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不揃いのトマト

夕方、食材の買い出しのため、近所のスーパーへ。

このスーパーに行くと、まず最初に地場野菜のコーナーをのぞく。僕の住んでいる三鷹界隈は意外なくらい畑が多くて、地場野菜も結構豊富に出回る。新鮮で、がっしりと実が詰まっていて、味もいい。最近は夏野菜もだんだん出回りはじめた。

そのコーナーの隅っこに、形や大きさの不揃いな野菜を置いてある場所があった。値段は、形のいいものの半額から3分の2くらい。変形してるけど大ぶりの立派なトマトがいくつかあったので、それを買う。こういう不揃い野菜を扱う場所があると、本当に助かる。

今夜は、トマトと卵で中華風のスープを作ろう。スープだから、形なんて関係ないし。

脚気とインスタントラーメン

子供の頃、「インスタントラーメンばかり食べている人は、脚気(かっけ)にかかる」という話を聞いた記憶がある。脚気というのはビタミンB1の欠乏症で、健康な人は膝の下を叩くと膝蓋腱反射で膝から下の部分が上に動くが、脚気にかかっている人は動かないので、この病名がついたらしい。昔は、脚気で大勢の人々が亡くなったそうだ。

その後、「インスタントラーメン=脚気の原因」という話はあまり聞かなくなって、そんなこともあったかなあ、と、すっかり忘れてしまっていた。で、先月、大学案件の取材で栄養学の先生に話を伺った時、ひょっこり、その話題が出てきたのだ。

先生によると、最近のインスタントラーメンには、メーカー側の対策によってビタミンやカルシウムが添加されているので、脚気にかかるリスクは昔に比べてかなり低減されているのだそうだ。もちろん、一日三食インスタントラーメンばかり食べていたら身体にいいわけはないのだが、少なくともそう簡単には脚気にかからないらしい。

こういう話も、どこかに書いておかないと、そのうちすっかり忘れてしまうかもしれないので、とりあえず。

タマネギの切り方

家で自炊をしていると、知らずに通り過ぎてしまいそうだった豆知識にひょっこり出会ったりするので、面白い。

タマネギを切る時には、くし形切り、薄切り、みじん切りなど、切り方がいくつかある。その中でも、薄切りには大きく分けて二つの切り方がある。本体に対して縦方向に包丁を入れていく切り方と、水平方向に包丁を入れていく切り方。縦方向の切り方だと、タマネギの繊維の方向に沿って包丁を入れていくので、繊維をあまり切ることがない。水平方向の切り方だと、繊維を切断していくことになる。これらを加熱調理すると、縦方向の切り方をした方は繊維のシャキシャキ感が残りやすく、水平方向の切り方をした方はとろっとなりやすい……という知識を、今日ネットで拾った。

言われてみれば、確かにその通り(というか、常識なのかな……)。炒め物でシャキシャキ感を出したい時は縦方向の薄切りで。ある程度じっくり炒めて甘みを引き出したい時には、水平方向の薄切りか、もしくはみじん切りがよさそうだ。ちなみにうちでカレーを作る時は、一番最初にみじん切りのタマネギを15分くらい炒めている。こうすると、カレーにコクが出る気がする。

何もオチはないけれど(苦笑)、あさっての夜あたり、米を炊いて、カレーにしようかな。

モンベル「リゾッタ」

アウトドア用のごはんといえば、尾西食品のアルファ米シリーズが不動の地位を築いている。僕もこれまでさんざんお世話になってきたが、特に和食系のやつは本当に申し分のない味。ただ、お湯を注いでから食べられるようになるまで15分ほどかかってしまうのが、難点といえば難点だった。

というのも、僕はごはん物と一緒に味噌汁かスープ(これに関してはアマノフーズのフリーズドライが味もバリエーションもダントツである)を飲みたいたちなのだが、ごはん物の待ち時間が15分もあると、一緒に沸かしたお湯でスープを作ると冷めてしまうので、もう一度お湯を沸かさなければならないのだ。アルファ米の袋自体も何かでカバーして保温しておかないと15分でかなり冷めてしまう(僕はいつもニットキャップをすぽっとかぶせている)。サタケのマジックパスタは待ち時間が短くて便利なのだが、米っぽいものを食べたい時も多いし。

そんな折、モンベルから「リゾッタ」という新しいごはん物のシリーズが発売された。これはアルファ米ではなく、フリーズドライの米なのだそうだ。待ち時間はなんと3分。これは試してみなければ、と思って、昨日の丹沢表尾根縦走のおひる用に、カレーリゾッタを買って持って行った。

リゾッタに必要なお湯の量は175ml。袋の内側の注水線にお湯の量を合わせると、それよりやや多くなると思う。僕は指示通り175mlくらいのお湯で作ってみたが、べちゃべちゃにもならず、米の粒々の食感がほどよく残っていて、ドライカレーかカレーピラフのような味。なかなかおいしかった。お湯はやや少なめと心がけた方が失敗しないだろう。他社製品には袋の内側に小さなプラスチック製スプーンが入ってるのだが、リゾッタには入っていない。あのスプーンは資源の無駄だなあと常々感じていたので、いい傾向だと思う。

リゾッタの味のバリエーションは現時点で5種類。税込で400円ちょいとやや値は張るが、調理時間は短くて済むし、時間や燃料を節約したい時には良い選択肢だと思う。僕も今度は別の味を試してみたい。

ささやかな願望

子供の頃、ごはんを食べていて、「このカレー、もうちょっと肉が入っていればいいのに」とか、「もう1本、エビフライがついてればいいのに」とか、よく思っていた。微妙に満たされないままだった、ささやかな願望。大人になっても、外でごはんを食べる時は、まあ似たようなもので、願望を満たすにはそれなりに出費を伴うことも少なくない。

でも、家で自炊をする時には、そんな願望も、思いのままに叶えることができる。角切り肉たっぷりのカレー。山盛りの豚肉の生姜焼き。一人暮らしで自炊していて、一番いいなあと思えるのは、こういうところだ。別に高い食材を使うわけじゃないから、材料費もそんなに大差ないし。

さあて。今度は何を作ろうか。