Category: Diary

越えていくハードル

昨日と今日は、ほぼ完全に部屋に閉じこもって、先週の取材の原稿執筆に集中。今年最初のハードルは、テープ起こしに手間取ったのでどうなることやらと思ったが、まずまず順調にクリアできそう。

今年はこれからも、結構な頻度でいろんなハードルが待ち構えている。その大半は自分自身で設置してしまったものだが(苦笑)、必ず越えなければならないハードルもあれば、越えられるかどうか、自分でも半信半疑の高いハードルもある。越えてみたはいいけれど、誰にも振り向いてもらえないハードルもあるかもしれない(苦笑)。

まあでも、やるしかないのだ。自分がどこに辿り着くのか自分でもわからないけど、目の前に現れるハードルを一つひとつ越えていかなければ、どこかに辿り着くことすらできないのだから。

Aside

昨年末に公開されて以来、インド映画の歴代興収記録を軽々と塗り替えてしまった話題の映画「DHOOM 3」。その劇中歌の「Malang」のフルサイズのムービー。インド映画史上もっともお金のかかったミュージカルシーンではないかとも言われているが、アーミル・カーンとカトリーナ・カイフのアクロバットを交えた熱演は、まさに圧巻。日本での公開も噂されている「DHOOM 3」、その実現に期待。

肉と脂

昨日の夜は割とたっぷり寝たはずなのだが、今朝起きてみると、頭も身体もどんよりと重い。具合が悪いというほどではないが、原稿に集中するにはちょっとしんどい。昼の間は身体を休めることにした。

夕方、近所の中華料理店に出かけて、ホイコーローを注文。肉とキャベツの配分が逆になったかと思うほど肉がたっぷりのやつが運ばれてきた。はふはふ言いながら食っていると、身体がどんどんあったまって、しゃんと力が入るようになった。家に帰って熱いシャワーを浴びると、かなり復活。夜からテープ起こしに取りかかる。

結局、僕の身体に足りなかったのは、肉と脂だったのだな。冷え込んでるし。寒さを乗り切るためにも、もうちょっと肥えた方がいいのかな。

食券の迷宮

打ち合わせなどで、終日出歩く。夕方には雨も降ってきた。駅から家まで帰る途中、とあるつけ麺屋へ。

うちの近所にはつけ麺屋が二軒あって、こっちの方が古株なのだが、味や店主の愛想の面では劣勢で、最近は足も遠のいていた。ひさしぶりに中に入ると、客は誰もいない。券売機で食券を買おうとして千円札を投入し、さて何にしようと並んだボタンを見ると‥‥あれれ?

この券売機、以前は三種類くらいの味付けごとにボタンが横一列に並び、盛りやトッピングの差で値段が高い順に配置されていた。今は味付けごとに横並びなのはだいたい同じだが、値段の並び順がまちまちでまったく規則性がないし、それぞれ内容と値段がどう違うのか、ボタンの表記がややこしくなっていて、さっぱり把握できない。完全に迷宮と化している食券のボタンを見ながら右往左往してるうちに、時間切れでお金が戻ってきてしまった(苦笑)。

どうにかしてトッピングのたくさんついた単価の高いメニューを注文させようとしたのだろうが、あれは完全に逆効果だと思う。勝負するなら、味とスマイルでお願いします。

愉しい仕事

午後、築地で取材。チベットやラダックに関係のある方へのインタビュー。年が明けてからの実質的な仕事始めがこういう取材だと、何だかとても気分がいい。

仕事をいい結果に結びつけるには、いろんな方法や工夫の仕方があるけれど、僕の場合、やってて愉しいなあと思える仕事は、ある程度いい結果に結びつくことが多いと思う。逆に、どこかもやもやとしたままやってしまった仕事は、結果もコケることが多い気がする。

今日の取材は、やっててとても愉しかった。こんな風に思える仕事の割合を、これからはできるだけ意識して増やしていけたらと思う。