Category: Diary

ムーディーな浴室

朝起きて、シャワーを浴びようとして浴室の電気をつけたら、妙に暗いことに気づいた。電球が一個、切れてしまったらしい。

今の部屋に住むようになって7年くらい(もうそんなに!)経つが、浴室にある3つの電球のうち、天井の1つは数年前に切れた。で、今朝切れたのは壁面に2つあるうちの1つ。残りは壁面の1つだけ。どうしようかなと思ったが、天井も壁面も、交換するのは部屋の他の場所と違ってだいぶ面倒臭そうだし、浴室なんて1灯あれば十分、電気代も節約できるし、という気もしてきたので、しばらくこのまま放っておくことにした。

というわけで、今のうちの部屋の浴室は、結構ムーディーなことになっている。だいぶビンボーくさいムーディーさだけど。

しあわせな時間

昨日は昼の間に、写真展を3カ所ハシゴ。かくたみほさん、角田明子さん、そして吉田亮人さん。三者三様、見応えがあって、楽しかったし、勉強にもなった。

そして夕方からは、最近恒例になりつつある、綱島ポイントウェザーでの持ち寄り忘年会へ。今年の盛り上がりは過去最高だったのではないかと思う。関健作さんはブータンのエマダツィ(唐辛子のチーズ煮込み)を作ってきてくれたし、角田明子さんは娘さんとその場で餃子を包んで、カセットコンロとフライパンで次から次へと焼いてくれた。他の方々が持ってきてくれた料理やお酒も大充実。本当にごちそうさまでした。

誰もが知ってる写真家の方から、亀時間に泊まってたというアメリカ人男性まで(笑)、ものすごく幅広い顔ぶれが集まったのだが、お互い初対面という方も少なくなかったのに、びっくりするくらいみなさん和気あいあいと楽しそうで、とてもしあわせな時間だったなと思う。よかった。楽しかった。またやりたい(笑)。

あぶく

窓の外は、冷たい風が吹き荒れている。

終日、部屋で仕事。制作中の本のゲラチェック。土日は電話やメールで邪魔が入らないので作業に集中できる……と考えてる段階で、何か間違ってるような気がしないでもない(苦笑)。

コーヒーとショートブレッドで休憩し、再び作業に没頭。晩飯はパスタを茹でてさっさとすませる。パスタパンを洗っている時、洗剤をつけたスポンジから、ぽぽっ、と泡が立ち、いくつかの小さなあぶくが宙に浮いた。すぐに消えるかと思ったあぶくたちは、意外としぶとく、ぷわぷわと流し台の上を漂い続けた。

僕も、このあぶくみたいなものだな。どのみちすぐ消えてしまうのだろうが、なるべくしぶとく、あがいてみよう。

うっかり同じ

夜、仕事が一段落すると、WordPressの管理画面を開き、このブログに載せるための文章を書く。

何を書くかは、書きはじめる時点でぼんやり考えている。長さや内容にもよるが、短いものなら10分か15分で書いて、簡単に推敲して、すぐにアップしてしまう。文章を書く際の瞬発力みたいなものを錆びつかせないためには、悪くないトレーニングだと思っている。

ただ、たとえ大半がどうでもいい内容であっても、これだけ毎日々々書き続けていると、たまに昔書いた文章とそっくり同じ内容になってしまうことがある。そういう時は、書いていて「なーんか、既視感あるなあ‥‥」と思えてきて、サイト内を検索してみたら、あーやっぱり、となったりする。

で、何が言いたいのかというと、今日もそんな風にして昔書いたのとほとんど同じような趣旨の文章をうっかり書きそうになったということと、今日書いたこの文章みたいなのも、3年後くらいにうっかりまた書いてしまうかもしれない、ということである。

‥‥ほんとにどうでもいい内容だな、今日は(笑)。

カレーにソースをかける

終日、部屋で仕事。先々週に収録したロングインタビューの草稿は、とりあえず完成。推敲のためにいったん寝かせて、年明けから始まるWeb連載の構成決めと写真のセレクトに取りかかる。

今年の年末は、本当にのっぴきならないほど忙しい。晩御飯をゆっくり自炊をする心理的余裕もない。なので今夜は外食。ひさしぶりに近所のココイチで、カキフライカレーを食べる。

いつからだったか忘れたが、僕はカツカレーなど揚げ物トッピング系カレーを食べる時、揚げ物の部分にウスターソースをちょろっとかけて食べるのが好きになった。カレーにソースをかけるのは、カレーの味の濃度にもよるし、好き嫌いが分かれそうだけど、オーソドックスなカレーと揚げ物にソースをちょろがけするのは、個人的にはアリだと思っている。

生卵をのせるとか、ソースをかけるとか、カレーの食べ方に関して僕はかなりマイノリティなのかもしれないけど、食ってる本人がうまいと思うなら、いいじゃんそれで、と開き直ってみる。