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スライム肉まんの日

今日は一日中、家で仕事をしていたのだが、Twitterのタイムラインを見るかぎり、日本国内はスライム肉まんの話題でもちきりだった。

ファミマが発売したこの肉まん、僕は色が青いというだけでも思いっきり食欲が萎えてしまうのだが、世間では意外なくらい好評だったらしく、もうほとんど売り切れ状態。「全滅」という貼り紙をした店もあったとか(笑)。知人の旦那様は、入籍記念日にスライム肉まんを買って帰ろうとして玉砕したそうだ。

で、首尾よく買った人たちは、あの手この手で遊んだ写真をWebにアップしている。ホイミスライムやメタルスライムにしたり、一刀両断したり‥‥。まあ、お世辞にもうまそうには見えないのだが(笑)、味はどうだったんだろ?

はー。日本人って、のほほんとしてるなあ。

移動か、それとも沈没か

昨日は、日帰りで鎌倉に遊びに行った。前から行ってみたかったカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュでオムライスとマンデリンを堪能し、晩秋の海辺をぶらぶら歩き、夜は旅音の林澄里さんと本田あまねさんのトーク&スライドショーに参加。写真と絵と音楽と楽しいおしゃべりで、異国の安宿のロビーでくつろいでいるような気分になった。

そのトークの中で、旅人の行動パターンが「移動型」と「滞在型」(またの名を沈没型)の二つに大きく分かれるという話が出た。林さんは移動型で、気に入った街でもだいたい三日で次の街に移動するのだという。

で、自分はどうかなあ、と思い返してみると‥‥やっぱり僕も移動型で、二、三日で次の街に向かってしまうことが多かった。ただ、いったんその街が気に入ってしまうと、一、二週間くらいは平気で居座ってしまうこともあった。見どころが多いか少ないかは関係なく、おいしいごはんが食べられる場所と、気持よく散歩したりできる場所があれば、僕にとっては十分だった。

そういう意味では、ラダックを気に入って足かけ一年半も居座り続けてしまった日々は、壮大な沈没だったと言えなくもない(笑)。

日帰りで大阪へ

朝四時起床。昨日買っておいたコンビニおにぎりを頬張り、身支度をして、出発。今日は大阪での日帰り取材だ。外に出たとたん、真っ暗闇を吹き荒ぶ木枯らしに早くもトホホな気分になる。

東京駅六時過ぎ発の新幹線は、品川と横浜でどやどやと客が乗り込んで、かなり込み合っていた。ビジネスマンは大変だなあ。窓の外には、青空に屹立する富士山。iPhoneで音楽を聴きながら、しばらくの間、うとうとする。

九時ちょっと前、大阪に到着。大阪駅がものすごく豪華になっているのにびっくり。エスカレーターに乗る時の並び方が左右逆だ。そして女の子たちの関西弁がかわいい(笑)。

十時から始まった取材は、先方のご協力のおかげで、スムーズに終了。帰る前に、梅田界隈を少しぶらつく。小さな飲食店がたくさん並んでいるあたりで、小さなお好み焼き屋にふらっと入り、モダン焼とビールを注文。うまい‥‥。取材が終わった後は、五割増しでうまい(笑)。

その後、再び新幹線で東京に向かい、夕方頃に三鷹に戻ってきた。明日も午前中から新宿で取材だけど、とりあえず、今日はもうポンコツ(苦笑)。

甘いもの

昼過ぎ、おひるを食べにリトスタへ。日替わりの鶏の唐揚げ中華香味だれ定食、そしてビール。真っ昼間から飲むビールは格別うまい。自堕落な気分を手軽に味わえる(笑)。

食後のコーヒーを飲みながら午後三時過ぎまで粘り、ティタイムに突入したところで、昨日の予告通り、かぼちゃプリンをオーダー。どっしり濃厚な味で、舌触りがちょっとざらっとして、まさにかぼちゃそのもの。これまたおいしくいただいた。

すっかり満足して、ぶらぶら近所を散歩した後、家に戻る。昼のうちにたらふく食べたので、晩飯は家にあったパスタをささっと茹でて済ませる。でも、たかねで買った栗蒸し羊羹が、夜のデザートにあるのだった(笑)。甘いものは、人をちょこっと幸せにする。

六月のような十月

午後、映画を観に渋谷方面に出かける。何だか蒸し暑い。十月なのに、まるで六月頃のような天気だ。

途中、表参道にある店に寄って、前から目をつけていたジーンズを購入。ジーンズを買ったのは本当にひさしぶりだったのだが、ウエストが30インチでぴったりだったので、ひと安心。太ってなかった(笑)。

その後に観た映画は——たぶん明日レビューを書くけど——先週観た映画が結構重い内容だったので、今週はほのぼのした牧歌的な映画を選んだつもりが、ある意味、先週以上に重かった(苦笑)。どよーん、とした気分を晴らすべく、新宿に移動し、アカシアでピルスナービールとビーフシチューのプチ贅沢。蒸し暑かったので、ビールがうまい。

まあ、映画はいい映画だったし、ジーンズは買えたし、おいしいものも食べられたしで、いい休日だったかな。