Category: Diary

旅が好きで、本が好きで

昨日は夕方に青山へ。BOOK246で開催された贈本市の終了間際の時間にすべりこみ、トークイベントなどを拝見。その後、閉店後の店内で催されたパーティーに出席させていただく。

店内は、出版社の関係者や写真家さんやイラストレーターさんや、本当にいろんな方々でごったがえしていたのだが、何というか‥‥とてもいい空間だった。みんな、旅が好きで、本が好きで、そういうものを作ったり売ったりするのが好きで。難しいことを四の五の言わなくても、それでいいじゃん、と思える。

旅好きと本好きに愛されたあの店は、明日を最後になくなってしまう。いつかまた、どこかで、ああいう場所が生まれてほしいと思う。

身体がなまる

終日、部屋で仕事。昨日の段階でかなりがんばって他の作業を進めておいたので、今日は大事な原稿にじっくり集中することができた。まずまず順調で、とりあえずほっとした。

それにしても、ここしばらく、身体がなまりになまっている。二月のバングラ取材の時は毎日カメラバッグを担いで歩き回ってたので、多少は身体も絞れていたのだが、今はすっかりゆるゆる。忙しすぎて太る余裕はないけど、まったくもってゆるゆるで、力が入らない感じなのだ。

この春は、かつて恒例だった自転車に乗ってのお花見にも行けなかったし(タイヤはもう空気が抜けてスカスカだ)、日帰りの山歩きにももちろん行けてない。どこかのタイミングでしっかり身体を動かしておかないと、何かしゃっきりしない。うーむ‥‥。

ゴールデンウイークは仕事三昧で東京に釘付けなのがほぼ決まりだけど、どこかに隙間を見つけられないかな。

不安とその克服

今日はひさびさに、一日家にいられる。昼の間に原稿を書き進めた後、夕方外に出て、散髪やら晩飯やらコーヒー豆の調達やらを二時間ですませると、家に戻って執筆再開。

特に書き仕事の場合、僕は、大変な作業を後回しにするより、なるべく早く終わらせてしまいたいと思うタイプだ。しんどいなあと思う作業を先送りにしてしまうと、それがまだ残ってることの方が気にかかって、不安にかられて集中できなくなってしまう。どのみちやるんだったら、先にそういうのをさっさと片付けてしまって、本当に集中したいことに気を散らさずに取り組める状況を作りたいのだ。

しかし今は、大変な作業が、あまりにも多すぎる‥‥。本当に乗り切れるのか、不安な日々は続く。

修羅場でマイペース

午後、神保町で取材。今日は比較的近場だし、取材も一件だけだったので、若干楽だった。とはいえ、二月末にバングラから戻ってきて以来、ほぼ常に取材と原稿に追いまくられてるので、疲労もかなりピーク。

こういう修羅場の時、なるべく心がけるようにしていることが三つある。一つ目は、睡眠時間をちゃんと確保して、削らないようにすること。二つ目は、たとえ外食が多くなっても、メシは栄養がありそうなものをがっつり食べておくこと。そして三つ目は、その日にやるべきノルマをあらかじめ決めて、その達成を目指しつつ、必要以上の無理はしないこと。今回に限らず、特に書籍の執筆作業に入った時などは、こういうマイペースな心がけで臨まないと、長丁場の苦行を乗り切れないと思う。

しかし、今回の修羅場は、かなり長い上にきつい‥‥。何とか乗り切らねば。

違う風にあたる

昼から夕方まで、豊洲で取材。昨日と今日で合計7件の取材という過密スケジュールだったが、どうにか乗り切る。まあ、明日も1件あるんだけど。

取材を終えた後、恵比寿に移動。新しいクライアントの方との顔合わせ。自己紹介でこれまでの自分の経歴をかいつまんで話したのだが、自分でもつくづく変人だなと呆れてしまう(苦笑)。相手の方が旅好きでインドにも行かれたことがあるそうで、その点では若干救われたかもしれない。今後何かしらの形でお仕事をご一緒することになるかも。

今までのつながりの中で仕事を積み重ねていくのももちろん大事だけど、違う風に当たってみることで、何か別のものが見えてくるかもしれない、とも思う。逆に言えば、自分に対してそう思える余裕が少しは出てきたのかな。