Category: Diary

確定申告やつれ

ついに、というか、ようやく、というか、嫌々ながら、確定申告の準備に着手。

書類ケースを開けて去年の領収書をひっぱりだし、月別、用途別に仕分けて、数字をまとめていく。ネットで買い物をした分は、カードの口座とネットショップの履歴を確認して、これも月別、用途別に整理・確認。あとは家賃や光熱費の情報と、もちろん収入の情報と……まだ支払調書が届いてないクライアントもあった。その後は仕訳帳を作って、もろもろの書類を作成する準備をして……。

あほか。めんどくさ。毎年々々、時間とエネルギーの無駄。

夕方、晩ごはんにスープを煮ている時、何の気なしに体重計に乗ったら、去年の暮れ頃からの最低値を記録していた。カオニャオ太りの後からの、確定申告やつれ。やれやれである。

国税庁に言ってやりたい

冷たい雨は、夕方頃からみぞれに変わってきた。雪になって積もるかどうかは、ちと微妙。

終日、部屋で仕事。新しい本の初校には一通り目を通し終えたので、そっちはほんの少し冷却期間を置いて、3月掲載分のWeb連載の準備をば。とりあえず、5回分を書き上げて、サーバにアップ。これで直近の危機はどうにか回避。

しかしなあ……これからの季節、確定申告の準備が、あるんだよなあ……つらい。今の国税庁長官が、去年国会でいけしゃあしゃあとのたもうてたみたいに、「書類? 全部処分しましたけど、それが何か? さあ、還付金払ってくださいよ」とでも税務署で言ってやりたい。いやほんとに。

実際、今の日本、政府も、役所も、どうかしてると思う。

カオニャオ太り

約2週間のラオスの旅で、とにかく毎日最高に楽しめたのは、食事だった。

ラオスのレストランでは、隣国タイの料理とよく似たメニューも結構あるのだが、タイは取材で毎年行ってるし(苦笑)、できるだけラオスらしい料理を食べようと思っていた。すると、しぜんとほぼ毎晩、ラープとカオニャオを選ぶようになった。

ラープというのは、肉や魚を粗みじんにして炒め、香草やライムと和えた料理だ。カオニャオはもち米のこと。食べる時は、カオニャオを適当な大きさで手に取り、ラープと一緒に指で挟み込むようにして口に入れる。これがもう、抜群にうまい。それと一緒に飲むビアラオ・ダークもたまらない。ラープ、カオニャオ、ビアラオ・ダーク。毎晩どころか、毎食この3つの組み合わせでもいいくらいだった。

そんなこんなでラオスの食をエンジョイして、日本に戻ってきてみたら、2キロ近くも太っていた(苦笑)。そりゃそうだ。毎日たらふくもち米を食らって、暑くなった旅の後半はビールもがばがば飲んでたんだから。

さすがにちょっとまずいので、この3日間ほど節制して、ほぼ元の体重まで戻した。でもまあ、幸せな太り方だったなあ。カオニャオ太り(笑)。

また会えると思っていた

終日、部屋で仕事。夜までかかったが、とりあえず最後のページまで、一通り目を通し終えた。あとは関係各所からのフィードバックを待ちつつ、もう一度見直しをすれば、初校は問題なく戻せるだろう。今のところ、さほど大きな問題もなさそうだ。

……と、ちょっとほっとしたのもつかの間、Facebook経由で、年上の知人の方の訃報が。ご高齢だったので意外とまでは思わなかったが、それでも去年お会いした時は溌剌と元気にしておられたので、やっぱり、愕然としてしまう。あと3カ月ほど経てば、またお会いして、いつものように近況報告や雑談ができると思い込んでいた。

今度の新しい本を、お見せしたかったなあ……。

葉物野菜の不作

終日、部屋で仕事。新しい本の編集作業も、佳境にさしかかってきた。細かいところまで一つずつ、丹念にチェックして、つぶしていく。地味で単調で疲れる作業。でも楽しい。

夕方、実家から野菜が届く。同封されていた母からの手紙に、今年は天候不順で、特に葉物野菜の出来が良くないと書かれていた。確かに、その後近所のスーパーまで食材の買い出しに行ってみると、白菜もレタスも小松菜も、ええっとのけぞるほど高いし、品揃えも少ない。野菜も生き物だから、いつでもどこでもすぐ簡単に手に入るなんてことはないんだな、とあらためて実感。

晩ごはんは、実家から届いた小ぶりな白菜を刻んで、豚バラ肉と酒蒸しに。ゆずポン酢に浸しながら、ありがたくいただいた。