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納豆入り豚キムチ

僕はよく家で豚キムチを作るのだが、今日は冷蔵庫に賞味期限切れ直前の納豆があったので、試しに投入してみたら、まじで泣けてくるくらいうまかった。そのことをTwitterでつぶやいたところ「レシピプリーズ!」というリクエストをいただいたので、今日はその納豆入り豚キムチの作り方をご紹介。豚キムチ自体のレシピはAll Aboutあたりに載っていたのを参考にしている。

■材料(二人前)
豚肉(100グラム程度)、キムチ(豚肉と同量)、ニラ(1束)、長ネギ(1/2本)、ショウガ(1かけ)、ニンニク(1かけ)、納豆(1パック)、卵(1個)、しょうゆ(小さじ1)、オイスターソース(小さじ1)、ごま油(適量)

■作り方
・豚肉とキムチはほどほどの大きさに切る。ニラはざく切り、長ネギは斜め切り、ニンニクとショウガはみじん切り。卵は溶いておく。納豆は付属のタレなどと一緒に混ぜておく。
・フライパンでごま油を熱し、中火くらいにして、ニンニクとショウガを入れる。香りが出てきたら豚肉を投入し、豚肉の色が変わってきたら長ネギを投入して炒める。
・キムチを投入し、豚肉や長ネギとなじませるような感じで少し炒める。しょうゆとオイスターソースを加え、さらに炒める。
・納豆を入れてざっくり混ぜ、ニラを投入して軽く混ぜる。ニラがちょっとしんなりしてきたら火を止め、溶き卵を入れて、卵で全体をまとめるように混ぜればできあがり。

まあ、テキトーに作っても失敗しようがないくらい簡単なレシピだけど、ニラは火が通り過ぎるとおいしくなくなるので、最後に軽く混ぜ入れてちょっとしんなりする程度で。熱々のごはんの上にのっけて、納豆入り豚キムチ丼にして食べるのも一興かと。

メギとワイワイ

日曜だけど、急いで書かなければならない原稿があるので、出かけられない。食事を作る暇も惜しいので、昼はサッポロ一番みそラーメンに、ざく切りにした便利菜と、玉子とラー油を入れたものをささっと食べる。

ラダックでは、インスタントラーメンのことを「メギ」と呼ぶ。これはラダック語ではなくて、一番たくさん出回っているラーメンが、ネスレのマギーブランドのものだから。「マギー」が「メギ」と微妙に変化して、そのまま呼び名となっているわけだ。

本来はいろんな味のバリエーションがあるらしいけど、ラダックで出回っているのは、マサラ味の粉末スープが入っているものばかり。一度食べると正直飽きてしまう味なのだが、トレッキングに持っていくと、寒い時にはメギのマサラスープが身体をあたためてくれるので、割と重宝する。それに、どんなに山奥の村でも、一軒でも店があれば、まず間違いなくメギが売られている。旅のスタイルによっては、ラダックで一番口にする機会の多い食べ物かもしれない。

ラダックの子供たちは、このメギが大好き。お湯で調理して食べるのはもちろん、袋を開けて粉末スープをふりかけ、ベビースターラーメンよろしくぽりぽり食べるのも好きだ。まあ、あんまり子供の身体にはよろしくない食べ物だが、どこの国でも、子供たちはそういう身体に悪そうな食べ物が大好きだからなあ。

最近のラダックではメギのほかに、ワイワイという他のメーカーのラーメンも見かけるようになった。こっちはマサラ味ではなく、何か微妙な感じの味付けで、ラダック人にはあんまり人気がない。食料品店でも売れ残りがちだから、僕のような外国人がトレッキングの食料を調達しに行くと、メギの代わりにワイワイを売りつけられそうになる(笑)。メギファンの人はご用心を。

自炊、再び

九月初めにラダックから帰ってきて以来、何だかんだで自炊をサボっていた。

まったく台所を使わなかったわけではなく、そうめんやうどん、パスタ、ラーメンなど(麺類ばっかりだな)は頻繁に作っていたのだが、ごはんを炊いて、おかずも何品か作って‥‥という元の水準までには戻っていなかった。ここしばらくずっと忙しかったというのもあるが、両親がアラスカを旅行していた関係で、実家の野菜が届いていなかったのが一番の理由。最近、野菜がメチャクチャ高騰しているし‥‥。が、先日ひさびさに野菜が送られてきたので、そろそろ自炊を本格的に再開することにした。

いつもは手元にある野菜に合わせてクックパッドでレシピを探すのだが、今日は「北欧、暮らしの道具店」のブログで紹介されていた炊き込みごはんを作ってみることにした。ベーコンやオリーブオイル、レモン汁を使った、ちょっと洋風な感じのレシピ。今回はレモン汁の代わりに、実家から届いたスダチの絞り汁を使ってみた。

作り方は超簡単、材料をごはん鍋にぶち込んで炊くだけ。できあがった炊き込みごはんは、スダチが利いたさっぱり食べやすい味で、なかなかうまい。どんぶりに盛って、はふはふ言いながら食べる。おかずは実家の小松菜で作ったおひたし。ひさびさの本格的な自炊にしては、満足のいく出来上がりだった。

明日は、長ナスとパプリカで甘酢炒めでも作ろう。