八王子駅から北に少し歩き、浅川を越えると、加住丘陵という小高い丘がある。小宮公園という公園として管理されているこの場所には、コナラやクヌギを中心とした緑豊かな雑木林の中に木道が整備されていて、手軽に自然を味わえる散策コースになっている。気持のいい秋晴れの日、この加住丘陵をぶらぶらと歩いてきた。
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宇治金時
今日もじっとり蒸し暑い。午後、仕事関係で不要になった本を買い取ってもらいに水中書店さんに行き、駅前で小さな用事をいくつか。あまりにも暑いので、家に戻る前に「かき氷でも食べてくか」と思い立つ。
三鷹でかき氷といえば、やはり「たかね」しかない。店内は平日なのにかなりの混みようだったが、首尾よく坐れたので、宇治金時をオーダー。ほどなく運ばれてきたそれは、雪のようにふわふわとなめらかな氷に、濃い抹茶とつぶ餡が乗っかっている。急いで食べると頭がキーンと痛くなりそうだし、のろのろ食べてるとせっかくの氷が溶けないか心配だし、いろいろ気をもみながら(笑)、おいしくいただいた。
ここ数年、今頃の時期はほぼずっとラダックに行っていたので、今年は日本の夏の蒸し暑さが身体にこたえる。でも、暑ければ暑いなりに、今日みたいにかき氷を愉しむことだってできる。夏が終わる前に夏らしいことを一つできて、何だかよかった。
紙一重
昨夜から今日未明にかけて、広島市で起こった豪雨による土砂災害。実は、広島在住の知人が、現場のすぐ近くに住んでいた。知人とそのご家族は無事だったが、災害現場ではまだ行方不明の方々の捜索が続いている。
こうしたニュースに接するたびにいつも思うのだが、僕たちはみんな、紙一重の差で、今を生きているのだと思う。僕たちがいつもと同じ毎日を過ごせているのは、たまたまだ。ほんのちょっとした不注意や、あるいは自分たちではどうにもならない成り行きで、そうした何気ない日々はたやすく失われてしまう。今回のような災害だと、本当にどうしようもない部分も大きいから、何ともやりきれない。
被害に遭われた方々に、少しでも早く平穏な日々が戻るように、願って止まない。
台風とジャンクフード
台風11号の余波で、東京は朝から荒れ模様の天気。強くて生ぬるい風が、時々、シャワーのような激しい水しぶきの雨を連れてくる。
こういう非日常な感じの日には、コンビニで売ってるようなジャンクフードをもそもそ食べるのが気分に合う。今日のおひるは、遅まきながらのトムヤンクンカップヌードル(正直、世間で言われてるほどうまいとは思わなかった)。晩酌のつまみには、コンビニでパック入りの焼き鳥を買ってきた。うまいかどうかでなく、あくまでも気分なんだよな、こういうのは。
夕方、雲が飛び去るように流れていく西の空は、すぐ近くで火事でも起こってるかのような異様な色に染まっていた。どうやら明日は、また夏空と暑い日射しが戻ってきそうだ。
ゴーヤの塩もみ
暑い夏、ゴーヤが旬だ。近所のスーパーに行けば、三鷹産の立派なゴーヤが1本100円かそこらで手に入る。
ゴーヤを使った料理というと、昔はゴーヤチャンプルー(意外とキレイに作るのが難しい)くらいしか思い浮かばなかったが、先月くらいから、ゴーヤを塩もみにして食べるのに結構ハマっている。
縦半分に切って内側の種の部分をスプーンで取り除き、根気よく薄切りに。塩水に10分ほどさらし、水を切ってから小さじ1杯ほどの塩をもみ込む(ジップロックでやると楽)。しばらくして水が出てきたら捨てて、冷蔵庫で保存。
食べる時は、少量のごま油であえることもあれば、同じく少量のオリーブオイルであえることもある。醤油はたらすとしてもほんの少し。茗荷とかを合わせればさらに豪華だが、個人的にはシンプルにゴーヤをぽりぽり食べつつ、ビールをぐびり、というのが好きかな。
旬の緑黄色野菜、身体に悪いはずがない。飽きるまで食べ続けよう。