コピペに思う

他の人のツイートやFacebookでの発言を見ていると、時々、「あー、これ、コピペだ」という文面に出くわすことがある。

たとえば、何かの宣伝・告知目的で、いろんな人に対してかたっぱしからまったく同じ内容の文面のリプライを飛ばしたり、いろんなコミュニティのトピックにかたっぱしから同じ文面を投稿したり。同じ内容だからコピペするという意図なのだろうが、あちこちにまったく同じ文面が機械的に投稿されているのを見せられると、正直げんなりする。

結局、それは投稿する側の人が、そういうコピペをあちこちで見せられる側の人の心境を想像しようとせず、ただ自分の都合を通すことしか考えていないからだろう。自分自身が損をしていることに気付いていないのだろうか。

ニュースリリースとかは別として、ソーシャルメディアで同じ内容を何度かくりかえし伝える必要があるなら、一つひとつの文章をその都度ちゃんと書くべきだ。読み手はちゃんとその違いに気付く。

ハードル、無駄に上がる

午後、横須賀で取材。横須賀‥‥遠い(苦笑)。家から駅まで歩く時間も考えると、片道で軽く二時間以上かかる。でも、取材だからしょうがない。

今日の取材は、いつも組んでいる依頼元の担当営業さんの他、入社してまだ一週間という新人さんも一緒だった。取材前に担当さんが新人さんに、「この人が、うちでひっぱりだこの‥‥」と、やたらハードルを上げる形で僕を紹介してしまったので、正直弱った。これから取材なのに、やりにくいったらありゃしない(苦笑)。

取材はまあ、いつもの要領で淡々と進めたのだが、新人さんには「なんだー。この程度か」と思われたかもしれない。まあでも、それがこっちの実力の限界なんだから仕方ない。許してつかあさい。

靴の新旧交代

昼、板橋で取材。一件だけで早めに終わったので、帰る途中で新宿に寄り、新しいトレッキングシューズを買う。キーンのタージーIIローカット。買うのはなんとこれで三代目。オーソドックスな造りの履きやすい靴で、僕のような使い方、つまり、ラダックのような土地でロングトレイルを踏破するのには適している。

今まで使っていたこの靴の二代目も、履けるのは履ける状態なのだが、底の突起はごっそりすり減り、クッションもへたってしまって、ソールがいつ割れはじめてもおかしくない状態。特に長旅の途中で割れてしまうと、どうにもならない。先週の山歩きでその限界を実感したので、意を決して買い替えて、二代目は普段の近所歩き用に退役してもらうことにした。

昔、陸上をやっていた頃、コーチに「靴を大切にして長く履き続けるのは美徳だと思う。だが、それで脚を壊したら元も子もない」と言われたことがある。あの頃履いていたランニングシューズは、練習での酷使で半年も保たなかった。だからといって、ぽいぽい捨てるのもどうかと思うけど。古びた靴は、それでも役立つ場面で使ってあげるようにしたいなと思う。

冷凍ごはんの解凍

自炊をする時、うちではごはん鍋で米を炊いている。一度に二合炊けるので、それを三回くらいに分けて食べる。その日食べる分を差し引いた二食分は冷凍して保存。これまではラップにくるんだり、電子レンジで使える適当な容器に入れたりしていたのだが、これがどうにも具合が悪かった。ラップだと解凍した後にしょっちゅうアチチッとなるし、適当な容器だと解凍の具合にムラができたりして、あまりおいしくならなかったのだ。

で、先日、ふとスーパーで見かけて買ってみたのが、ごはんを冷凍保存する専用容器。これが何気にすごい。同じように電子レンジで解凍したごはんなのに、めっちゃうまいのだ。底が内側に凹んでいることで加熱ムラを防いだり、フタの蒸気弁から蒸気を適度に逃がしたりする構造がその理由のようなのだが、1個あたり100円かそこらの商品でこれだけの恩恵を受けられるのだから、こういう分野での人間の創意工夫というのは素晴らしいなあと思う。もちろんくりかえし使えるから、毎回ラップを消費するよりエコだし。

‥‥なんかまた、ものすごくどうでもいいことをつらつら書いてしまったような‥‥いや、どうでもよくない。おいしいごはん、大事。

木漏れ日を辿って

日の光に透ける若葉

たぶん、半年以上ぶりくらいに、山歩きに行くことにした。ルートは、家からのアクセスがラクな、陣馬山から高尾山までの縦走。なまりになまってる身体でも、尾根筋まで出れば、何とか歩けるだろうとの目論見もあった(苦笑)。