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短パンとサンダルの季節の終焉

昼のうちに原稿を書き進めて、夕方、歩いて吉祥寺へ。

台風18号が運んできた熱帯の湿気が大気にたちこめて、急に真夏がぶり返してきたかと思うほど、暑い。アスファルトがぎらぎらと日射しを反射させている。帽子にTシャツ、クロップドパンツ、サンダル。ひさしぶりに完全に夏仕様の服装で出かけた。

でもさすがに、短パンとサンダルで出歩ける時期も、そろそろ終わりだろう。セミの鳴き声も、いつのまにかすっかり秋虫のさざめきに変わってしまった。街を歩けば、秋物の服やハロウィーンのカボチャがディスプレイされている。僕自身、インドで黒焦げに焼けた肌の色がだいぶさめてきた。もうすぐ秋本番。そして、またたく間に冬が来るのだろう。

……いや違った。再来週から、3週間半もタイに行くんだった。短パンとサンダルから今年卒業するのは、少なくとも10月24日以降(苦笑)。今年もまた、いつまでたっても、夏が終わらない。

またしても腹が減る

インドから戻ってきて、体重計に乗ったら、二カ月前に出発した時より、2キロ減っていた。

その後、日本での普通の生活に戻るにつれて、体重も少しずつ戻ってきて、今は帰国時よりプラス1キロくらい。それでもまあ、出発前からマイナス1キロ、今年の年初からだとマイナス5キロだから、今の年齢や体調での僕のベストウェイトは、ちょうど今くらいなのだろうと思う。

インド滞在中は、二、三日に一度くらい、宿の部屋で腕立て伏せをやっていた程度。標高3500メートルの地で毎晩フルにエクササイズをやるほどの元気はない(苦笑)。それでも現地で毎日、カメラザックを背負ったまま、結構な距離を歩き回っていたので、体幹や足腰を中心に、結果的にそれなりの運動になっていたとは思う。

それにしても、日本に戻ってきて以来、やたら腹が減る。確か数年前にも似たようなエントリーを書いた記憶があるが、今はとにかく身体がタンパク質や脂肪を欲しているという感覚がある(甘いものはあまり欲しくならない)。供給過剰にならない範囲で、必要な栄養を補充していかねば……。

何しろ、一カ月後には、タイである。あの暑さの中を取材で毎日歩き回れば、またやせるのは必定……。やれやれ。

「地球の歩き方 タイ 2017〜2018」

今回でかれこれ4年目になりますが、撮影とデータ取材の一部を担当させていただいた「地球の歩き方 タイ 2017〜2018」が発売されました。

今年の改訂版では、巻頭のカラーグラビアでタイ北部の街、チェンラーイ、チェンマイ、ラムプーン、ラムパーンを寺院を中心にして6ページほど新規で撮影(昨年まで僕が担当していたカラーグラビアのスコータイとアユタヤーの遺跡の写真と紹介テキストは、今回は別の方が担当しています)。その他には、本全体の巻頭トビラとタイ北部の章トビラの写真も担当しています。

タイへの旅を考えている方はもちろん、そうでもない方も(笑)、書店で見かけたら、お手に取ってみていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

チャーンでフラッシュバック

もう完全に冬だな、という寒さと空模様。電車で都心に出かける。神宮外苑の銀杏並木を少し見物し、ひさしぶりにブルーボトルコーヒーでコーヒーを飲み、渋谷までぶらぶら歩く。

晩ごはんにおでんでも食べようかと思ったのだが、考えることはみな同じなようで、夕方の早い時間からすでに長蛇の列。あきらめて、タイ料理を食べることにする。3週間ぶりのタイ料理。まあ、そろそろいいかなと(笑)。

新宿のゲウチャイという店でいただいたタイ料理は、どれも食べやすくておいしかったのだが、我ながらちょっとびっくりしたことがあった。最初に頼んだタイのチャーンビールを、コップに注いで一口飲んだとたん、ぶわっ!と、ついこの間までタイでさんざん感じていた感覚がフラッシュバックしてきたのだ。暑くてじっとり湿った空気、埃と汗と、ぎらつく陽射しと……。それはもう、生々しく。

考えてみたら、タイでの取材中は、ほぼ毎晩、コンビニで買ったチャーンの500ml缶を宿の部屋で飲んでいたから、そうなるのも無理はないのかもしれない。しかしまあ、それにしても。

Thailand 2016