一昨日、新しいMacBook Proが届いた。16インチモニタを搭載した最新型で、10日ほど前に発売されたばかりのものだ。
アップルの製品を買う時、僕はたいてい様子見の期間を少し置くのだが、今回は発売後すぐにオンラインストアで注文した。というのも、これまで約6年間使ってきた2013年後期モデルのMacBook Proが、性能的にはまだいけるものの、今年の夏頃から内蔵バッテリーが劣化して膨張してしまい、筐体に歪みも出てきて、いつ故障してもおかしくないきわどい状態に陥っていたのだ。本の原稿を書いている真っ最中なので、毎日ヒヤヒヤしていたのだった。
新しいMacBook Proへのデータの移行作業や作業環境の整備には、何だかんだで結構手こずった。macOS Catalinaはリリース当初からバグだらけであまり評判がよくないのだが、僕の環境でもあれこれ困った現象を引き起こしてくれて(苦笑)、そのたびに検索して対処法を調べたりして、大変だった。でもまあ、ようやく、どうにか。
16インチMacBook Proの製品自体の出来は、すごくいい。サイズアップされたモニタはものすごく綺麗で見やすいし、スピーカーの音質もびっくりするほど向上している。ここ数年評判の悪かったバタフライ式キーボードは再びシザー式に戻されていて、タイプ時も快適。自分の仕事的には申し分のない改良だと思う。
……とはいえ、これを買うために思いがけない散財を強いられたので(泣)、その分を取り戻すべく、これからきりきり働きます。