昼、編集者さんとの打ち合わせのため、都心へ。うららかな日和だけど、風はまだちょっと冷たいかも。ジーンズに長袖シャツを一枚着て、その上にコートを羽織って出かける。
真夏を除けば、僕は外を出歩く時、七割以上の確率でジーンズを穿く。高価なヴィンテージジーンズにはまったく興味ないけど、一度気に入ったら、同じ型のジーンズを何度も買ったりするたちだ。今までにハマったのは、リーバイスの502XX(レプリカ)と、今も持ってるリーの101Z(これもレプリカ)。で、現在一番お気に入りなのは、去年の秋に買ったフェローズの421SW。
フェローズのこのジーンズの何がいいのかというと、デニムの風合いやゆったりした穿き心地もいいのだが、細かいところに遊び心がちりばめられていること。フロントの五つのボタンが全部違う種類だとか、ポケットにネルシャツのようなチェック柄の生地が使われてたりとか、思わず「むふふ」としてしまうディテールがとても気に入っている。
惜しむらくは、「見てみて、このジーンズ、すげーんだよー。ボタンが全部違う種類で、ポケットもネルで‥‥」と言いながらベルトを外して人に自慢しようとすると、間違いなく変態扱いされるということだ。残念。