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ケープ・マレーの味

今日は昼から夜まで、写真展開催中のポイントウェザーに在廊。激混みというほどでもなく、ほどよくにぎやかで、穏やかな時間だった。来週からラダックに行くという方が訪ねてきてくれたり、知り合いも大勢来てくれたりで、愉しく過ごすことができた。

お店ではおひるに週末限定のインドネシア定食をいただいた。サンバルゴレンウダンに、豚肉の甘辛煮や空芯菜炒め、ガドガドなど。甘味がある中にほどよくスパイスの効いた味。インドネシアは未踏の地なのに、どこかで似たような味を経験したような気が……と思ったら、去年の南アフリカ取材の時にケープタウンで食べた、ケープ・マレー料理の味。

南アフリカにはかつて、オランダ東インド会社によってジャワから大勢の人々が奴隷として連れてこられた。その子孫は今、南アフリカでケープ・マレーという確固としたコミュニティを築き、文化を受け継いでいる。ケープ・マレー料理も彼らのそうした文化の一つだ。

思いがけない人とばったり再会したような、そんな気分になった。

南アフリカ観光局「旅人インタビュー」

南アフリカ観光局「旅人インタビュー」南アフリカ観光局のサイト内にある「My South Africa Story 旅人インタビュー」のコーナーに、昨年プレスツアーで南アフリカを訪れた際のレポートと写真を寄稿させていただきました(コーナー名はインタビューとなっていますが、自分で執筆した文章です)。「アフリカの自然と野生動物に会いに行く ゲーム・ドライブを体験して」という記事タイトルをクリックすると表示されます。内容はゲームドライブの際のカメラ機材や撮影のTIPS、体験したエピソードについてなど。よかったらご一読いただけると嬉しいです。

脚力減衰

身体がすっかりなまっている。いつもなら、時間がなくても部屋の中でスクワットの5、60回もやってるところだが、最近はそれもやらないでいた。

実は去年の夏、インドに行っている間に、左膝を痛めた。どこでどう痛めたのか全然心当たりがなく、たぶん撮影でアドレナリンが出まくってた時に何かのはずみで、ひねるか何かしたのだと思う。立ったり歩いたりするのにはさほど問題なかったのだが、深く足を曲げてしゃがんだり胡座をかいたりするのは、正直かなりきつかった。

ラダックツアーのガイドを務めていた時は、ごまかしながら乗り切った。その後の南アフリカ取材では、そこまで自分の足で駆けずり回らなくてもよかったので、何とかクリア。毎日死ぬほど歩き回るタイ取材が始まるまでにはどうにか普通に歩けるようになったが、それでもしゃがみこんで撮影する時などは、慎重に足を曲げるようにしていた。

今は痛みも腫れもまったくないけど、運動不足の分、筋力はかなり落ちていると思う。だからといって、いきなり片足スクワットは無理なので(笑)、ゆっくり慣らしながら、春先にはどこかの里山に歩きに行きたいなと思う。

今年の夏から秋にかけても、いろいろあるしね。

South Africa, Into the Wild

「BE-PAL」南アフリカフォトレポート短期連載

southafrica小学館のアウトドア雑誌「BE-PAL」のWebサイトで、2015年9月に南アフリカで参加したプレスツアー取材を基にしたフォトレポートの短期連載がスタートしました。11月4日(水)から毎週水曜日、全部で8回にわたって掲載されます。サバンナの上空を浮遊する熱気球、ゲームサファリで出会った数多くの野生動物たち、アフリカ大陸の南の果ての喜望峰など、いろいろ盛りだくさんでお届けする予定です。よかったら週に一回、ご覧になってみてください。よろしくお願いします。