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ドナドナ再び

昼、リトスタで、リトスタの元ホールスタッフのまあこさんと会う。彼女が使っていたMacBookが壊れてしまったというので、手元にある古いMacBook Proを譲ることにしたのだ。

前に書いたエントリーでは、岡山の実家にバックアップとしてMacを保管するつもりでいると書いた。でも、そうして使わずにずっと眠らせておくより、身近な知り合いで切実に必要としてる人がいるなら、使ってもらうにこしたことはない。実家でのバックアップは、古いTime Capsuleを持ち帰ればそれである程度大丈夫だし。

今回の話が持ち上がったのは、まあこさんのMacが壊れてしまったのをたまたまツイートで知ったからなのだが、三年前に液晶テレビを昔の職場の後輩に譲った時もツイート経由だったし、ファクス複合機やPowerBook G4なども、それぞれツイート経由で知人にドナドナされていった。Twitterというのは、こういう時に何気に威力を発揮する。

ドナドナされていったMacが、新天地でも活躍しますように。

Aside

Mac OS X MavericksがプリインストールされたMacBook Pro Retina 15-inchが届いたので、さっそくセットアップして、旧MacBook Proで使っていたTime Capsuleのバックアップからデータを移行させた。ところが、無料で使えるはずの最新版のiLife(iPhoto、iMovie、GarageBand)とiWork(Pages、Numbers、Keynote)の一部がどこにも見当たらない。Mac App Storeからのダウンロードも有料と表示されてしまっている。

アップルのサポートセンターに電話で問い合わせたところ、日本のMac App Storeでの対応が間に合っていないのが原因とのこと。システム環境設定の「言語と地域」で「優先する言語」を「English 英語」に切り替え(メニュー内で一番上にドラッグする)、Macを再起動してからMac App Storeにアクセスすると、最新版のiLifeとiWorkのすべてのアプリが無料でダウンロードできるようになるという。

正直、アップルらしからぬていたらくだなと思ったのだが、サポートセンターで受け付けてくれた若い声の男性が「実は私もプライベートで同じような目に遭ったんですが‥‥大丈夫です!」と思わず口走っていたのが、何だか微笑ましかった(笑)。

バックアップという課題

終日、部屋で仕事。今週初めからコツコツ頑張った甲斐あって、タイ取材関連の作業はほぼメドがついた。あとは、取材経費と領収書の整理だな。これが地味にメンドクサイ。

一昨日のエントリーで、もうすぐ仕事用のMacBook Proを買い替えるつもりだと書いた。で、新しいのを買ったら、今使っているのをどうしようかと考え中。当初は初期化して中古買取に出すつもりだったのだが、ここにきて、年末に実家に持ち帰って保管しておこうかと思い直している。

その主な理由は、写真データのバックアップのため。ここ数年、ラダックに通って撮りためた写真は膨大な数になる。今までにも、DVDに焼いたり、複数の外付ハードディスクにコピーしたりしてバックアップを取ってはいる。ただ、それらはすべて、東京の自宅にある。もし万が一、自宅が火事やら何やらでトラブったら、それらがすべておじゃんになる可能性も捨てきれない。

だから、これまでの写真データが詰まっている今のMacBook Proを、そのまま岡山の実家に持って行けば、遠隔地にバックアップを一つ確保できることになる。実家方面はMac環境が皆無だから、外付ハードディスクだけを持って行くより何かと都合がいい。

写真がデジタルであることがすっかり当たり前になった今、そのバックアップの課題について、もう一度ちゃんと考えておかねば、と思う。どんな原因であれ、消えちまったら、はいそれまでよ、なのだから。

仕事の道具

そろそろ、仕事で使っている道具の刷新に迫られている。具体的には、執筆・編集で使うMacBook Proと、撮影で使うカメラやレンズなどだ。

どちらも四年ほど前に買ったもので、最近はだましだまし使ってきたが、性能的には時代遅れ気味。老朽化というほどではないけれど、よりよいクオリティを目指すには切り替えた方がいい時期だ。来年四月には消費税も上がってしまうそうだし、潮時と言える。

MacBook Proは、昨夜発表された最新版の15インチモデルを選べば大丈夫だろう。問題は撮影機材の方で、カメラは実勢価格がだいぶこなれてきたD800にするつもりなのだが、あのカメラの性能を引き出せるレンズは限られているので、熟慮しなければならない。標準ズームはシグマの24-105mm F4 DG OS HSMに期待してるんだけど、どうかな。あとは、揃えようとしたらきりがないので、懐具合に応じてぼちぼちと。

これらに付随して、地味に高くつくのが、メモリーカードとか、バックアップ用の外付ハードディスクとか。もろもろ全部合わせると短期的には大赤字になってしまうような出費で、正直きついけど、致し方ないか。腹を括るべ。

スライドを作る

モンベル渋谷店で開催するトークイベントまで、あと一週間。本番でスクリーンに映すスライドデータの制作に取り組んでいる。

意外に思われるかもしれないが、編集者として今までやってきた中で、パワポの類を使ってスライドで企画のプレゼンなどをしたことは、一度もない。仕事の性格上、大人数を前にスライドを使う必要がなく、数枚の紙にプリントアウトした企画書があればそれが一番だった。だから、スライド制作用のソフト、MacでいえばKeynoteなどは、あまり使い慣れてはいない。

個人的には、大勢の人に自分の写真などを見せるスライドには、余計なエフェクトや動きの演出は必要ないと思っている。そういう演出は伝えたいことの本質ではないし、お客さんも期待していない。それに、何しろ使い慣れていないから、往々にして間の悪い演出になってしまうし(笑)。

さて、当日までに、きりきり準備せんと。