10月4日(土)に発売された「地球の歩き方 バングラデシュ 2015〜2016」の巻頭グラビアで、ほんの4ページほどですが写真を提供しています。ダッカ近郊を走る列車の紹介記事と、チッタゴン丘陵地帯にあるバンドルボンという町の紹介記事の部分です。バングラデシュに興味があるという方は、ご覧になってみていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
Tag: Bangladesh
「“旅”が始まったばかりの国、バングラデシュ」
ダイヤモンド・ビッグ社の「地球の歩き方」編集部のサイトで、今年二月に行ったバングラデシュの取材レポートを遅まきながら連載していくことになりました。これから十月頃(「地球の歩き方バングラデシュ」の改訂版が発売される時期)までかけて、全部で四回に分けて掲載されていくそうです。これに合わせて写真を選び直し、文章も新たに書き起こしました。サイトのデザインがやや古いため見づらく感じられるかもしれませんが、写真は一応Retina対応にしてもらっているので、ある程度はディテールも見られると思います。
タイトルは「“旅”が始まったばかりの国、バングラデシュ」。まだ観光というものが未発達な、でも、だからこそ感じることのできるバングラデシュの魅力と奥深さを、門外漢ながら伝えていければと思っています。
バングラデシュの旅(2):バゲルハット〜ダッカ
シュンドルボン国立公園を後にした一行は、世界遺産に指定されているシャット・ゴンブズ・モスジッドのある町、バゲルハットへ。他の人たちからしばし離れて、一人でぶらついていると、どきりとするほど美しい少女が、おずおずと「あの‥‥私の写真を撮ってくれませんか?」と声をかけてきた。
バングラデシュの旅(1):タンガイル〜シュンドルボン
ファム・ツアーの一員として訪れたバングラデシュでの旅の様子を、とりあえずかいつまんで。旅の始まりは、渋滞でごったがえす首都ダッカを後にして訪れた、タンガイルという町の外れにある村で。村の少年たちがちょっとはにかみながら近づいてきた。
入口に立つ
今朝到着の飛行機で、バングラデシュから日本に戻ってきた。
バングラデシュでの12日間のファムツアーは、長時間の移動と短時間の観光のくりかえしで、朝早くに起きてから夜まで予定ぎっちりの、あわただしい日々だった。いつものラダックくんだりの旅に比べると、バスも路面状態もずっとよかったので、体力的な疲労はさほど問題なかったが、できるだけ取材と撮影をしたいのに、自由時間がまったくなく、ひたすら団体行動を強いられるというやりにくい状態が続いたので、精神的に疲れた(苦笑)。
それでも、今回の機会を得て、バングラデシュという国の入口に立てたことは、個人的にはけっして無駄ではなかったと思う。これからもたぶんこの国とは、何かしらの形で関わり続けていくことになるのだと思うし。
さて、写真の整理もぼちぼち始めなければ。自由時間はなかったけど、それでも何枚かは当たりがあったはず。