Category: Diary

夢見が悪い

昨日は割と早い時間に目が覚めて、近美にトーマス・ルフ展を見に行ったり、神保町をのんびり散歩したりしたのだが、今日はまたなかなか起き出せなくて、昼過ぎまで寝床でぐずぐずしてしまった。そこまでめためたに疲れているとは感じていなかったのだが、今年一年分の疲労みたいなものもあるのかもしれない。

それにしても、最近、夢見が悪い。現実世界では別に何もうしろめたいこともないのに、夢の中では極刑レベルの罪を隠匿していたのがバレてしまったり(苦笑)。昨日の夜は夢の中で、リンパ節か何かがえらいことになったという話だったのだが、起きてみたら何ともなかった。当たり前か。

帰国してからここしばらくの急激な忙しさで、メンタル的に感じてるプレッシャーみたいなものもあるのかな。とりあえず、寝てる間くらいは気分よく過ごさせてください(苦笑)。

やさしさのない世界

連日の深夜に及ぶ編集作業で疲れてたのか、今日、目が覚めた時には昼を過ぎていた。あわてて起き出し、近所におひるのパンを買いに行く。空はよく晴れていて、風が冷たい。はっきりと冬の気配を感じた。

アメリカでは、どうやらトランプが大統領になるらしい。かの国の人々の選択した道に唖然としつつ、これから先、暗い方向に突き進んでいくであろう世界の行く末について思う。他者への思いやりもやさしさもない世界に。

夕方、コーヒー豆と晩ごはんの食材を調達するために外に出ると、風はいっそう冷たくなっていた。今日は、木枯らし1号が吹いたのだそうだ。

旅から旅へ

10月のタイ取材を終え、2016年はもう、旅の予定は入らないと思う(たぶん)。沖縄、ブータン、ラダック、アラスカ、タイ……結局、今年は3カ月弱ほどの時間を、旅の空の下で過ごしたことになる。去年よりは1カ月くらい短いが、それでもまあ、大概長い。

ついこの間まで、来年の旅の予定は何一つ決まってなかったのだが、ここにきて、急にいろいろ入りつつある。ラダックはまた行くだろうし……ザンスカール? スピティ? それ以外の場所も? アラスカも訪れておきたいし……。今年よりも旅に費やす日々が長くなってしまいそうな雲行き。

旅をすること自体が目的ではないけれど、いつのまにか、そうやって仕事をする立ち位置の人間になってしまったのかな。旅から旅へ。またせわしない日々が続くのだろうけど、がんばります。

スマホの画面を割らない方法

別にたいしたことではないのだが、僕は今まで、スマホの画面を割ったことがない。2008年にiPhone 3Gを買って、それからほぼ2年おきにiPhoneを機種変して使い続けているけど、一度も修理に出していない。

なぜスマホの画面を割ってしまうのをずっと回避できているかというと、単純に、画面を割ってしまいそうな使い方を極力避けているから。ざっと箇条書きで挙げてみると、こんな感じ。

・スマホは服のポケットではなく、必ずカバンに入れる。カバンの中でも、フラップやジッパー付きの安全なポケットを定位置にして、常にそこに入れるようにする。
・街の中でスマホを操作する時は、必ず立ち止まって、両手を使う。歩きながらスマホの画面をいじったりしない。
・滑りやすいボディのスマホの場合は、レザーケースなどを装着して、うっかりツルッと落とさないようにする。

挙げてみると本当に単純なことばかりだけど、カバンにスマホの定位置を作ることと、街の中で使う時は必ず立ち止まって両手を使うことを心がけるだけで、画面割れのリスクはかなり抑えられると思う。

そういう自分は、ついこの間、iPhone 7 Plusに機種変したばかり。うっかり壊さないように、気をつけねば……。

レッドネック

僕はもともと色白なたちだが、しばらく日に当たっていればそれなりに日焼けする。普通の人とちょっと違うのは、一年のうちで一番日焼けしているのが、今、11月初旬の時期ということだ。げにおそろしきは10月のタイ取材である。

もちろん、夏の間にインドやラダックにいる時も、強烈な日差しでそれなりに日焼けはする。特にトレッキングに行くとてきめんだが、それでも手足は長袖の服を着ているので、そこまで焼けない。しかし、タイではほぼ1カ月、Tシャツと短パン。夏休みが終わって2学期の始業式に来た小学生並みに日焼けする。足先にはサンダルのストラップの模様がくっきりと残ってしまうほどだ。

元が色白なだけに色が白く戻るのも早いのだが、それでもしつこく残るというか、年中日焼けで黒いままの部分がある。それは首筋、後頭部。ここはもう、日焼け止めやら何やら塗ったとしても、防ぎようがない。

ところで、米国の大統領選関連のニュースを見ていて最近知ったのだが、米国では、強烈な日差しの野外で肉体労働をしていて首筋が赤く日焼けした労働者階級の貧しい白人の人たちを、「レッドネック」という侮蔑的な呼称で呼ぶ層がいるのだそうだ。僕自身も世間的には見下されている部類に入るとは思うが(苦笑)、米国のそういうところは、やっぱり好きになれない。しかしまあ、大統領選、どうなるんだろ。