Category: Diary

取材納め

午後、紀尾井町で取材。今日はインタビューだけでなく、その前に撮影の任務もあったから、いつもよりちょっと気疲れした。まあでも、おおむね滞りなく終えられて、ホッとした。帰りに四ッ谷のたけだでカキバター焼き定食。

これで、2017年の取材の仕事はすべて終わった、はず。今週中に突発的な依頼が来ないかぎりは。今年は国内の取材だけで、だいたい70人くらいの方々にインタビューさせていただいたと思う。毎年これくらい場数を踏み続けていればさすがに慣れるだろうと僕自身も思っていたけれど、やっぱり、いつまでたっても、慣れない(苦笑)。そのくらい緊張感を持ち続けていた方がいいんだろうけど。

ともあれ、これにて取材納め。……仕事納めは、まだもうしばらく先だけど。

積み上げていくために

昨日はひさしぶりに、荻窪の潮州でおいしい中華料理をいただいた。おいしいというか、一品々々が本当に丁寧に、隅々まで気を配って作られていて、しみじみしてしまうほどだった。明日からまた頑張ろう、と勇気が出てくるような。

誰かに喜んでもらったり、感動してもらったりするためには、潮州のあの料理のように、本当にごく当たり前の基本的なことから、一つひとつ、きちんと丁寧に、そしてとことん突き詰めて、それらを積み上げていくしかないんだな、と思う。積み上げていくもののうち、一つでも雑でいいかげんだと、そこから全体が傾いてしまう。何から何まで雑だったら、そもそも積み上げようがない。

本づくりも同じだと思う。文章の一行々々、写真の一枚々々、隅々にまで、気を配らねば。

まずはかっぱ巻き

昨日は、僕や関さんがガイドを務めているツアーを催行している旅行会社さんのオフィスで、忘年会。何人かの写真家さんたちも集まって、わいわいとにぎやかに、たくさん飲んで、たくさん笑った。

この間、関さんが名取洋之介写真賞を受賞したということで、旅行会社さんはそのお祝いも兼ねて、回らない寿司屋から握り寿司の大皿を用意してくれていた。トロ、赤身、ウニ、イクラ、ホタテ、エビ。華やかな握りが、ずらりと並んでいる。

「じゃあ、まずは関さんからどうぞ!」と僕たちが言うと、「あ、ありがとうございます! じゃあ!」と言いながら関さんが最初に箸をつけたのは、かっぱ巻き(笑)。

「なんで関さん、最初がかっぱ巻きなんだよ! トロいくでしょ、トロ!」「それじゃほかの人が食べられないよ!」

謙虚というか何というか、関さんらしいなあ(笑)。ほんと、いい人だ。

大掃除

仕事の進行にちょっとだけ余裕ができたので、今日は昼のうちに、部屋の大掃除をすることにした。

考えてみたら、自分の部屋をまともに掃除したのって、9月以来か(苦笑)。取材でタイに行って、戻ってきたら仕事に忙殺されて、掃除といえばせいぜい、目立つところの埃を取り除いていたくらいだった。道理で、室内がすさんだ雰囲気になっていたわけだ。

あちこちに積もった埃を払い落とし、掃除機をかけ、雑巾で拭き、台所とトイレも掃除し……と、自分にしては結構まめに、徹底的に掃除した。作業中の書類とかを雑多に積んだままの一角もまだあるけれど、それは見なかったことにして(苦笑)。

それでもまあ、掃除をひと通り終えてみると、部屋も気分も、だいぶすっきりした。まともな人間が住んでる部屋らしくなったな(笑)。

2017年に買ってよかったもの

2017年に買ったものの中で、一番「買ってよかったなあ」と思ったのは、ダントツで、体重計(笑)。タニタのHD-661-WHという、ただ体重を計る機能だけの、超シンプルな製品。

思い起こせば、去年の年末年始、安曇野の温泉の脱衣場で何の気なしに体重計に乗ってみたら、自分史上過去最大の68キロ台を記録していたのだった。忙しさにかまけての不摂生と慢性的な運動不足が祟ったのだろう。で、帰京してすぐにアマゾンで体重計を注文し、それまで毎晩1缶飲んでいたビールを2日に1缶に減らし、腕立て伏せと腹筋とスクワットを毎晩やりはじめた。体重計には毎朝起き抜けに乗り、前日からの増減を確認することにした。

毎朝体重をチェックしていると、しぜんと無茶な不摂生は控えるようになる。たまに飲み会でしこたま飲んでも、翌日と翌々日はちょっと節制してリカバリーに充てたり。食事制限のように変に何かをストイックに我慢することはまったくしていないのだが、自分の身体の状態が数値で目に見えるというだけで、人間の意識は結構変わるものだ。

その後、体重自体は1カ月ほどですとんと3キロ落ちたが、毎晩身体を動かしながら痛感したのは、二十代の頃に比べて明らかに筋力が低下していたことだった。体重は昔と大差なくても、筋肉と脂肪の割合が変わってしまっている。だから体重がある程度目標値まで落ちてからも、毎晩のエクササイズは継続し、少しずつ負荷を上げていった。これも、続けることがストレスになるような無理なやり方にならないように気をつけた。

今では、毎朝体重計に乗って、毎晩身体をちょこっと動かすことが、日々のちょっとしたお楽しみのような感じになっている。身体と手足が自分の思いのままに軽々と動かせるのは、やっぱり気持いい。重い撮影機材を背負って取材現場を駆けずり回る時も、ある程度は無理が効く。この習慣、来年以降もちまちまと続けていこうと思う。