僕が旅先で写真を撮る楽しさを初めて知ったのは、リコーのGR1というカメラだった。それがデジタルとなったGR DIGITALも、2005年に発売された初代をずっと愛用してきた。ただ、さすがに七年前のコンデジとなると、普段使いはともかく、仕事のサブカメラとしては画素数や画作りの面でかなり厳しい。ほかのメーカーのカメラもいくつか検討したのだが、手にした時にしっくりくるホールディングや操作感、写りの好みを考え合わせた結果、「やっぱりGRだな」という結論に達して、GR DIGITAL IVを手に入れることにした。
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奥多摩散策

ひさしぶりに遠出。といっても、同じ東京都内の奥多摩へ。ずいぶん昔に一度歩いたことのある、奥多摩湖から奥多摩駅までのハイキングコースをまた歩いてみた。この間新しく購入したばかりの、リコーのGR DIGITAL IVの試し撮りもかねて。まずは、奥多摩駅からバスに乗ってやってきた奥多摩湖にある、小河内ダムの水門。
目指すべき高み
取材のため、朝から巣鴨へ。午前中に一件、午後に二件。それぞれ、まずまず首尾よくやり遂げたが、集中力のオン、オフをくりかえすのは、やっぱり疲れる。
すべての取材を終えた後、品川へ。キヤノンギャラリーで開催中の石川梵さんの写真展「人の惑星(ほし)」のオープニングパーティーに出席させていただく。名前を聞くだけでくらくらするほど錚々たるフォトグラファーの方々の迫力に圧倒されながら、会場の片隅でビールをすする(苦笑)。でも、石川さんや、一年ぶりにお会いした庄司康治さん、「梅里雪山 十七人の友を探して」の著者の小林尚礼さん、「グレートジャーニー」の関野吉晴さんなど、何人かの方にご挨拶ができたので、よかった。
石川さんの「人の惑星(ほし)」は、世界各地の壮大な自然の空撮と、さまざまな民族の生活や文化に密着した写真の数々が同居した、とてつもなく濃密な写真展だった。石川さんが写真を撮り続けてきた、30年という時間が凝縮されている。その密度に圧倒されながらも、「‥‥だったら、自分はどうする?」と、頭の片隅で考えている自分がいた。刺激を受けたというにはおこがましいけれど、改めて、自分の中にある目標設定をセットさせてもらえた気がする。
今まで目指してきたものに、間違いはない。ただ、目指すべき高みは、もっと上にある。
「ラダック ザンスカール トラベルガイド インドの中の小さなチベット」

「ラダック ザンスカール トラベルガイド インドの中の小さなチベット
」
文・写真:山本高樹
価格:本体1700円+税
発行:ダイヤモンド・ビッグ社
A5変型判144ページ(オールカラー、折込地図付)
ISBN978-4478042670
一年半前から準備を続けてきた書籍が、まもなく発売になります。ラダック全域とザンスカールなどを網羅したガイドブックです。豊富な写真と詳細な地図で各地の見どころを紹介するとともに、歴史やチベット仏教、人々の暮らしにまつわるコラムも。ありのままの姿のラダックを知り、かの地を旅する時の手がかりとなる一冊です。
