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おいしいものを食べると

夕方、荻窪へ。「北欧、暮らしの道具店」の青木さんと、潮州で会食。ずいぶんひさしぶりだったのだが、お店のみなさんが僕のことを覚えていてくださってたのが嬉しかった。XO醤、焼き餃子、鱈の黒豆ソース蒸し、エビマヨ、レタスチャーハン‥‥。毎度のことながら、うますぎる。うますぎて動揺した(笑)。

こう書くと何か変だけど、僕は、おいしいものを食べるのが好きだ(笑)。高級ワインやフォアグラよりも焼き餃子に生ビールの方が好きで、食べログにしたり顔でレビューを書くような人は嫌いだけど、おいしいものは好き。たぶん、本当においしいものは、それが高級食材かどうかなんてあまり関係なくて、生産者や料理人のもてなしの心が籠っているかどうかで決まるのだと思う。

おいしいものを食べると、心がほかほかする。今日も、ごちそうさまでした。

店長おまかせコース

昨日は、昼過ぎに蒲田まで出かけて打ち合わせ。あるフォトグラファーの方に、今作っているガイドブックに必要な寺の写真(今は内部の撮影が禁止されている)をお借りするため。幸い、望んだイメージのカットを使わせてもらえることになって、ひと安心。その後夕方まで、編集者さんと細々とした打ち合わせ。いろいろ決まった。発売日まで決まった‥‥。時間がない。がんばらねば。

夜は三鷹のリトスタで、たかしまてつをさんと中村文を囲んで、ナロの写真展を愛でる宴。今回は「店長おまかせコース」というコースメニューにしたのだが、前菜からメインまで、全員に行き渡る分の料理がとんとんと出てくるので、とても楽だった。かきと豆腐のあんかけ煮や鶏の唐揚げが、どーん!と大皿で出てくると、それだけで全員かなりテンションアップ(笑)。普段は出ない生春巻や鮭のちらし寿司といったメニューも出てきて、みんな満足、満腹。いい宴だった。

ある程度の大人数なら、店長おまかせコース、狙い目かも。

東京の雪

朝、何かうるさいなあと思って起きたら、マンションの窓のすぐ外で、また道路工事をやっている。ダダダダダ、と部屋の中のものが震えるくらいの振動で、ラジオの音もまともに聴こえない。こりゃダメだ、と思って、駅前までいくつか用事を片付けに出かける。帰りにスーパーで食材を仕入れ、晩飯に豚汁をたっぷり仕込む。寸胴にいっぱい作ったから、たぶん、あと二食は豚汁でいけるだろう(笑)。

晩飯の後、机に向かって仕事をしていると、暖房をつけているのに、部屋の中が底冷えしてきた。Twitterでみんなが「雪だ!」とつぶやいている。窓を開けると、直径五センチくらいの大きなぼた雪が、ぼたぼた、ぼたぼたと降っていた。地面が、生け垣が、向かいの屋根が、みるみる白くなっていく。

積もりそうだな、これは‥‥。どうなるんだろ、明日。

よいお年を

今日も今日とて、部屋で仕事。昨日からドツボにはまっている難関に挑みはじめる。たった2ページを書くのに、こんなに神経を使うとは‥‥。これだけややこしいことを、限られたスペースの中で、予備知識がない人にもわかりやすく伝えるのは大変だ。もはや、脳内はヤマーンタカでマハーカーラでカーラチャクラな状態。ちゃんと勉強し直さなきゃダメだな、これは。

夕方、仕事を切り上げて、リトスタで一人晩酌。生ビール、カキのオイル漬け、大根とブリのあら煮、イカワタチャーハン。たっぷり食べて、いっぱい笑って、元気が出た。何とかなるさ、たぶん来年も。

明日から1月2日の夕方まで、安曇野に行って実家の人間たちと会ってきます。みなさん、よいお年を。

英才教育

夜、吉祥寺のタイ料理店、アムリタ食堂で忘年会。参加者は、十年以上前に勤めていた職場の元同僚たち。大部分の人は、もうその会社には関わっていないのだが、こうして今も集まって他愛のない話に興じることができるのは、うれしいことだなあと思う。

今夜のスペシャルゲストは、参加者のご家族の一人娘、ひなちゃん(三歳)。リンゴジュースでダメな大人たちと乾杯し、小さなタイ国旗が飾られたお子様ディナーをもりもり食べて「おいし〜!」とご満悦。で、おなかいっぱいになったら「おうちに帰る〜!」と、これまた正直で大変よろしい(笑)。

ひなちゃんには着々と英才教育が施されている。以前お母さんがInstagramにアップした写真には、ひなちゃんが「お母さん、ロボット作ったの〜!」と披露した、青、赤、黄の三体の人型が映っていた。また、以前ひなちゃんが「あんたバカァ?」とお母さんに言ったので、「バカって誰が?」と訊いたら、「バカシンジに決まってるでしょ!」という返事が返ってきたそうだ。‥‥将来有望だ(笑)。

たぶん来年は、親子三人で「Q」を観に行くに違いない(笑)。