シュンドルボン国立公園を後にした一行は、世界遺産に指定されているシャット・ゴンブズ・モスジッドのある町、バゲルハットへ。他の人たちからしばし離れて、一人でぶらついていると、どきりとするほど美しい少女が、おずおずと「あの‥‥私の写真を撮ってくれませんか?」と声をかけてきた。
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バングラデシュの旅(1):タンガイル〜シュンドルボン
ファム・ツアーの一員として訪れたバングラデシュでの旅の様子を、とりあえずかいつまんで。旅の始まりは、渋滞でごったがえす首都ダッカを後にして訪れた、タンガイルという町の外れにある村で。村の少年たちがちょっとはにかみながら近づいてきた。
同じ思いを
帰国早々、やたらめったら忙しい。メールはひっきりなしに着弾するし、やらなければいけないことは山積み。一つひとつ順番に片付けていくしかない。
今日は昼から新宿へ。ニコンのサービスセンターでカメラを清掃に出した後、新しい本の件でとあるフォトグラファーの方との打ち合わせと取材。今回の本の取材、まだ始まったばかりなのだが、会う人会う人、みなさん話が面白い。こんなに楽しい取材が続くなんて、今まで経験したことがない。
なんでだろう‥‥と考えてみるに、たぶん、今回の件でご一緒させていただく方々とは、どこかで共通する同じ思いを大切にしているからなのだろう。それはもしかすると、多くの人々にとっては、どうでもいいことなのかもしれない。それでも、僕たちにとって大切なものは、確かにある。それを形にして、同じ思いを大切にしてくれる人に伝えていくのが、僕たちの役目なのだと思う。
がんばらねば、と何度も何度も、自分に言い聞かせつつ。
淡々と荷造り
バングラデシュ取材への出発が近づいてきた。いつものように、淡々と荷造り。僕の場合、常に旅に持っていくものをあらかじめまとめたチェックリストがあって、それを行き先や季節に応じて調整してるだけなので、ほんとに機械的にリストを見ながら荷造りしている。
今の時期のバングラデシュは、暑すぎるほどではなく、比較的過ごしやすい気候らしい。ただ、日本国内で空港までの行き帰りに着る最低限の防寒着は必要なので、スタッフサックに入れてコンパクトに収納できる薄手のダウンジャケットを持っていくことにした。靴は去年のタイ取材で履いたサンダルも考えたが、シュンドルボン国立公園でジャングルの中を歩くというので、無難にいつものローカットのトレッキングシューズにする。あと、ダッカ以外では連泊の予定がなく、洗濯のチャンスも少なそうなので、アンダーウェアはいつもより多めに。そのくらいかな、変更点は。
撮影に使うレンズは、標準ズームと標準単焦点があれば十分かなと思ったが、依頼元から「一応、望遠ズームも持っていってほしい」と言われた。シュンドルボン国立公園のジャングルの中で、もしかすると、何かの動物に遭遇するかもしれないから、と。そんなに都合よくベンガルタイガーやクロコダイルが現れてくれるとは思わないけど(笑)。
「地球の歩き方 タイ 2014〜2015」
2月7日(金)発売の「地球の歩き方 タイ 2014〜2015
」で、データ取材と撮影の一部を担当しました。僕が主に関わっているのは、タイ北部と中部など。改訂版なので、写真は前年版で使われていた別の方が撮影されたものと混在していますが、巻頭の総トビラとグラビアの一部、章トビラの写真など、実はところどころで撮ってるということで(笑)、よろしくお願いします。