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残雪

午後から外出。十日前に注文しておいた自宅作業用のメガネを吉祥寺の店で受け取り、駅前で少し休憩して、電車で代官山に移動。春頃に計画しているたくらみについての打ち合わせ。

東京では日曜の夜から月曜にかけて結構雪が降って、僕はずっと家に引きこもって仕事をしていたのだが、電車は大幅に本数が減ったり遅れたりで、都内は阿鼻叫喚の大騒ぎだったらしい。東京が雪に慣れることは永遠にないのかもしれない。

今日はさすがに屋根や道路の雪はほとんど消えていたが、道端には雪かきをした後に積み上げられた雪の塊が融け残っていて、近くを通りがかると冷え冷えとした空気を肌に感じた。今が寒さの底なのかな。これから徐々に暖かくなっていくのだろうか。

……と思って天気予報を見たら、今週末も、雪かもしれない? まじっすか。

耐寒仕様

午後、赤羽橋で打ち合わせがあったので、出かける。

昨日から結構寒くなった気がしたので、今日は自分が持っている服の中で一番暖かい組み合わせにした。キャプリーンのロンTにフリース、その上にダスパーカ。襟元はマフラー、頭はビーニー、手には手袋、足先はヌプシブーティー。ジーンズの下にタイツをはきこまなかったくらいで、ほぼ完璧な耐寒仕様と言っていい格好になった。

で、どうだったかというと……暑すぎた(苦笑)。外を出歩いている時は、冷たい風が吹いても気にならないくらいポカポカ暖かかくて、こりゃいいやと思ってたのだが、電車に乗ると暖房と人いきれで、むわんと暑くて……。ロンTの下にうっすら汗をかくほどだった。

何事も過ぎたるが及ばざるがごとし、だな。

人生の終え方

東京は今日、初雪が降ったらしい。終日、部屋で仕事。

デヴィッド・ボウイが昨日亡くなったということで、J-WAVEもInterFMも追悼特集を組んで彼の曲を流し続けている。ヒーローズ、ジギー・スターダスト、チャイナ・ガール、ライフ・オン・マーズ、ファイブ・イヤーズ……。今日だけで、世界中でどれほど多くの人々が彼の曲に耳を傾けたのだろう。

ラジオで、彼が死の二日前にニューアルバム「ブラックスター」をリリースしたばかりだったと知る。一年半に及ぶ癌との闘病を続けながら、文字通り最後の最後まで、一人のミュージシャンとして音楽を作り続けていたのだと。そして今、世界中の人々が彼の人生を思いながら、彼の曲を聴いている。何という人生の終え方だろう。こんな時にカッコイイという安易な言葉は使いたくないが、それでもカッコよすぎる。

僕も自分の人生を終える時は、最後の最後、ギリギリまで、文章を書くこと、写真を撮ること、本を作ることにこだわり続けていたい。デヴィッド・ボウイのようにカッコよすぎる終え方は絶対できなくて、僕はきっと、みっともなくじたばたあがいてるうちに終えてしまうと思うけど。

次の本が最後の一冊になっても後悔しないように、精一杯、心を込めて本を作ろうと思う。

豚汁カレー

去年、豚汁について割とテキトーに調べてるうちに見つけた、余った豚汁にカレーを投入するというレシピ。昨日たっぷり豚汁を作ったので、今夜、満を持して、いそいそと試してみた。

鍋に入った残りの豚汁を温め、煮立ったところに崩したカレールーを指定の半分の量投入。弱火で5〜10分ほど煮込んだらできあがり。口にしてみると、具だくさんでまろやかで、食べやすい和風カレーといった趣き。あんな雑な作り方をしたとはとても思えない(笑)。今回はいつも家で愛用してるジャワカレー辛口のルーを使ったのだが、豚汁の味噌と出汁のまろやかな味とルーの辛味とが、ちょうどいい塩梅で噛み合った気がする。まあ、たまたまだろうけど。

豚汁のいい消費法を覚えてしまった。またやってみよう。

仕事始め

年末年始は、2泊3日で実家のある岡山に帰省した。母と妹一家とですき焼きを食べ、姪っ子に学校と部活の話を聞き、甥っ子1号と公園でサッカーをし、甥っ子2号は頭をピコピコハンマーで叩いて……あとはこたつで本を一冊読んだくらいか。大晦日もテレビはほとんど見ず、元旦は雑煮とおせちを食べて近所の神社に初詣に行き、昼過ぎ発の新幹線で東京に戻ってきた。

今朝は昼頃までゆっくり寝て、そこから仕事始め。BE-PALのサイト向けの原稿を1本仕上げる。今年からしばらくの間、BE-PALのサイトで週イチ連載を担当するので、今の時点で書ける原稿はできるだけ書き溜めておかないと、後で困ることになるからだ。今作っている本に関連する件で書かねばならない長めの原稿もあるし、週明けからはインタビュー取材の手配もいくつかしなければならない。連休明けには大事な打ち合わせもいくつかあるし、その後は2冊の本の編集作業が本格化する。1月末か2月頃には、沖縄取材も控えているし。

よっしゃ。とりあえず、できることから、がんばろ。