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バングラデシュの記憶

バングラデシュの首都ダッカのレストランで、日本人を含む外国人20人が殺害されるテロ事件が起こった。バングラデシュでは去年から日本人や外国人が殺害される事件が時々起こっていたが、これほど大規模なテロは今までになかった。巻き込まれた方々のことを考えるとやりきれない思いがある。

僕がバングラデシュを訪れたのは、2年前の2月。ほんの10日ちょっとの旅で、自由時間もろくにないプレストリップだったが、それでもあの国の魅力は直に肌で感じることができた。膨大な数の人々がうごめくように暮らす巨大都市ダッカ、みずみずしい水田が広がる農村、霧に閉ざされたマングローブの密林、そして、穏やかでシャイで、人なつこい人々。彼らのはにかむような笑顔を思い出すと、なおさら胸が苦しくなる。

テロはもちろん絶対に許されない行為だし、今のような状況下でバングラデシュを旅したりするのは無謀だ。でも、「テロで日本人が殺された怖い人たちの国」という変なレッテルがバングラデシュに貼られてしまうのは、それはそれでよくないとも思う。いつかまた、いろんな物事が良い方向に動くようになるといいのだが……。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

ふと気がつくと

午前中に家を出て、昼、神保町でインタビューの収録。今日も面白い話を伺うことができた。終わった後、カメラバッグを背に渋谷に移動。マメヒコでコーヒーを飲んだりして少し時間をつぶし、夕方から新しい仕事の打ち合わせ。この案件、年に数回のペースで発生することになりそうだ。

ふと気がつくと、今、やっぱり、仕事の数が集中しすぎてる。いや、うすうす感づいてはいたんだけど、それにしても……。あれもやらなきゃ、これも進めとかなきゃ、と気ばかり焦って、何だか落ち着かない。ほんとに全部捌けるのかな、大丈夫かな、と自分でも自信が持てなくなる。

まあでも、やるしかない。それが仕事だから。

Smiles of Bangladesh

「地球の歩き方 バングラデシュ 2015〜2016」

arukikata_bangla1510月4日(土)に発売された「地球の歩き方 バングラデシュ 2015〜2016」の巻頭グラビアで、ほんの4ページほどですが写真を提供しています。ダッカ近郊を走る列車の紹介記事と、チッタゴン丘陵地帯にあるバンドルボンという町の紹介記事の部分です。バングラデシュに興味があるという方は、ご覧になってみていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

「“旅”が始まったばかりの国、バングラデシュ」

ダイヤモンド・ビッグ社の「地球の歩き方」編集部のサイトで、今年二月に行ったバングラデシュの取材レポートを遅まきながら連載していくことになりました。これから十月頃(「地球の歩き方バングラデシュ」の改訂版が発売される時期)までかけて、全部で四回に分けて掲載されていくそうです。これに合わせて写真を選び直し、文章も新たに書き起こしました。サイトのデザインがやや古いため見づらく感じられるかもしれませんが、写真は一応Retina対応にしてもらっているので、ある程度はディテールも見られると思います。

タイトルは「“旅”が始まったばかりの国、バングラデシュ」。まだ観光というものが未発達な、でも、だからこそ感じることのできるバングラデシュの魅力と奥深さを、門外漢ながら伝えていければと思っています。