沖縄への旅を終え、昨日の夜、東京に戻ってきた。気温の落差が激しすぎる(苦笑)。
初めての沖縄、しかも目的地はやんばるという、知らないことだらけの土地への旅だった。二泊三日という駆け足の滞在だったので、やんばるの表面をささっと撫でたくらいのことしか見聞きできなかったが、それでも一つひとつの出会いが本当に新鮮だった。その場所を旅してみなければわからないことはたくさんあるのだと、あらためて思い知らされた。
たぶん、いつかまた、行くことになるのだろうな。写真は、天仁屋の高台にて。
沖縄への旅を終え、昨日の夜、東京に戻ってきた。気温の落差が激しすぎる(苦笑)。
初めての沖縄、しかも目的地はやんばるという、知らないことだらけの土地への旅だった。二泊三日という駆け足の滞在だったので、やんばるの表面をささっと撫でたくらいのことしか見聞きできなかったが、それでも一つひとつの出会いが本当に新鮮だった。その場所を旅してみなければわからないことはたくさんあるのだと、あらためて思い知らされた。
たぶん、いつかまた、行くことになるのだろうな。写真は、天仁屋の高台にて。
2冊の書籍の編集作業をほぼ同時進行で抱え、月末からは新規の仕事やWeb連載のためのインタビューもあり、何より確定申告の準備も終わっていないというのに、今週の金曜から、2泊3日で沖縄取材である。自分でも信じ難い。
ほんとに大丈夫なのかといまだに半信半疑なのだが、沖縄に行ったら行ったでずっと取材漬けだし、どこにいて何をしていても忙しいのには変わりないから、もう、開き直るしかない。やれるだけやって、それでどうにもならなかったら、仕方ない。その時はその時で考える。
そんな風にカリカリしながら前の日の夜まで机に向かっていても、出発の朝になって、ダッフルバッグを担いで家を出て、空港行きのバスに乗れば、たぶん、パチンとスイッチが入ると思う。短いけれど、ひさしぶりの旅へのスイッチ。
しかし、ほんとに出発できるんだろうか……(汗)
昼、新宿で取材。今年もいよいよ始まった、大学案件シリーズ。今月はまだ序の口だが、来月下旬あたりから確実に、死ぬほど忙しくなる。毎年のことながら、体力勝負の春になりそうだ。
取材を終えた後、すぐ歩いていける距離だったので、先週切り替えを申請しておいた新しいパスポートの受け取りへ。窓口は空いていて、あっという間に受け取ることができた。窓口で自分の名前と生年月日を口にするように言われ、何だか新鮮だった(笑)。
新しいパスポートはぴかぴかで、しわもよれもなく、ページをめくるとぱりぱりと音がする。それだけで、何だかとても気分がいい。まあ、そう遠くないうちに、いろんなスタンプを乱暴に押されたり、ビザのステッカーを適当に貼り付けられたり、入管で雑に扱われたりで、どんどんよれていくのだろうけど。
これからの十年、僕はこのパスポートで、どんな旅をするのだろう。ラダックか、アラスカか、それともまだ見ぬ地に行くのか。わからない。だから楽しい。まっさらなページに、これからの僕の旅が刻み込まれていく。
午前中に家を出て、昼、神保町でインタビューの収録。今日も面白い話を伺うことができた。終わった後、カメラバッグを背に渋谷に移動。マメヒコでコーヒーを飲んだりして少し時間をつぶし、夕方から新しい仕事の打ち合わせ。この案件、年に数回のペースで発生することになりそうだ。
ふと気がつくと、今、やっぱり、仕事の数が集中しすぎてる。いや、うすうす感づいてはいたんだけど、それにしても……。あれもやらなきゃ、これも進めとかなきゃ、と気ばかり焦って、何だか落ち着かない。ほんとに全部捌けるのかな、大丈夫かな、と自分でも自信が持てなくなる。
まあでも、やるしかない。それが仕事だから。
この季節になると、考えたくない、手をつけたくない、でもやらないわけにはいかない作業がある。確定申告の準備。
今年に入ってからも、忙しいのを言い訳にして、後回し、後回しにしてきたのだが、各社からの支払調書もほぼ揃ってしまったからには、着手せざるをえない。ちょっとでも気を紛らすため、ジャイルス・ピーターソンの3枚組CD「MASTERPIECE」をぶっ通しでかけながら、関連口座のデータをチェックして仕訳の準備に取りかかる。
しばらく作業に没頭していて、やっぱりどんどん気が滅入ってきて……はたと気づいた。確定申告の準備を憂鬱に感じる、最大の理由に。その年の稼ぎがよくてウハウハだったなら、メンドクサイ作業も苦にならないはずじゃないか。ここしばらく、ずっと出版不況のあおりで青息吐息のていたらくなのに、国民健康保険だ市民税だ都民税だとズバズバさっぴかれてるのをリアルな数字で見せつけられたら、そりゃ気も滅入るわ。
あー、リッチになりたい。贅沢したいとかじゃなく、税理士さんを雇えるくらいの余裕を持ちたい。そしたら、メンドクサイことは全部おまかせして、銭勘定のことはきれいさっぱり忘却の彼方に放り投げたい。まあでも、無理だな(苦笑)。