帽子のある生活

ここ1、2年くらいだろうか。外出する時に、たいてい帽子をかぶって出かけるようになった。冬はニットキャップ、夏は丸いツバ付きのハット。最近は大ぶりのキャスケットもよくかぶっている。

理由は髪が薄くなったからとかではなく(仮にそうなったとしても気にしないし)、単純に「何か頭にのっかってると安心する」ようになったから。もともと冬の寒さをしのぐためにニットキャップを常用するようになって、夏はハットがあると涼しいのでこれも常用するようになり、今は、外では何かかぶってるのが当たり前みたいな感覚になっている。何もないと、少々、そわそわする(笑)。

メガネと同じようなものかな。メガネをかけはじめた小学生の頃は人と違うのが嫌であまりかけたがらなかったけど、高校から大学にかけては、むしろメガネがないと視力以外の面でも不安でたまらなくなった。素顔の前にメガネがあると何となく安心できるというか。だから僕は、生まれてこのかた一度もコンタクトレンズを使ったことがない。

今度手に入れるとしたら、どんな帽子かな。とりあえず、アラスカやラダックの寒風に耐えられるガチの防寒キャップは入手せねば。

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