Category: Diary

南国への旅

朝起きて、コンビニのサンドイッチをかじりつつ、ベッドシーツなどの大物を洗濯し、近所のコインランドリーで乾燥機にかける。チェックリストを見ながらの荷造りは、あっという間に仕上がった。いつにも増して、荷物が小さくて軽い。防寒着のいらない南国への旅だし、撮影機材も望遠レンズや超広角レンズは今回不要というのもあるけれど、それにしても、ちょっと不安になるくらい、荷物が軽い(笑)。

夜、リトスタで恒例の最後の晩餐。揚げかぼちゃのスパイスサラダ、ブリのカルパッチョ、新さんまの竜田揚げなどをもふもふ食べる。南国は南国で、きっとうまい食べ物があるだろうけど、今回はとにかく忙しいので、楽しむ余裕があるかどうか。まずは、暑さと疲労で体調を崩さないように気をつけつつ、最低限必要な仕事をきっちりこなすように心がけよう。

というわけで、明日から約四週間、取材の仕事でタイに行ってきます。帰国は10月17日(木)の予定。それまでブログの更新はお休みしますので、よしなに。

いろいろすっきり

昼、新宿へ。コニカミノルタプラザで開催されているデイジー・ジラルディーニの写真展「POLAR WONDERS」を見る。北極と南極を中心に撮られた写真の数々に息を呑む。ホッキョクグマ、アザラシ、ペンギンなど、極地に生きる野生動物の美しさと儚さ。地球温暖化によって彼らが晒されている危機は、決して見過ごしてはならないものだと思う。

写真展の後は、シネマート新宿で凱旋上映中の「きっと、うまくいく」へ。何だか急に、もう一度大きなスクリーンで見届けておきたくなったのだ。水曜のレディースデーとはいえ、平日の午後なのに、場内はほぼ満席。日本語字幕で観るのは二度目だけど、やっぱり泣けて笑えて、思いっきり感情を揺さぶられ、観終わった後はものすごくすっきりした気分になった。

懸案だった雑誌記事のゲラチェックも、夕方に届いたデータをついさっき、全部チェックし終えた。担当編集さんとデザイナーさんのおかげで、いい記事に仕上がったと思う。いろいろすっきりしたところで、いよいよあさってから、四週間のタイ取材だ。

マンニィ通過

昨日から今日にかけて、台風18号、通称マンニィが日本に上陸。

関西の方はかなり大きな被害が出たようだが、東京はというと、昨日から荒れる荒れると天気予報に脅されまくった割には、そこまでとんでもない荒れ方でもなく、マンニィ本体も今日の昼頃、東京よりもやや北に逸れる形で通り過ぎていった。

午後半ば頃から天気も落ち着いてきたので、ちょっと細かい買い物をしに、吉祥寺まで歩いて出かける。空は次第に晴れてきて、家に帰り着く頃には、強い風が吹き抜ける空に、夕刻の透明な光が広がっていた。

明日は晴れるかな。また暑くなるのかな。

旅の準備

今日は雑誌記事のゲラチェックに充てるつもりだったのだが、ゲラの到着が遅れていて、手持ち無沙汰。来週からのタイ取材の準備や問い合わせ作業をちまちまとやる。

約四週間のタイ取材、出発するのは来週末なのだが、準備にはそろそろ取りかからねばならない。といっても、荷造りとかを始めるのではなく、家を留守にする準備の方だ。冷蔵庫の中にある野菜や牛乳や卵、それからコーヒー豆などを出発までに使い切れるように考えておかねばならないし、ゴミを出す日を確認しておくとか、ベッドシーツなどの洗濯をするタイミングを見計らうとか、まあ、いろいろ。今に始まったことでもないので、慣れてはいるのだが。

この間帰ってきたと思ったら、またしても旅の空の下。これも仕事だし、粛々とやるしかないか。

本を読まねば

終日、部屋で仕事。昨日取材した分の原稿に取り組む。

執筆や編集の仕事をしていると、日頃の読書量もさぞ多かろうと思われがちなのだが、僕はたぶん、ほかの同業者よりも読書量は少ない。ここ数年は、仕事にかまけてさらに減ってるかもしれない。本棚には、読むのを楽しみに買ったのに、まだ読んでいないハードカバーの本が何冊も並んでいる。我ながら由々しき事態だ。

仕事で原稿を書いてる間は、あまりほかの人の文章を読むのに脳のパワーを使いたくないというのもあるのだが、結局休みの日もズルズル、ダラダラ過ごしてしまってるので、それも言い訳にしかならない。ちゃんと読んであげなきゃ、本も可哀想だ。

明日、雑誌記事のゲラチェックが終わったら、まずは一冊、読破しよう。