Category: Diary

IPA is Dead

昨日は午後から竹芝に行き、石塚元太良さんの写真展「Demarcation」を拝見して、竹芝桟橋をちょっとぶらついた。その後六本木に移動し、Brewdog Roppongiというビアバーへ。

この店はスコットランドでこのブリュワリーが醸造しているクラフトビールを主に扱っていて、その日飲める10種類のビールの中から4つを選べるセットがあったので、それを注文。「Hardcore IPA」とか「IPA is Dead Simcoe」とか、名前からしてアルコール度数が高い。ホップの苦味と、華やかな香り。IPA(インディア・ペールエール)は、普通のビールよりホップをたくさん使っているのが特徴だ。昔、英国からはるばるインドまでビールを輸出するのに、より日保ちさせるためにそうしたとも言われているが、定かではない。

しかしまあ、それにしても、3日ぶりに飲んだビールのうまさたるや。文字通り、五臓六腑に染み渡った。

リバウンドの内訳

年明けからの自分なりの節制で、減少しつつあった体重が、今週に入ってから、再びじわじわと増えはじめた。

原因は何なのか、まったく心当たりがない。食事は普通にバランスよく食べているが、間食は一切していないし、酒を飲むのも一日おき。自宅作業の日も食材の買い出しなどで散歩するようにしていて、腕立て伏せ・腹筋・スクワットもほぼ毎日続けている。

服をめくって腹回りを見てみても、肉がだぶついてる感じはない。では、いったい何が、どこにリバウンドを……と考えていて、はたと気づいた。太腿から尻にかけてが、少し前より半回りくらい、太くなっている感じがする。スクワットでついた筋肉か(苦笑)。

まあでも、忙しすぎて運動不足だった去年の頃より、身体を動かした時の感触は明らかによくなってきている。身体の中で筋肉の割合が増えれば、身体を維持するための基礎代謝に必要なエネルギーも増える。この調子で続けていけば、3月のアラスカ取材にはいい状態で臨めるだろう。たぶん、スノーシューで雪原をさまようことになるだろうから、身体の準備はしておくに越したことはない。

アマゾン前のめり

昨日の夜中過ぎ、つまり日付的には今日だが、街の書店では見つけられないでいた本をまとめて何冊か、アマゾンで買った。

本がうちに届くのは早くても明日だろうと思っていたし、現に、今日の昼頃に届いたアマゾンからの発送完了メールにも、到着予定日は明日と書かれていた。ところが、今日の夕方には、もうヤマト運輸がうちまで届けに来てくれていたらしい。僕は取材で日中出払っていたので、受け取ることはできなかったのだが……。まさか、注文してから半日ちょいで届くとは想像もしてなかったし。当日お急ぎ便でも何でもなく、わざわざ一番ノーマルな設定で申し込んでおいたのに。

思い返してみると、年明けすぐにアマゾンで体重計と文庫本を一冊注文した時も、到着予定日よりも一日早く届いていた。アマゾン、なぜにそこまで前のめりに……。意図的にスピーディーに届く感覚を体感させて、アマゾンプライムに移行させようという意図なのだろうか。

とにもかくにも、ヤマト運輸さん、まじでお疲れさまです。

スポーツジムに行かなくても

今朝の時点で、体重が、年末年始の頃より2.5キロほど減った。標準体重の目安(男性の場合は身長から110、女性は105を引いた数字)まで、あと500グラム〜1キロくらい。個人的な感覚でのベストウェートまではあと3キロくらいか。とりあえず、明らかに身体が重く感じるという感覚はなくなった。

食事の量は実はほとんど減らしてなくて、普通にいろいろ食べている。間食的なものをなるべく口にしないようにしてるのと、晩酌のビールを一日おきにしてるくらい。あとはほぼ毎晩、腕立て伏せ、腹筋、スクワットを日課にするようになった。

僕は昔から、スポーツジム的なところに安くはないお金を払って通うという行為には懐疑的だ。スポーツの成績を上げたいとか、全身ムキムキになりたいとかならともかく、普通に健康な状態を維持したいだけなら、自宅で、自分の体重だけを負荷にするエクササイズを習慣的に続けるだけで十分だと思う。たとえば、腕立て伏せを20〜30回、腹筋を100回、スクワットを50回ほど、間を空けずに続けざまにやってみるといい。それだけで筋トレと有酸素運動を兼ねたサーキットトレーニングになる。

とりあえず、体重計に乗るのが単純に面白いので、もうしばらく、今の調子で続けてみようと思う。しかし、ビールを飲みたい時に飲めないのだけは、せつないなあ……(苦笑)。

コニカミノルタプラザ

午後、新宿へ。コニカミノルタプラザで開催中の小池英文さんの写真展「瀬戸内家族」へ。今日は小池さんと石川梵さんのギャラリートークがあった。台本なしの自然体なお二人のトーク、楽しかった。

小池さんたちの写真展は、コニカミノルタプラザでの最後の展示となる。来週1月23日で、このギャラリーは閉鎖となるのだ。ここの前身となるギャラリーができたのが1954年。コニカとミノルタは2003年に合併し、2006年にはカメラ関連の事業から撤退してしまったのだが、その後もコニカミノルタプラザは存続し続けた。このギャラリーでの展示をきっかけに、世に羽ばたいていった写真家は数知れない。僕も新宿でちょこっと時間のある時などに、ふらっと立ち寄ることの多い場所だった。

残念だけど、お疲れさまでした。いつか、またどこかで。