Category: Diary

本を読むこと

本を作ることを仕事にしているというのに、本を読むのが好きと言えるほど本を読めているかというと、正直、全然、読めていない。まったくもって、冷や汗が出るほど。

原因(というか言い訳)はあるにはあって、書き仕事がつっかえてくると、書くのに使う言葉が脳内のバッファを占拠してしまって、本を読んで言葉を脳にインプットする余白がなくなってしまうのだ(それだけバッファがちっちゃいということなのだが……)。読む時はどっぷり耽読したいたちなので、それなりに余裕がないと、なかなか読み進められない。で、そんな余裕のある時期というのは、あまり多くはない(多かったらそれはそれで困る、働かないと)。読むなら旅先とかで、かな……そんなにたくさん持ち歩けないけど。

だから、自分は本を読むのが好きだ、と言い切れるほどの自信はない。僕なんかより、もっと読書好きな人は、世の中にたくさんいる。ただ、これまでの自分の人生をふりかえってみると、何かのターニング・ポイントにつながるきっかけや思いつき、目指すべき目標が生まれた時、そこにはいつも、本があったように思う。あの時、あの本に出会ったから、人生が少し変わった。僕はいろんな本に少しずつ後押しされながら、今の場所に辿り着いたのだと思う。

よし。連休中は、読みかけのこの本と、本棚にある、あれとあれとあれとあれを……で、できるだけ(汗)がんばって読もう。

ささやかな願望

子供の頃、ごはんを食べていて、「このカレー、もうちょっと肉が入っていればいいのに」とか、「もう1本、エビフライがついてればいいのに」とか、よく思っていた。微妙に満たされないままだった、ささやかな願望。大人になっても、外でごはんを食べる時は、まあ似たようなもので、願望を満たすにはそれなりに出費を伴うことも少なくない。

でも、家で自炊をする時には、そんな願望も、思いのままに叶えることができる。角切り肉たっぷりのカレー。山盛りの豚肉の生姜焼き。一人暮らしで自炊していて、一番いいなあと思えるのは、こういうところだ。別に高い食材を使うわけじゃないから、材料費もそんなに大差ないし。

さあて。今度は何を作ろうか。

ライターと筆記具

この間、ある人に、「ヤマモトさん、取材の時、鉛筆でノートを取ってるんですね」と言われた。

僕の使っているのは鉛筆ではなくシャープペンシル(プラチナ万年筆の「プレスマン」)なのだが、その人の言葉に、僕はある種の嘲りのような響きを感じた。「それがどうかしましたか?」と聞くと、「新聞記者やジャーナリストはペンを使いますし、欧米ではみんなペンしか使いませんよ」と言う。シャープペンシルでノートを取っている僕は、その人たちと比べて稚拙だとでも言わんばかりに。

理系の研究所などでは実験ノートは記録保全のために必ずペン書きだろうし、新聞記者の方々にも似たような理由でそういう流儀の人もいるのだろう。しかし、僕は個人事業主のフリーライターである。僕の書いた取材ノートを読み返すのは、僕しかいない。ペンで書かれてようと、鉛筆だろうと、あぶり出しだろうと、僕にさえ読めれば、筆記具は何でもいい。ライターの力量を証明するのは、筆記具ではなく、書き上げた文章がすべてだ。

とりあえずそのわかったふうな人には、「ペンでノートを取ればもっといい原稿が書けるというなら、すぐにでもそうしますよ」とだけ返しておいた。

ランダム表示

このサイトのヘッダに表示される写真を、アクセスのたびにランダムに表示が切り替わる形に変更してみた。特に深い理由はなく、単なる気まぐれで。

写真は今のところ、合計で6枚。いずれもアラスカで撮影した写真。気が向けば、また何の前触れもなく、しれっと追加するかもしれない。それもまた、気まぐれで。

アラスカの写真と、そして文章。いつか、納得のできる形で、まとめられるといいなと思っている。それがいつになるのか、今はまだ皆目見当もつかないけれど。

遅刻しないための対策

たぶん僕は、1年間で7、80件くらい、取材の依頼を請け負う。午前中から取材が入る時などは、うっかり遅刻しないように気を遣う。吹けば飛ぶよなフリーライターの身空、一度やらかしてしまうと、それっきり仕事を失う可能性もあるからだ。

で、日頃、遅刻しないようにどんな対策を講じているかというと。

・前日のうちに、自宅を出てから目的地に着くまでのルートと時間、乗り継ぎなどを「乗換案内」で調べておく。待ち合わせ時間ギリギリではなく、1、2本早めに着ける設定にしておく。

・前日のうちに天気予報を調べ、どんな服装にするかをだいたい決めておく。出かける直前にあわてないように。

・当日、自宅を出る予定時刻の2時間前までに起きる。ネットで運行情報を確認し、乗る予定の路線で大幅な遅延が発生していたら、対応策を考える。

……とまあ、ここまでやっておくと、そうそう遅刻したりはしないのだが、それでもごくたまに、列車に乗っている最中にアクシデントで急に停まったり遅延したりということも過去に数回あったので、油断はならない。

明日も遅刻しませんように……。