すべての人間の死亡率は100パーセントだし、あらゆる生物の死亡率も100パーセントで、地球という惑星が消滅する確率も100パーセント。そしてたぶん、宇宙や時間そのものが消え去ってしまう確率も100パーセント。
ずいぶん昔、子供の頃に、そんな考えが浮かんで、ずっと頭から離れなくなった。今もそうだ。
僕たちは、ほんのまたたきのような、かりそめの時間の中を生きている。与えられたわずかな時間の中で、何かの意味を見つけようと、あがいている。
すべての人間の死亡率は100パーセントだし、あらゆる生物の死亡率も100パーセントで、地球という惑星が消滅する確率も100パーセント。そしてたぶん、宇宙や時間そのものが消え去ってしまう確率も100パーセント。
ずいぶん昔、子供の頃に、そんな考えが浮かんで、ずっと頭から離れなくなった。今もそうだ。
僕たちは、ほんのまたたきのような、かりそめの時間の中を生きている。与えられたわずかな時間の中で、何かの意味を見つけようと、あがいている。
インドに出発するまであと10日ほどという今の段階になって、急に国内での仕事が立て込みはじめた。取材を伴わないけれど急ぎの書き仕事がいくつかと、来週後半には日帰り取材で福島へ。出発直前、ギリギリまで仕事に追われることになりそうだ。
ほとんどのフリーランサーは、好きな種類の仕事を好きなタイミングで選べるほど、自由ではない。長い付き合いの取引先からの依頼は断りづらいし、そもそも働ける時に少しでも働いておかないと、このご時世では僕らは食っていけない。しかし仕事の依頼というやつは、重なる時にはこれでもかというくらいとことん重なるし、来ない時にはあきれるくらい無風状態になってしまう。なかなかうまくいかないものである。
まあ、粛々と、やれる範囲でやっていくしかないな。ハタラキマス。
今日は午前中から武蔵境で取材。始まるまでの少しの待ち時間、関係者の人との雑談で、最近の国会の話題になる。驚いたことに、びっくりするほど、関心が薄い。
加計学園? 森友学園? たいした問題じゃないでしょう。ほかにも政治家とつるんで何かしてるところはたくさんあるでしょうし。共謀罪? 我々には別に関係ないですよ。野党だって、あやしい素性の人とかいるじゃないですか。
……こんな調子だったので、それぞれのツッコミどころに淡々とファクトを示していくと、その人も次第に言葉に詰まっていってしまった。
その人は、単に興味がなかったから、何となくのぼんやりしたイメージでしか、物事の推移を見ていなかったのだ。たぶんそんなにたいした問題じゃない。たぶん自分には関係ない。多くの日本人がそうしてぼんやりスルーしていくうちに、この国はもう、取り返しのつかないところまで堕ちてしまった。終わりの始まりだ。
自分たちの保身のためになら平気で嘘をつき続けるような姑息な人間たちに、今、この国は牛耳られている。
夕方、食材の買い出しのため、近所のスーパーへ。
このスーパーに行くと、まず最初に地場野菜のコーナーをのぞく。僕の住んでいる三鷹界隈は意外なくらい畑が多くて、地場野菜も結構豊富に出回る。新鮮で、がっしりと実が詰まっていて、味もいい。最近は夏野菜もだんだん出回りはじめた。
そのコーナーの隅っこに、形や大きさの不揃いな野菜を置いてある場所があった。値段は、形のいいものの半額から3分の2くらい。変形してるけど大ぶりの立派なトマトがいくつかあったので、それを買う。こういう不揃い野菜を扱う場所があると、本当に助かる。
今夜は、トマトと卵で中華風のスープを作ろう。スープだから、形なんて関係ないし。
申請を依頼していたインドビザが、無事に発給されたという報せが届いた。毎度のことながら、インドという国に関しては、何が起こるかわからない、何が起きても不思議ではないので、万全を期していても、どきどきする(苦笑)。
Eチケットもこの間受け取ったし、渡航期間中の海外旅行保険の申請も、さっきオンラインで済ませた。冷蔵庫の中の食材や調味料も計画的に減らしている。この後は、いつものラダック旅行向け荷物のパッキングリストを今年の旅の内容に合わせてアップデートして、常備薬や消耗品など足りないものをチェックし、時間のあるうちに買い揃えておく。出発当日の空港までのバスのチケットも予約しておかねば。現地の知り合いにインド到着後のこちらの計画を連絡して、日本の知り合いや仕事の取引先にもしばらく不在にする旨を連絡して……。
出発まで、あと2週間と少々。ふう。