年かは日本で年越しをしてるのだが、それ以前は年末年始に休みを捻出して旅に出て、海外でクリスマスや正月を迎えるという場合も結構多かった。

ふりかえってみると、エルサルバドルでクリスマス、ニカラグアで正月という年もあったし、モロッコ、ミャンマー、南インド、そしてラダックでは二度ほど。旅先で会った人と酒を飲んでた時もあったが、たいていは、一人で何をするでもなく、ごく普通に過ごしてたように思う。もともと、やれクリスマスだ年越しだと世間のムードに影響されるのがあまり好きではないというのもあるが、そもそも海外では、日本のように街の雰囲気までもががらっと変わるようなことは、そんなにないし。

もし、どこか未知の国でクリスマスや年越しを迎える機会があるなら、僕から、一つアドバイスがある。それは、最低限、宿の部屋で口にできるような食べ物と飲み物を確保しておくこと。国にもよると思うけど、こういう時期は、街の飲食店やスーパーなどが一気に早じまいして、食べ物と飲み物が極端に手に入りにくくなる場合があるからだ。僕も以前、それでえらい目にあったことがある。

せっかくの海外での年越しなのに、ハラペコでひもじい思いをしたというのは、かなりせつない思い出だな(笑)。