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ごはんを食べる

終日、部屋で仕事。週明けの書籍の入稿までは、気の抜けない状態が続く。今日もあれこれバタバタしたが、とりあえずずっと家にいられたので、落ちついて対処できた。

今日のおひるは、例の謎のパン屋でクリームパンやあんぱんを買って、昨日の夜に仕込んでおいたアイスコーヒーと一緒に。夜はひさびさのまともな自炊で、カレーを作って食べた。どちらもうまかった。

ここのところ、仕事の合間にテキトーに食べ物をかっ込むような状態が続いていて、前の日に何を食べたかもろくに覚えていない時もあった。でもやっぱり、食事はしっかり、落ちついてとらなきゃダメだな。それだけで、すーっと気分が鎮まって、性根が据わるような気がする。

困ったことが起こったら、まずは落ちついて、ごはんを食べる。昔観た「サマーウォーズ」という映画で、そんな場面があったことを思い出した。まさにその通り。

バタバタ

今日は何だか、妙に慌ただしい日だった。

さて、仕事を始めようかと思ったら、あっちこっちから問い合わせが殺到していて、メールやら電話やらで、ひたすら応対に追われる。やっと片付いた‥‥と思ったとたん、別のところからメールが来て、そのやりとりに追われ‥‥という感じで、まったく落ちつかず。結局、自分の作業を始められたのは、夜が更けてからになってしまった。

で、作業に集中していたら、急に、外で激しい雨音が。え〜! 天気予報を信じて、ベッドシーツを洗って干しておいたのに‥‥。またしてもあたふたしながら、シーツを部屋に取り込んで、風呂場に緊急避難させる。あーもう。

これだけ徹底的にバタバタな日ってのも、あるんだなあ‥‥。

階上のキリン

昨日の夜、外での仕事を終え、駅からの暗い夜道を歩いて、マンションの近くまで戻ってきた時のこと。

ふと見上げると、僕が住んでいる一階の部屋の真上、三階の部屋の窓に、何やら奇妙なものが見えている。

あれは‥‥キリンだ。キリンだな。どう見ても、キリンだ。

もちろん、うちのマンションはペット禁止なので(そーゆー問題じゃないか)、本物の生きているキリンではないと思うのだが、それでも、窓の高さいっぱいに届くほど、二メートル近くはある大きなキリンだ。いったい、あれは‥‥。バリ島とかでお土産に売ってる、キリンの人形なのだろうか。

僕の家の階上に、キリンがいる‥‥。何だか変な気分だ(笑)。

幻のチャーシュー

終日、部屋で仕事。いつ終わるとも知れなかった膨大な量の原稿整理作業に、ようやくメドがつく。いろいろあった案件だが、とりあえずホッとする。

晩飯を自炊する余裕がなかったので、夕方、近所のラーメン屋へ。月に一度行くか行かないかの店なのだが、ひさしぶりに入ってみると、いつもの初老の店員さんとは別の人が厨房にいる。いつも食べている、一番安い味噌ラーメンの食券を買い、その人に手渡す。数分後、カウンターから差し出された味噌ラーメンを受け取ると‥‥。

ん? 何か足りない?

「おじさん、これ、チャーシューが入ってないですよ?」
「え? うちの普通のラーメンには、チャーシューは入りませんけど?」

そ、そんなはずはない。この店で、かれこれ10回くらい同じ普通の味噌ラーメンを食べてるけど、毎回、チャーシューが一枚入っていたのだ。そのことをもう一度伝えたものの、「うちでは前から、そういう出し方はしてないんですけどねえ‥‥おかしいなあ‥‥」と言われてしまった。

どーゆーことだ。幻のチャーシューだったのか。謎。

コーヒー・ブレイク

今日も朝から、書籍の編集作業にかかりきり。確認事項を赤字に反映させ、目次と索引をゲラと再度照合する。どうにかこうにか、明日にはDTPスタッフさんにゲラ一式を渡せるメドがついて、ほっとする。

夕方、スーパーに買い出しに行くついでに、ふらっと近所のフレッシュネスへ。なんだか、無性にコーヒーが飲みたくなったのだ。自分の部屋で淹れるコーヒーではなく、どこか他の場所でのコーヒーを。

店員さんが運んできてくれたコーヒーは、なぜだかわからないけど、いつもの数倍、おいしく感じた。ここしばらく、集中力を要求される作業で張り詰めていた神経が、するすると解きほぐれていく。ふーっ、とひと息。たまには、外でのコーヒー・ブレイクも悪くない。