自重筋トレ再開

右肩の四十肩の症状が、だいぶ収まってきた。疼くような痛みはもう全然ない。肩回りの可動範囲はまだ狭いが、リハビリのストレッチのかいあって、徐々に広がりつつある。というわけで、おそるおそるではあるが、自宅での自重筋トレを徐々に再開していくことにした。

約半年ぶりの筋トレ。笑えるくらいなまってる(苦笑)。プランクはほんの2分でぷるぷるするし、腕立て伏せもきっちりやると20回でいっぱいいっぱい。サボりたくてサボってたわけじゃないけど、中年のおっさんの身体って、動かすのをサボると、ほんとにあっさり衰えるのだな、と実感する。

まあ、四十肩を発症する前までは、四、五年ほど筋トレをやっていたので、無理せずきっちり取り組めば、それほど苦労せずに元の水準まで戻せるとは思う。ちゃんと身体を作り直して、来年以降の海外取材とかに備えねば。がんばろ。

衆院選に思う

昨日は衆院選の投開票日だった。僕の住んでいる場所の選挙区では、自分の投票した候補の当確がゼロ打ちで出たので安堵したのだが、全国での最終的な結果は、何というか、予想していた中でも下から二番目ぐらいに酷い結果になった。

衆院選に突入したタイミングでコロナ禍が急に収束して、大勢の国民が「色々大変だったけど、とりあえずお疲れさまー」みたいな心境になっていたのは、かなり影響したと思う。自民党が9月の総裁選でメディアジャックをして、そこからすぐに衆院選に突入した効果もあっただろう。大阪府民が何であんなに維新を好きなのかは、僕には死ぬまで理解できないと思うが(苦笑)。

その一方で、野党第一党である立憲民主党が、他の野党と共闘して統一候補を大勢擁立したのにもかかわらず、最終的に前回より議席を減らしたのは、むべなるかな、と思う部分もある。実際、僕も比例では、別の党に票を投じた。

ここ最近の立憲民主党は、他党の議員の合流によって頭数だけは増えてきたけれど、大所帯になってきた分、意思決定でも行動でも、どうにも筋が通らず、煮え切らない場面が多くなっているように感じる。野党間での政策や候補者の調整も、共産党などから再三再四せっつかれていたのに動きが鈍かったと聞く。もともと地方組織も脆弱な上、準備まで立ち遅れていたら、ドブ板選挙に慣れている自民党の地方組織には競り負ける。そういう競り負けの蓄積が、今回の議席減につながったのかもしれない。

このまま何も軌道修正できなければ、立憲民主党は凋落の一途を辿るだろう。その可能性は、それなりに高いと個人的には感じる。

日本はこれから、どうなるのだろう。愚かなポピュリズムとファシズムに突っ込んでいって、気がついた時には何もかも手遅れ……みたいなことにならなければいいが。それを変えられるのは、やっぱり、一人一人の一票でしかない。まだ、その一票の権利が、守られている間は。

疲れたら、食べる

今週はずっと忙しかった。先週日曜の夜には配信トークイベントに2時間出演。月曜から木曜まで、日中はコワーキングスペースで音声起こし作業。木曜の夜は下北沢で別のトークイベントの立ち会い。金曜は、来年の夏に出す新しい本のキックオフミーティング。

そんなこんなで、自分でも思ってた以上に、疲れがたまっていた。電車で移動中も、席が空いてたら、座り込んでちょっとぐったりしてしまったり。

こういう時には、絶対確実においしいごはんを、腹いっぱい食べたいのである。

打ち合わせで都心に出ていた金曜の夜は、一人で外食と決めていたので、渋谷のアーンドラ・ダイニングで、ノンベジミールス。チキン、マトン、エビ、野菜、サンバル、ラッサム。すべてが完璧にうまい、安心の味。インドのローカル瓶ビールを心おきなく店で飲めるようになったのも嬉しい。

土曜の昼は、日常軒のお弁当と豚まん。ミニハンバーグと春巻と味玉が同居してる、オールスターキャストみたいなお弁当。そして土曜の夜は、コノコネコノコで相方と二人飲み。大分のブリ、鹿肉のタタキ、鹿肉のラザニアなどなど、ビアラオダークとともにうまうまといただいた。満足。

ああ、ほんとにおいしかった。もう一晩、ぐっすりと寝よう。原稿のことをまた考えるのは、明日からでいい。

通勤生活

今週から、ある種の通勤生活を始めることになった。前に一度、お試しで利用した吉祥寺のコワーキングスペースを、しばらくの間、平日の日中限定のプランで月極契約して使っていくことにしたのだ。新しい本を少なくとも一冊、来年出すことが決まって、そろそろ本格的にその執筆に取り掛からなければならないので。

西荻窪から吉祥寺までは、天気がよければ歩いていく。バッグには、ノートPCとその日必要な紙の資料(昔のノートなど)。行きしなにコンビニでサンドイッチや無糖カフェオレとかを適当に買い、コワーキングスペースのブース席に籠って、ひたすらカタカタ、PCのキーボードを叩く。夕方頃まで作業して、また歩いて西荻窪まで戻り、家で晩飯の支度をする……といった具合。

実際にやってみると、いろいろ新鮮。取材以外のデスクワークで別の作業場に通うというのがまず自分的にはとても珍しいし、コワーキングスペースのブース席は必要十分なぼっち感があって(あと、場所代を払ってることもあって)作業に集中できる。これから数カ月間は、こんな感じで執筆を進めていこうと思っている。

執筆が佳境にさしかかったら、また旅館カンヅメ合宿もやろうかな。このめんどくさいご時世、自分なりに無理のない範囲で、楽しみながら働きたい。

ひさしぶりの山歩き

昨日は超ひさしぶりに、軽めの山歩きに行った。おなじみの陣馬山から高尾山までの縦走ルート。一昨日の雨がまだ地面に残っていて、ぬかるみが多くて少し神経を使ったが、暑くもなく寒くもない、ちょうどいい気候で、いい気分転換になった。

山歩きに行ったのは、去年の12月以来。コロナ禍もあったし、春先からの四十肩の症状もあったしで、ずいぶん間隔が空いてしまった。四十肩のせいで自宅での自重筋トレもあまりできてなかったので、身体はかなりなまってしまっていた。何度も歩いているルートだから、感覚の違いは自分でもわかるし、途中々々の所要時間(ぬかるみで余分にかかるにせよ)にもなまり具合は表れていた。

これから寒くなると、マスクでメガネが曇りやすくなるので、マスクをつけての山歩きはしばらく難しくなる。平地で歩数を稼ぎつつ、自重筋トレも肩の具合を見つつ少しずつ復活させていこうと思う。やっぱり身体は、動ける状態の方がいい。