Category: Diary

自分で蒔いた種

ここしばらく、本当に忙しい。毎年この時期が繁忙期の大学案件の取材は、今週だけで6件。来週は今のところ2件だが、再来週は一気に11件もやる可能性がある(汗)。書いても書いても終わらない、賽の河原状態。

Web連載の原稿も4月以降の分を書き進めなければならないし、ラオスの写真記事を雑誌に寄稿することになったのでその原稿もある。日曜の夜はタイ写真展の設営。木曜の朝はジュンク堂でのラダック写真展の設営。来週土曜はモンベル渋谷店でのトークイベント。5月下旬と6月にもそれぞれ別のトークイベントをやることになったので、それらの企画書の準備も。いやはや、まじでやばい。

でも、これも半分くらいは、自分で蒔いた種だ。こう書いてふと思ったのだが、「自分で蒔いた種」という言葉の感じそのものは、そんなに悪くはないな、と。自分自身で土を耕して蒔いた種が、春になって芽吹く。うん、悪くない。

とりあえず、うっかり限界を超えてしまわないように、気をつけます。

熟読注意

先週の長野に引き続き、昨日は栃木の小山まで日帰りで取材。長野より近いといえば近いが、電車の乗り継ぎ待ちや現地でのバスの移動時間とかを含めると、三鷹から余裕で片道2時間以上かかる。何だかんだで、やっぱり遠い。

湘南新宿ラインに乗り続ける時間が有り余るほどあったので、行きと帰りは、いま読みかけの「本屋、はじめました 新刊書店Title開業の記録」を熟読。するする読みやすいし、何より時々伺わせてもらっているお店の話なので、とても面白い。これからしばらくは取材で出歩く日が多くなるし、こんな感じで移動時間を無駄なく読書に充てていこうかな、と思う。

とはいえ、特に仕事でどこかに向かう時には、電車の中であまり本を熟読しすぎないようにしなければ……。学生の頃、電車でちょっと長い距離を移動中に、本に没頭しすぎて、30分くらい派手に乗り過ごしてしまった前科が(苦笑)。電車の中では、熟読注意。

進化と退化

MacとiPhoneで使っていたTwitterアプリを、Twitter純正のものから「Tweetbot for Twitter」に変えた。Mac OS版のTwitter純正アプリのサポートが終了してしまったというのが理由の一つ。複数のアカウントを管理しているので、ブラウザなんぞでいちいち見てられないし。

Tweetbotはアプリとしては少々値が張る(1200円と600円)が、動作はチャキチャキと小気味いいし、機能的にも特に欠点らしき点はない。iCloudを介して異なるデバイス間でも未読管理などのデータを同期できるのも便利。もっと早く導入しておけばよかったと、ちと後悔。

で、あらためて感じたのは、TweetbotのようなシンプルなツールでTwitterを使うと、こんなにも快適なのか、ということ。特に最近のTwitter純正iPhoneアプリは、余計な機能を次から次へと突っ込まれて、カオスとしか言いようのないツールになってしまっていたから。「最近のハイライト」などによる時系列表示の混乱、他人が「いいね」したツイートをなぜか第三者のタイムラインに表示、トドメはこの上なく下世話な広告の大量投下。

開発側は、ユーザーをつなぎ止めるためにあれこれと新機能をひねり出しては継ぎ足しているのだろうが、先々のビジョンの見えない機能追加は、ツール本来のコンセプトとよさを損ねる結果にしかならない。進化させようとしたつもりが、実は退化にしかならなかった、みたいな。これは、世の中にある他のいろんな物事にも当てはまるような気がする。

遠出を終えて

一昨日と昨日は、1泊2日で長野に出張。上田市と長野市で、取材を計3件こなしてきた。

2日間ともいい天気だったのだが、まあ、明らかに寒かった(苦笑)。朝夕の気温は氷点下前後で、冷たい風がぴりぴりと頰を刺した。それでも地元の人たちは思いのほか薄着で、ちょっとびっくりした。ひよわな東京暮らしの僕とは、普段からの鍛えられ方が違うのかもしれない。

今回は、地元のうまい食事に首尾よくありつくことができた。初日の夜は戸隠そばの店で天ざるを食べて、2日目の昼はソースカツ丼。長野駅のすぐ近くに取った宿の朝ごはんもおいしかった。駅ビルのおみやげ屋の品揃えも充実していたし。

来年あたり、また依頼があったら取材に来るのも悪くないかもなー、とのん気に思っていたところ、この春のうちにまた取材で長野に行かされるかも、という情報が。まじっすか。さすがにそれは、しんどいなあ……(苦笑)。

まだ春じゃない

仕事に追われてあくせくしてるうちに、いつのまにか、ずいぶん暖かくなってきたような気がする。寝床に湯たんぽを仕込まなくても眠れるようになったし、台所で洗い物をする時にお湯を使わなくても平気になった。仕事机の下に置いているオイルヒーターも、つけている時間がだいぶ短くなった。

今日は渋谷にウォン・カーウァイの「欲望の翼」を観に行ったのだが、気の早いことにもう半袖で歩いている人も見かけた。映画を観た後にオープン・エアのビアバーで一杯ひっかけたりもしたが、このくらいの気温だと、外で飲むビールもずいぶんうまく感じる。

でも、まだ春じゃない。少なくとも僕にとっては。火曜日からの1泊2日の長野出張、予想最高気温は、1日目が5℃、2日目が7℃。普通に厳寒期装備が必要だ。まだ春じゃない。

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タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる」「詩集 小さなユリと」読了。どちらも、本をつくる仕事を選んだ自分の人生に、勇気を与えてくれる本だった。