Category: Diary

モヒカン

午後、郵便局に寄った後、三鷹駅近くの理髪店へ。ラダックに行く前に、ぼさぼさに伸びていた髪を切ってもらう。

髪型をどうするか聞かれたので、「いつも通りでいいんですけど、暑いのでちょっと短めに‥‥」と言うと、周囲をバリカンで刈り上げることに。その後、お店の人がハサミをチョキチョキしながら、突然僕にこう言った。

「よし、モヒカンにしちゃいましょう!」

え? ‥‥ええ?

最初は冗談かと思ったのだが、「モヒカンにするには、前髪を残して、ワックスで立たせて‥‥」と、お店の人が本気の解説をしはじめたので、「いや、あの、その、僕、整髪料もドライヤーも使わないたちなんで‥‥」とあわてて伝えると、「なんだー、それは残念だなあ」と引き下がられた。ふー、やばいやばい。

でも、その時点ですでにモヒカン化はある程度進んでしまっていたようで、できあがりはソフトモヒカンな感じになった。もっとも、それはドライヤーかワックスを使えばの話で、何もつけていないと‥‥永沢君みたいだな(苦笑)。

昼も夜も

今日は外で仕事をするかどうか微妙なところだったのだが、お昼前にメールが来て、急遽出かけることになった。あたふたと準備をして、駅に行く途中のフレッシュネスでおひるを食べ、出動。

すっかり行き慣れた原宿の事務所で、黙々と作業に取り組む。今の段階でできることはすべて終わらせたのだが、これですっぱり仕事納めにできるかどうか、微妙なところ。今までが今までなだけに‥‥(苦笑)。

事務所を出た後、腹が減り過ぎていて、竹下通りのマクドナルドへ。注文した後で気付いたのだが、今日、昼も夜もハンバーガーだった。ある意味終わってる。やれやれ。

バックパック

押し入れの天袋から、バックパックを引っ張り出してみた。

僕はバックパックを二つ持っていて、一つはミレーのキャプサンという、45〜55リットルくらいのもの。もう一つはグレゴリーのデイ&ハーフパックで、33リットルくらい。この二つの使い分けは単純で、ラダックのように寝袋が必要な場所へ行く時はミレー、寝袋がいらない場所に行く時はグレゴリーを使っている。もともと、寝袋さえ必要なければ「‥‥半年も旅行に行っていて、荷物、これだけですか?」と成田の税関で訝しがられるくらい(笑)、荷物は少ないたちなので、30リットルもあれば十分なのだ。機内にも持ち込めるし。

最近はウルトラライトが流行で、バックパックもびっくりするくらい軽量なものが出ている。いいなーと思ってはいるのだが、いかんせん、ラダックの山の中みたいに尖った岩だらけの荒っぽいところに持ち出すと、耐久性が‥‥。その点、今使っているミレーのキャプサンは頑丈で、五年経ってもびくともしていない。

バックパックを引っ張り出して、床に広げてみたところで、なぜかすっかり満足。荷造りは、明日以降に。

うなぎの夏

午後、東西線に乗って早稲田へ。太田亨さんのザンスカール写真展を観に行く。たぶん二十年くらい前の、夏のザンスカールの写真を中心にした構成。今はなかなか見られない風景や人々の様子が記録されていて、興味深かった。ご挨拶していこうかな‥‥と思ってはいたのだが、パネルの調整でかなりお忙しくされていたようだったので、結局そのまま退出。ヘタレだな、僕は(苦笑)。

どこかで晩飯を食べようと思って、ぶらぶらと高田馬場まで歩いていく。しかしこの界隈は‥‥何でこんなに、インド料理屋が多いのか。これから二カ月もインドに行くというのに、インドカレーを食ってる場合じゃない(笑)。今の季節にふさわしい和食を‥‥ということで、早稲田通りからちょっと脇に入ったところにある、一軒のうなぎ屋さんに入る。老夫婦が切り盛りしている、地味だけど落ち着けるお店。うな重に肝吸いとお新香がついて、二千円もしなかったのだが、すばらしくうまかった。こんな風にちゃんとしたうなぎを食べたのは、本当にひさしぶりだ。

ニッポンの夏、うなぎの夏。ごちそうさまでした。

冷やし中華

昨日ほどじゃないけど、蒸し暑い。午後には、スコールのような雨が降っていたし。

こんな天気の日には、さっぱりと冷やし中華でも食べたいと思って、近所の中華料理屋へ。辛味冷やしというのを頼むと、挽肉と刻んだタマネギを炒めた辛い肉餡が載っていて、なかなかうまかった。これが、今季初の冷やし中華。

そういえば、去年はあんまり冷やし中華を食べた記憶がない‥‥と思ったら、夏の間はラダックに行ってたんだった。さすがに、ラダックに冷やし中華はない(笑)。今年ももうすぐ行くことだし、出発前までにもう一、二回、冷やし中華を食いだめしておこうかな。