Tag: Tokyo

鈍感になっていく

午前中から、新宿で取材。家を出る前にネットを見ていたら、中央線が人身事故で大幅に遅延というニュース。とりあえず予定より早めに三鷹駅まで行き、総武線の始発で新宿へ。それでも少し遅れはしたが、待ち合わせにはどうにか間に合った。

昨日も昼に曙橋の方に行く用事があったのだが、新宿駅で都営新宿線に乗り換えようとしたら、人身事故で完全に止まっていて、総武線で市ヶ谷の方から迂回しなければならなかった。最近、こういうのが多い。というか、常に多い。人身事故が、日常茶飯事のようになってしまっている、東京では。

列車の遅れで大事な予定が大幅に狂うと、正直言って「迷惑だなあ」と思わないでもない。誰もがあまり気にしないようにして、なるべくすぐに忘れてしまおうとしているようにも見える。でも、そうやってどんどん鈍感になっていくのは、ある意味、とても怖いことのようにも思う。

人の命が消えていったことに対して、胸の奥に感じる痛みを、ほんのいくばくかでも、忘れないようにしたい。

短パンとサンダルの季節の終焉

昼のうちに原稿を書き進めて、夕方、歩いて吉祥寺へ。

台風18号が運んできた熱帯の湿気が大気にたちこめて、急に真夏がぶり返してきたかと思うほど、暑い。アスファルトがぎらぎらと日射しを反射させている。帽子にTシャツ、クロップドパンツ、サンダル。ひさしぶりに完全に夏仕様の服装で出かけた。

でもさすがに、短パンとサンダルで出歩ける時期も、そろそろ終わりだろう。セミの鳴き声も、いつのまにかすっかり秋虫のさざめきに変わってしまった。街を歩けば、秋物の服やハロウィーンのカボチャがディスプレイされている。僕自身、インドで黒焦げに焼けた肌の色がだいぶさめてきた。もうすぐ秋本番。そして、またたく間に冬が来るのだろう。

……いや違った。再来週から、3週間半もタイに行くんだった。短パンとサンダルから今年卒業するのは、少なくとも10月24日以降(苦笑)。今年もまた、いつまでたっても、夏が終わらない。

連休と台風

昨日は丸一日、休んだ。昼に吉田亮人さんがフィリピンのストリートチルドレンを撮った写真展に行き、ひさしぶりにご本人にお会いして、写真を拝見しつつ、しばしおしゃべり。その後は最近割とお気に入りのエリア、清澄白河の方に行って、ぶらぶら歩き回って、お茶を飲んだり、コーヒー豆を買ったり(たまたま選んだのは奇しくもフィリピン産の豆だった)。そういえば、ブルーボトルコーヒーが日本第1号店をオープンしたのも清澄白河だった。巨大企業ネスレに買収されちゃったけど。

で、台風18号が近づいてきて一日中雨だった今日は、完全に家に引きこもって、ずっと原稿を書いていた。昨日たっぷり休んだからか、サボりたくても台風で外に出て行けなかったからか、今日はものすごくはかどった。我ながらよくがんばった。やればできる。いつもこのくらいがんばればいいのに(苦笑)。

さて、台風一過の明日は、どうしようかな。

醒めても夢

朝6時に起き、買い置きのランチパックをほおばり、取材道具を携えて、渋谷へ。朝イチからの取材は、通勤ラッシュにも巻き込まれるので、なんだかんだで疲れる。

取材を終えた後、昼過ぎに家に戻る。仕事に取りかかる前にちょっと休もうとソファに横になると、そのまましばらく寝落ちしてしまった。

……目が醒める。なぜだろう、テレビの画面がついていて、音が聞こえる。ステレオの電源が入っていて、CDトレイが開いている。僕の身体の上に、誰がかけてくれたのだろう、毛布がかかっている。誰もいないはずなのに。いったい、誰が?

……本当に目が醒めて、身体を起こすと、テレビはついていないし、ステレオもついていない。身体に毛布もかかっていない。目が醒めたと思ったら、そこもまた夢の中だったのか。

それにしても、奇妙な夢だった。

チーム再結成

午後、都心へ。来春出す予定の新しい本について、デザイナーさんと印刷会社の担当者さんを交えての打ち合わせ。

この顔ぶれで集まって本を作るのは、これで2冊目。再結成したチームの、お互いによくわかっているという安心感と信頼感。そしてまた、本をまるまる1冊、一緒に作れるのだという、ぞくぞくするような期待感。仕事なんだけど、作りはじめる前から作業が楽しみで仕方ない。きっと面白い仕事になるし、必ずいい本にしてみせる。そして、一人でも多くの読者のもとへと届ける。よっしゃ。

……その前に、今、目の前で山積みになってる、先に片付けとかなきゃいけない別の仕事を、なんとかします……。