Category: Diary

期せずして

昨日は昼から、都心を中心に写真展行脚。広尾で開催されていた吉田亮人さんの写真展と、青山で開催されていた角田明子さんの写真展。どちらも会期が終了する前に間に合ってよかった。その展示空間に行くことでしか感じられないものはあると思うから。

夕方、ひさしぶりにポイントウェザーに行くと、結構な大入満員でちょっと焦ったが、無事にカレーセットとビールにありつく。実はこの日、「近場の人で誰か来れます?」みたいなことをFacebookにちらっと書いていたのだが、思いの外たくさん人が来てくれて、営業終了後はお店のスタッフの方も加わっての大宴会みたいな感じになってしまった。

期せずして、びっくりするような展開になってしまったけど、何だか楽しかったな。ちなみにポイントウェザーでは、9月に小さな写真展をやります。お楽しみに。

回る回るよ

昨日と今日は、ラダックで撮ってきた写真の整理と、RAWからの現像作業。

ただでさえデリーより暑いほどの東京なのに、D800のバカでかいRAWファイルを扱わなければならないので、作業を始めてしばらくすると、MacBook Proも外付ハードディスクも熱くなって、放熱ファンがキュイーンと回りはじめてしまう。うるさいし、熱気で暑いし、作業中に落ちないか気が気じゃないしで、困ったものだ。

今日中に終わると思っていた作業はまったく終わらず、明日以降も継続。回る回るよ、放熱ファンは回る。

幸せな日々


月曜の朝、インドから日本に戻ってきた。ラダックのレーからデリーで乗り継いでの飛行機の旅は、今までになかったほど順調だったのだが、ちょうどいい時間に乗ったはずの成田から吉祥寺までのリムジンバスが都心で大渋滞につかまってしまい、それが一番疲れた(苦笑)。

一年ぶりのラダック。約4週間の滞在のうち、後半はガイドとしてのツアー添乗の仕事でほとんど埋まっていたし、自分自身の取材に割けた時間はほんのわずかだったのだが、それでも、ひさしぶりに手応えのある、自分自身でも納得のいく取材ができたような気がしている。自分本来のやり方が間違っていないことを、しっかり確認できたというか。

それらを差し引いても、今年のラダックで過ごした日々は、本当に幸せな日々だった。こんなにも穏やかな時間を過ごさせてもらっていいのかなと、ちょっと申し訳なくなるほどに。

その日々のことは、9月に予定している小さな写真展などでお見せできればと思う。お楽しみに。

暗い時代への道程

朝起きて、ベッドシーツと最後の洗濯物を洗濯し、近所のコインランドリーで乾燥機にかける。乾燥が終わるまでの間に、近くの小学校に行って、参院選の投票。人の集まりは……鈍かったように思う。選挙なんて所詮は他人事と勘違いしている人も多いのだろうか。

世界は今、暗い時代への道程をまっしぐらに進んでいるように思える。世界の至る場所でテロが発生し、この調子だと日本国内で起こるのもたぶん時間の問題だ。テロよりももっと大きな、内戦や、国同士の戦争も、いつどこで起こっても不思議でないきな臭さが漂っている。日本では、政府に脅されたマスメディアが口を閉ざし、教育の現場すら萎縮している。知るべきことは伝えられず、言うべきことも自由に言えなくなっていく。何て窮屈な世の中になってしまったのだろう。

家に戻って、カメラザックに撮影機材を詰め、荷物をまとめる。明日から約4週間のラダック滞在。帰国する頃までに日本がどんな国になってしまっているのか、ある意味怖い。まあでも、とりあえず、いってきます。

すべりこみセーフ

来週からインドに行くというのに、今週になっても、大学案件の取材があったり、諸事情で着手できないでいた書き仕事があったりして、なかなか仕事がすっきり片付かないでいた。今年は常にこんな風にばたばたしてるような気がする。

今日の夜になって、どうにかこうにか、全部の原稿を納品し、請求書を作って投函し終えた。これで全部終わり、のはず。本当に、ぎりぎりすべりこみセーフといった感じだ。

あ、荷造り……まだ全然できてない……(汗)。明日やろう、明日……。