Category: Diary

つかの間の連休気分

慌ただしかった(去年に比べればずっと楽だったが)4月に取材した分の原稿もすべて書き終えて推敲して納品し、世間並みの連休気分を、ほんのつかの間、味わっている。ゆっくり寝て起きて、ごはんを作って、コーヒーをすすりながら、本を読んだり、ブログを書いたり、ぼーっとしたり。何もしてないと言われればそれまでだが、僕にとっては貴重な「ぼーっとする時間」だったりする。

週末はまた映画を観に行くし、週明けすぐの月曜日は天気がもちそうなので、ひさしぶりに丹沢表尾根を縦走してこようかなと思っている。まあでも、それくらいまでかな、連休気分でいられるのは。その後はまた、ぽつぽつと依頼が入ってくるだろうし、それより何より、6月末からのインド取材の下準備をしなければならない。今年の取材はかなり細々としたリサーチ取材なので、準備がとても重要になるからだ。

……まだ、ほとんどと言っていいほど、手をつけていないんだけど。昨日の夜、そのことで、夢でうなされた(苦笑)。

脳をとっぷり浸す日

昨日は昼から、渋谷へ。まず、Bunkamura ザ・ミュージアムで一昨日から始まったソール・ライター展に行く。一年半ほど前に彼についての映画を観て以来、この写真展も心待ちにしていたのだが、期待に違わぬ、素晴らしい内容だった。実際にじっくりと拝見させてもらった彼の作品群についての感想は、また別の折にでも書こうと思う。

夕方からは、同じくBunkamuraのオーチャード・ホールで開催された、畠山美由紀さんのデビュー15周年記念ライブ。6名のゲストが入れ替わりながら登場するという、本当に贅沢な内容。圧倒的な演奏と、台本通りにいかないMCがたまらない(笑)。歌と音楽に対する愛情が、ぎゅうっと詰まった3時間だった。

丸一日、眼から、耳から、良質なインプットを注ぎ込んで、滋養の海に脳をとっぷり浸すことができた。こういう日は、時折必要だなあ、と思う。

夏がひたひたと

昼、歩いて吉祥寺へ。キチレコソニック2017の会場で、たかしまてつをさんたちのバンド、東京ハイボールズのミニライブを拝聴。楽しかった〜。会場にいた人たち全員が、本当に楽しそうだった。

連休に入って、みんな帰省したり遠出したりしてるのかと思いきや、吉祥寺の街は思いのほか、人が多くて、どこの店も大混雑。週明けの月火の平日、暦通りに仕事があって、この週末は普通に都内で過ごしてる人が多いのかもしれない。

運良く入って座れた武蔵野珈琲店で、今季初のアイスコーヒーをすすっていると、窓の外で、いきなりのどしゃぶり。で、すぐに何事もなかったかのように止んだ。ついこの間、やっと春になったかと思ったら、もう夏がひたひたと近づいているようだ。

運動に飽きないために

年明けから始めた、1日1度のエクササイズの習慣。今もまだ続いているのだが、毎晩まったく同じことのくりかえしだと、正直、ちょっと飽きてくる。なので、気が向いた時にちょっと変化をつけるようにしている。

少し前には、腕立て伏せ、腹筋、スクワットの回数を少し減らして、少し間を空けつつ3セットやるようにしてみた。しばらくはそれでいい感じでやれていたのだが、時間が長くなったので、それはそれで飽きてきた(苦笑)。なので最近はまた1セットに戻して、短い時間の中でそれぞれの負荷を上げる形にしている。

腹筋は一般的な上体起こし(シットアップ)から、V字腹筋(Vシット、ジャックナイフ)に変更。これは上体起こしより格段にきつく、やり慣れてない状態でいきなりやると腰を傷める可能性もあるが、今の自分の状態なら特に問題はない。負荷が高いので、その分、やるのに時間がかからなくて飽きにくいというメリットはある。

腕立て伏せは、今の時点で連続でまともにやれるだけやると、40回が限度。なので、とりあえず1セットで40回まで追い込んで、それに慣れてきたら50回を目指すという感じで考えている。学生の頃はそのくらいはできてたはずなので。スクワットは60回くらいまでは余裕なので、これも飽きてくる前に片足スクワットを組み合わせたりしてみようと思っている。

面白いのは、エクササイズの負荷を上げた後、翌朝に体重計に乗ると、何日間か、少し体重が増えるということだ。その後はまたストンと減る。そういうくりかえしで、身体の組成がちょっとずつ変わっていっているんだろうなと思う。

さすがインディア

昨日と今日は、国分台の方で取材。三鷹から片道丸1時間。何だかんだでやっぱり疲れる。

家に戻ってきて、Macを開くと、ぽん、とメールが届いた。インドからだ。今年の夏、6月の終わりから取材でインドに行くので、旅の序盤、シムラーという街で泊まる宿をBooking.comでこの間予約したのだが、そのホテルからのメール。明日までにデポジットで1泊分の全料金をこの口座に入金しろ、でなければキャンセル扱いにする、と、パンジャブ銀行の口座情報が送られてきたのだ。

まったくもって、そんなの知らんがな、だし、予約保証にVISAカードの情報もBooking.com経由で入力してるのに、なんでわざわざ日本からインドの口座に送金させようとするのか。普通の旅行者にはまず無理だし、送料を考えたらまったく割にも合わないし。突拍子なさすぎて、かえって笑えてきた。

とりあえず、「いや、こっちは日本だし、送金するのは無理ですよ。でも、シムラーまでの鉄道は予約済みなんで、安心してください。宿に着いたら直接払います。もしそっちの都合でキャンセルするなら、また連絡してね」とだけ、メールを返しておいた。さて、どうなることやら。

さすが、インディア。出発前から、すでに戦いは始まっている。