Category: Diary

人気者になりたい人

人気者になりたい人、たくさんの人から共感を集めたい人というのは、いつの世にも少なからずいる。これだけWebやSNSが発達した世の中だと、それらの網の目を通して、人気者願望を持つ人たちの思惑が透けて見えることもある。

「人気者になりたい」「人から共感を集めたい」という思惑だけが目的化してしまっている人、あるいはその先に「あわよくばそれで金儲けしたい、異性にモテたい、いい思いをしたい」みたいな欲望が直結してしまってる人は、たいていの場合、人気者にはなれないし、共感もたいして得られないし、いっときうまくいきそうでも結局長続きせずに、ずっこけてしまうだろう。

本当の意味で多くの人から共感を集めている人は、自分が人にどう思われようがおかまいなしに、その人自身が誰かのために大切で役に立つと信じる物事に、ただひたむきに取り組んでいる。その姿勢こそが、共感を集める源になるのだと思う。

僕は……僕は、どうなんだろ。とりあえず、好き勝手にはやらせてもらっているのだが、共感を集めるにはレアでマニアックすぎるところに突っ込んでしまったかもしれない(苦笑)。

目標に到達

今朝、体重計に乗ると、標準体重(男性の場合は身長から110、女性は105を引いた数字)ちょうどになっていた。年始から目標にしていた体重に、とりあえず到達。1カ月程度かかるかなというのも予想通りだった。

この1カ月間でやっていたことをあらためて整理すると、こんな感じ。

・食事はほぼ今まで通り。間食は基本的にしない。毎晩1缶飲んでいたビールを1日おきに。
・毎晩、腕立て伏せ20回、腹筋100回、スクワット50回を1セット。

食事については、当たり前だが外食での暴飲暴食を避けたり、自炊の時は具沢山の野菜スープをよく作ったりはしていた。とはいえ、変にストレスを溜める気はまったくなかったので、外で飲む時は普通にビールをジョッキ3杯くらい飲んでたし、自炊の時もおかずをたっぷり食べるようにしていた。

ここまでの減量の主な要因は、ほぼ1日1回行っていたエクササイズの方だと思う。手足と体幹に軽めの負荷のトレーニングを継続的に行ったことで、各部の筋肉がある程度増量し(それで減量がいったん停滞したが)、筋肉の割合が増えた分、基礎代謝と新陳代謝が高まって、内臓脂肪と皮下脂肪の燃焼につながったのだろう。体重自体は年始の段階から3キロ減だが、自分の感覚的には、筋肉が1キロくらい増えて、脂肪が4キロほど減った感触でいる。実際、身体や手足を動かす時も軽い感じがして、体調もとてもいい。

これ以上シャカリキに体重を減らすことにはまったく興味が湧かないし、まだ寒いのにこれ以上やせると風邪をひきそうなので、今後の当面の目標は、現状維持。それぞれのエクササイズの回数を今週から2割くらい増やしたので、加齢で減りつつある筋肉量の維持に努めたいと思う。とりあえず、重いカメラバッグを背負って、アラスカの雪原を歩き回れるくらいには。

最初から最後まで

午後、神保町で取材。春に公開される、とある映画についてのロングインタビュー。楽しく、そして熱く盛り上がって、丸々2時間押さえておいた会議室がタイムアウトになってしまったほどだった。

こういうロングインタビューをまとめるのは大変ではあるけれど、むしろ望むところというか、インタビュアーとして、書き手として、これ以上ないくらいの面白味を感じる。取材に限らずどんな仕事でもそうだと思うけど、最初から自分で企画して、最後まで自分で責任を持てる仕事が、やっぱり一番楽しいし、やりがいがある。

最初から最後まで自分で責任を持つには、それなりのスキルを身につける必要はある。僕はもともと能力不足だったので、必要最低限のスキルを身につけるのに、二十代をほぼ全部費やしてしまったけど(苦笑)。2月21日(火)のトークイベントでは、その頃の話も少しできたら、と思っている。

折り返し下車

昼、松戸で取材。先週からの松戸通いもかれこれ4回目になるが、今日でどうにかすべて終了。原稿を書く作業は残っているけど。

三鷹から松戸までの往復は、とにかく時間がかかる。東西線から千代田線経由の常磐線に乗り換えるか、中央線から東京駅で上野東京ラインに乗り換えるか。今日は往路も復路も東西線を使った。iPhoneで音楽を聴きつつ、時々メールやTwitterをチェック。まだ読んでない本を持ってくればよかった、とちょっと後悔。

……ふと気づくと、とっくに終点の三鷹に着いていたのに、ぼんやり座ってるうちに列車がまた吉祥寺に折り返してしまっていた。疲れてるのかボケてるのか。自分に呆れながらあわてて列車を降り、向かいのホームで三鷹行きを待とうとして……。

ま、いっか。このまま、歩いて帰っちゃおう。

駅を出て、中道通り商店街をぶらぶら歩く。途中でコーヒーを飲んで、ついでに豆を買ったりして。これはこれで、ありだったかも。

「いいお客さん」になるために

昨日は丸一日、松戸で取材。日に4連チャンというのは、さすがにしんどい。帰りに寄り道して、しばらく前からよく行っているインドカレーの店で、晩ごはんを食べていくことにした。

店内は、大勢のお客さんでにぎわっていた。この店のお客さんのほとんどは、1人か2人で、店のウリのミールスやビリヤニをじっくり味わいに来る。でも昨日は、一番奥のテーブル席に、明らかに系統の違うグループが座っていた。4人がけのテーブル席に5人で座って(おかげで通路が狭くなって店員さんが苦労していた)、フードのオーダーは数皿のサイドメニューだけで、卓上には何本ものワインボトルとビールのジョッキが並んでいた。要するに、飲み会に使っていたのだ。騒々しい声で職場の内輪ネタをしゃべりあい、ゲハハハハ、と笑っていた。

飲食店の使い方としては、間違ってはいない。お店も、ほかのお客さんも、彼らに何かを言う筋合いはない。でも、お店にとって、彼らが「いいお客さん」だったかというと、そうは言えないと思う。

お酒をたくさん飲んでワイワイ楽しく騒ぎたいなら、居酒屋に行けばいい。ほとんどのお客さんがゆったり気分でカレーを食べに来る店で、わざわざ居座って酔っ払って騒ぐ必要はない。居酒屋なら、彼らも「いいお客さん」になれるだろうに。