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紙一重

昨夜から今日未明にかけて、広島市で起こった豪雨による土砂災害。実は、広島在住の知人が、現場のすぐ近くに住んでいた。知人とそのご家族は無事だったが、災害現場ではまだ行方不明の方々の捜索が続いている。

こうしたニュースに接するたびにいつも思うのだが、僕たちはみんな、紙一重の差で、今を生きているのだと思う。僕たちがいつもと同じ毎日を過ごせているのは、たまたまだ。ほんのちょっとした不注意や、あるいは自分たちではどうにもならない成り行きで、そうした何気ない日々はたやすく失われてしまう。今回のような災害だと、本当にどうしようもない部分も大きいから、何ともやりきれない。

被害に遭われた方々に、少しでも早く平穏な日々が戻るように、願って止まない。

台風とジャンクフード

台風11号の余波で、東京は朝から荒れ模様の天気。強くて生ぬるい風が、時々、シャワーのような激しい水しぶきの雨を連れてくる。

こういう非日常な感じの日には、コンビニで売ってるようなジャンクフードをもそもそ食べるのが気分に合う。今日のおひるは、遅まきながらのトムヤンクンカップヌードル(正直、世間で言われてるほどうまいとは思わなかった)。晩酌のつまみには、コンビニでパック入りの焼き鳥を買ってきた。うまいかどうかでなく、あくまでも気分なんだよな、こういうのは。

夕方、雲が飛び去るように流れていく西の空は、すぐ近くで火事でも起こってるかのような異様な色に染まっていた。どうやら明日は、また夏空と暑い日射しが戻ってきそうだ。

ゴーヤの塩もみ

暑い夏、ゴーヤが旬だ。近所のスーパーに行けば、三鷹産の立派なゴーヤが1本100円かそこらで手に入る。

ゴーヤを使った料理というと、昔はゴーヤチャンプルー(意外とキレイに作るのが難しい)くらいしか思い浮かばなかったが、先月くらいから、ゴーヤを塩もみにして食べるのに結構ハマっている。

縦半分に切って内側の種の部分をスプーンで取り除き、根気よく薄切りに。塩水に10分ほどさらし、水を切ってから小さじ1杯ほどの塩をもみ込む(ジップロックでやると楽)。しばらくして水が出てきたら捨てて、冷蔵庫で保存。

食べる時は、少量のごま油であえることもあれば、同じく少量のオリーブオイルであえることもある。醤油はたらすとしてもほんの少し。茗荷とかを合わせればさらに豪華だが、個人的にはシンプルにゴーヤをぽりぽり食べつつ、ビールをぐびり、というのが好きかな。

旬の緑黄色野菜、身体に悪いはずがない。飽きるまで食べ続けよう。

開き直りすぎ

昨日の落雷の影響でダウンしていた固定電話とネットの回線は、夜中の3時頃になって復活した。聞くと、マンションの共用部分(表門のオートロックとか、常夜灯とか、電話の集合装置とか)だけが落雷でダウンしてしまっていたらしい。ともあれ、大事にならなくてよかった。

それにしても、昨日の雷雨を思い出して、我ながらどうなんだろと思うのは、あの時に自分が取った行動だ。

ネットがダウンした後、当面は仕事にならないし、どうすっかなとソファに寝転んだ僕は、そのまま1時間くらい、ぐーすか寝てしまったのだ。あれだけドカンドカンとひっきりなしに雷が落ちまくり、市の防災放送が警報が出たとスピーカーで叫んでるような時に、である。剛胆というよりは、単に危機意識がなさすぎなのか。

まあ、人間、どうにもならない時はどうにもならないしね。

落雷と途絶

朝から矢継ぎ早に仕事関係のメールが来て、その返信に追われるうちに、はや夕方。晩飯に、キタアカリとキャベツとコンビーフをコンソメで煮たのを作って食べ終えた頃、パラパラと雨音が。降ってきたな、洗濯物を取り込んでおいてよかった‥‥とか思ってるうちに、猛烈な雷雨になった。

雨はともかく、雷がすごい。閃光と雷鳴がほとんど間を置かずに襲ってくる。一度、ピシャーン!とかなりの至近距離で炸裂音が轟き、その後は固定電話とネットの回線がつながらなくなってしまった。この界隈では、停電したところも多かったとか。

雷雲が去って静かになった後も、電話とネットの回線は復活せず。とりあえず、マンションの管理人さんに留守電を入れ、風呂に入り、明日の朝飲むアイスコーヒーを作って、ビールを飲みながら冷奴をつつく。日常の中にそこはかとなく漂う、非日常。iPhoneでテザリング接続という選択肢が残っていて、ほんと助かった。