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カビとの戦い

海外取材で家をしばらく留守にする時、一番神経を使うのが、カビ対策。

今住んでいるのはマンションの一階なので、普通に暮らしていても革製品などをやられることがあるのだが、海外に出かけると、場合によっては数カ月も部屋を閉め切ったままにするので、何の対策もしないでいると、本当に恐ろしいことになる(汗)。なので、出発前にはベッドシーツなどをすべて洗濯し、除湿剤を各所にセットし、クローゼットは閉め切らず、靴や革製品はなるべく湿気の少なそうな広めの場所に置く。そうしたカビ防止策の準備にも、それなりに慣れてきたと思っていた。

しかし、今年の夏は手強かった。猛烈に暑い日々が続いた後、僕が帰国する頃から毎日のように雨。部屋に戻ってみるとむわっとした湿気がたまりにたまっていて、革ベルトが2本、枕カバーが1枚、それから今年初めまで使っていた古いカメラバッグの外側がカビにやられていた。ベルトはカビを落とした後にエタノールで除菌し、枕カバーもしっかり洗濯したが、カメラやレンズにはカビが大敵なので、カメラバッグはどうにもならない。廃棄するしかなさそうだ。

嗚呼、湿気の少ない部屋に引っ越したい(苦笑)。

不安な前夜

昼のうちに荷造りをすませ、夕方から少し外へ。リトスタは貸切宴会だし、婆娑羅は珍しく予約で満席だしで、パスタとビールで最後の晩餐。まあ仕方ない。うまかったからオッケー。

それにしても、明日からの取材の日々、特に序盤戦に不安が残る。僕以外の先方の関係者のビザが出たの、今日の夕方とかだし(苦笑)。いろいろぎりぎりすぎて、現時点で無理が出てる部分もあるので、道中でトラブルがあるんじゃないかと気が気でならない。とりあえず、30日にスピティに着くまでは、まったく安心できない。

まあ、ここまで来たら、もうなるようにしかならないか‥‥。観念するしかないな。

そんなわけで、しばらくブログの更新をお休みします。帰国は8月26日(水)の予定です。では。

直に響く

しばらく前から続けられている、うちのマンションの屋上の防水工事。いよいよ佳境にさしかかったらしく、今日は朝から夕方まで、かなり大きな音がしていた。

電動のドリルかネジ回しの、ガガガガガ、ゴゴゴゴゴ、という音が、振動とともに響いてくる。壁や天井のコンクリを伝って部屋まで直に響いてくるので、単にやかましいというレベル以上に気になって、どうにも落ち着かない。いつぞやの近所の道路工事以来の困った事態になった。明日も音がするらしいので、日中はどこかに避難するかな‥‥。

それでも、工事そのものに対して嫌な気分にならないのは、施工業者さんが作業の予定をチラシや貼り紙でこまめに伝えてくれるから。最初に工事開始のチラシを一枚放り込んだだけで、その後何カ月もの間、たいして必要でもない道路工事をえんえん続けさせた武蔵野市に比べれば、全然ましだ。

新規会員

僕は普段からスーツを着るような職業ではないので、クリーニング店を利用するのは、年に一度、今くらいの時期に冬物のコートやセーターを持っていく時くらいだ。近所には何軒かクリーニング店があるけど、持っていく店はここ数年決まっている。

その店では新規会員になると、一年間有効の会員証をくれて、特典としてその初回のクリーニングを半額にしてくれる。で、一年後に会員証の有効期限が過ぎると、また一年間有効の会員証をくれて、特典の半額サービスをしてくれる。つまり僕の場合、年に一度、会員証の有効期限が過ぎた直後に冬物をクリーニングに出すようにすると、毎年常に半額で利用できる。これは僕が気付いたわけではなく、お店の人がわざわざ「そうした方がいいですよ」と入れ知恵してくれたのだが。

このシステム、ありがたいといえばありがたいけど、油断してると冬物をクリーニングに出すのがどんどん後にずれていくので、うっかり夏にならないように(苦笑)、気をつけねば。

いきなり工事現場

今朝は別に早起きする必要もなかったのだが、8時過ぎ頃、どんがらどんがら、がしゃんがしゃん、というけたたましい金属音で目が覚めた。

今日あたりから、うちのマンション(3階建て)の屋根の防水工事をやり直すという話は聞いていたのだが、なぜ1階にある僕の部屋のすぐ外でこんな大きな音がしてるのだろう。しばらくして外に出てみると、僕の寝室の外側に、地上から屋根の高さまで、外壁に沿って鉄パイプの細長いやぐらが組まれている。頂上にはウインチが据えられていて、工事に必要な材料を上に運び上げるためのものらしい。刺激臭のするコーティング剤か何かの缶が、浴室の換気窓の外に山積みされている。どうりで部屋がシンナー臭いと思った。

屋根の工事だから関係ないやと思ってたら、実は結構ダイレクトに影響を受けることになってしまった。これからしばらく、寝室のすぐ外が毎朝こんな感じなのか。何だか落ち着かないなあ‥‥。