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土壇場で荒行

昨日は朝の4時半起きで、電車と新幹線を乗り継いで、福島へ。現地にある大学で3人の方に取材。梅雨時の割に天気がよくて助かったが、なにしろ遠いので(苦笑)、なかなか疲れる。

それでもどうにか首尾よく取材を終え、在来線の最寄り駅までダッシュして飛び乗ったはいいものの、福島駅で乗り継ごうとした新幹線は満席で、結局そこから1時間待ち。新幹線の中で食べようと考えていた駅弁は駅構内では売り切れ。トホホな気持ちですきっ腹を抱えつつ東京駅まで戻り、八重洲のエリックサウスでミールスを瞬殺(笑)。

そして今日は、起きてすぐに都議選の期日前投票に行き、それから昨日取材した分の原稿を3本、ガリガリと一気に書き上げる。普段ここまで急いで書くことはあまりないのだが、何しろ、あさってから2カ月インドだし、明日はいくつか予定もあるので、今日書かないわけにはいかない。机の前でよれよれになりつつ、「そもそも何でこんなタイミングで取材引き受けちゃったんだろ?」と、今さらながら自問自答。

出発前の土壇場での荒行。やれやれである。

そろそろ準備を

申請を依頼していたインドビザが、無事に発給されたという報せが届いた。毎度のことながら、インドという国に関しては、何が起こるかわからない、何が起きても不思議ではないので、万全を期していても、どきどきする(苦笑)。

Eチケットもこの間受け取ったし、渡航期間中の海外旅行保険の申請も、さっきオンラインで済ませた。冷蔵庫の中の食材や調味料も計画的に減らしている。この後は、いつものラダック旅行向け荷物のパッキングリストを今年の旅の内容に合わせてアップデートして、常備薬や消耗品など足りないものをチェックし、時間のあるうちに買い揃えておく。出発当日の空港までのバスのチケットも予約しておかねば。現地の知り合いにインド到着後のこちらの計画を連絡して、日本の知り合いや仕事の取引先にもしばらく不在にする旨を連絡して……。

出発まで、あと2週間と少々。ふう。

さすがに眠い

昨日は午後から渋谷で、夏のスピティツアーとザンスカールツアーの細かい打ち合わせ。いろいろ確認できたし、現地の貴重な資料もいくつかお借りできたので、ありがたかった。その後、夕方から綱島のポイントウェザーで飲み会。これも楽しい時間だった。

帰りはそこまで遅くならなかったものの、家に戻って雑用を片付けたりしてるうちに、寝たのは夜の2時過ぎ。今日は朝イチで大学案件の取材が入っていたので、3時間くらいの睡眠時間で起きなければならなかった。さすがに眠い。取材先は新宿から小田急線で1時間以上離れた場所なのだが、うっかり熟睡すると小田原まで行ってしまいかねないので、音楽を聴きながら我慢。駅前のマクドナルドでコーヒーを飲んでカフェインをキメ、どうにか取材を乗り切る。

しかしまあ、疲れた。今夜は、たっぷり寝よう……。

「チャーリー」

昨年秋のキネカ大森での公開時、僕はタイ取材の真っ只中だったので観れないでいた、インドのマラヤーラム語映画「チャーリー」。昨日、ユジク阿佐ヶ谷での上映にようやく行くことができた。

都会で自由気ままに生きるテッサは、親が決めようとした縁談に反発して、コーチンにある古いアパートを借りて、しばらく身を潜めようとする。鍵も壊れているその部屋には、前の住人が置き去りにしたままの家財道具と、無数の奇妙な絵画やスケッチ、写真、オブジェがひしめいていた。チャーリーという名のその持ち主に興味を抱くようになったテッサは、一人、また一人と、彼を知る人物から、まだ会ったこともない彼についての物語を聞くことになる……。

いい映画だった。豪放磊落なのに超がつくほどのおせっかいのチャーリーはぐいぐいと物語を引っ張っていくし、ヒロインのテッサは本当に表情豊かでチャーミング。医師のカーニをはじめ、登場人物の中には心に深い傷を抱えている人も少なくないのだが、それでもみな、前を向いて再び歩き出そうとしている。ケーララ州の美しい風景が、そんな彼らを穏やかに包み込んでいく。

物語は、普通に考えるとありえないような確率での偶然の連鎖でつながっていくように見える。でも、偶然を偶然任せにしているだけでは、きっとあんな風には人と人は出会えないのだ。その人が勇気を持って踏み出す一歩が、偶然を必然に変え、人と人とを結びつけるのだと思う。

観終わった後、みんなで「いい映画だったね!」と笑い合いながら映画館を出られる映画は、間違いなく、いい映画だ。

インドやせ

年始から始めた、1日1回の自宅エクササイズ。我ながら意外なことに、未だに習慣として続いている。やっぱり、家に体重計があるのが大きい。データを記録しているわけではないけど、日々の増減を見ていることで、しぜんと食事の内容や運動量を意識できている気がする。

とはいえ、最近は、さほど意識して体重を減らそうとはしていない。上半身や体幹を中心にエクササイズのバリエーションを少し増やした(腕立て伏せを日によって2、3種類、体幹用の運動にプランクを導入)のと、肉や乳製品を少し多めに食べているので、体重はむしろ今年の最小値から1キロくらい増えている。感覚的には、イコール筋肉だと思う。

人間は歳を取るにつれて、筋肉の量が少なくなる。その目減り量を考えると、軽めでも継続的なエクササイズで維持していくことを意識した方がいいと思っている。別に、シャカリキに筋肉をつけようと思ってるわけでもないのだが、まあ、一般的な成人男性として普通に身体を動かせる程度には。

あと、今年は夏のインドに2カ月も滞在するので、ほぼ間違いなく、普通に過ごしてるだけで2、3キロはやせて帰ってくることになると思う。脂肪だけでなく筋肉も消耗して細くなりそうなので、鍛えとくなら、今のうちに。僕にしては比較的まめにエクササイズを続けてるのには、そんな理由もある。