北米大陸最高峰、標高6193メートルのデナリ(マッキンレー)は、普段は雲に隠れていることが多く、なかなかその姿を見せてくれない。早朝、雲の切れ間から、モルゲンロートに染まるデナリの頂が、ちらりと見えた。
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アラスカ(2):アラスカ鉄道、キャンプ・デナリ
フェアバンクスからデナリ国立公園まで、アラスカ鉄道に乗る。この列車、夏の間は特に観光客に人気の路線らしい。ネイビーの車体にイエローのストライプがシンプルで格好いい。考えてみれば、こんな風に旅先で列車に乗るのはかなりひさしぶりだ。
アラスカ(1):ベテルス、フェアバンクス
八月末から二週間ほど、アラスカを旅してきた。本来は、父と母が友人の方々と手配していた旅行だったのだが、昨年父が他界したたため、その代わりに僕が母に付き添う形で参加した。最初で最後の海外団体旅行。いつもの自分の旅のように行動できないもどかしさは少なからず感じたし、現地の人々と知り合う機会もかなり限られてしまったが、それでも、初めて目にしたアラスカの自然の雄大さ、美しさは、まさに圧倒的だった。これから何回かに分けて、アラスカの写真を載せていこうと思う。
陣馬山〜高尾山縦走
仕事もだいぶ落ちついたし、梅雨入りする前に、もう一、二回くらい山歩きをしようと思って、出かけてきた。今回選んだのは、陣馬山から高尾山までの縦走コース。平均標高が低いのはやや物足りないが、家から近いし、縦走にすればそれなりの距離を歩けるので、夏に向けて身体を絞るにはいいかな、と考えた次第。
高尾駅北口から陣馬高原下行きのバスに乗り、学校に向かう大勢の小学生たちと一緒に小一時間。終点で降りて、和田峠に向かう道を登りはじめる。途中に看板があるところから、陣場山新ハイキングコースという細い登山道に入る。杉林の中に、ホーホケキョ、とウグイスの鳴き声が響く。行手の登山道に、木漏れ日の光がこぼれていた。