Tag: Football

やれることはやる

ワールドカップ開幕の日。打ち合わせの予定があったので、開幕戦より睡眠時間を優先。さすがに五時起きは無理だった。

朝のうちはいい天気だったのに、出かける頃になって急に雷鳴が轟き出し、どしゃ降りの雨が。ぎりぎりまで待つうちに止んでくれたので、濡れずにすんだが、最近の天気、ほんとに油断ならない。

今日の打ち合わせは、今作っている本のプロモーションについてのもの。僕みたいな外部の編集者からそういう場を設けてほしいと申し出るケースはあまりないそうなのだが、やってよかったなと思う。本の内容や狙い、それをどう書店やメディアに伝えていくか、みっちり話し合うことができた。

本づくりの仕事では、本そのものを作るだけでなく、それをできるだけいいやり方で読者に届けることも大切になる。やらなければいけないこと、やろうと思えばやれることは、いくらでもある。だから、やらなきゃ。力を貸してくれた人たちのために。

徹夜で観戦

今朝は5時からサッカーのベルギー対日本の生中継があった。昨日の夜の段階で、いったん寝てから早起きするか、それとも寝ずに夜明かしして試合を見るか迷ったのだが、寝てしまうと起きられなさそうな気がして、結局、寝ないままキックオフの時間を迎えた。

こういう時はよく、芳しくない試合結果にぐったりしながら次の日を過ごすパターンになりがちなのだが、今日は思いのほか面白い試合展開で、日本は敵地で格上相手の戦いながら、逆転して一点差で逃げ切った。ひさびさの快勝に溜飲を下げた人も多かったんじゃないだろうか。

試合が終わってからもにまにましながらネットのニュースを見てたりしたのだが、さすがに眠くなって、その後はばったり倒れて、昼まで寝ていた。来年のワールドカップ、開催地は地球の真裏にあるブラジル。こんな寝不足がえんえんと続く日々になるのだろうか。ああ眠い。

中東の笛

梅雨らしい、じめじめした天気。昼間のうちに原稿を書き、パスタを茹でて晩飯にし、ワールドカップ予選の日本対オーストラリアの試合を観る。

この試合、日本とオーストラリアの戦いというよりも、両チームの選手と主審の戦いという様相を呈していた。今回はサウジアラビアの主審だったのだが、ひどいというか、わけがわからない。ファウルを取るか流すかの判断基準も明確でないし、不用意にカードを連発するし。あれじゃ、両チームの選手たちもかわいそうだ。この審判、ネットで検索してみたら、南アフリカのワールドカップでもカードを連発して試合を壊した実績の持ち主だった。さもありなん。

欧州などに比べてアジアのサッカーが低く見られがちなのは、こういうところにも要因があるのだな。選手はそれぞれ一生懸命やってるのに、審判に試合を壊されてしまったら、観てる方もがっかりする。精進したまえ、審判も。

誇りに思う

アジアカップの決勝で、日本がオーストラリアを破って優勝した。開催国のカタール、永遠の宿敵である韓国、そしてFIFAランキングで日本より上位にあるオーストラリアをすべて破ったのだから、本当に価値のある勝利だと思う。

連戦で蓄積された疲労で、選手たちの動きは決してよくなかった。加えて、オーストラリアが徹底してロングボールを前線に放り込んで高さで勝負する戦術を仕掛けてきたので、特に序盤は押し込まれる場面が目立った。しかし、藤本に代えて岩政を投入し、今野を左サイドにスライドさせて長友を前に出すというザッケローニの采配が見事にハマる。そして延長後半、左サイドで完全に競り勝った長友のクロスから、李の美しいゴールが生まれた。

全員が労を惜しまず走り回り、数的優位を作ってボールを奪取したら、縦への動きを意識したすばやいパス&ムーブで相手ゴールに向かう。今の日本代表の試合を見ていると、以前、代表監督を務めたイビチャ・オシムが目標に掲げていた「日本らしいサッカー」とは、こういうサッカーだったのではないかと思う。加えて、逆境に次ぐ逆境をことごとく跳ね返したことで、選手たちは貴重な経験とともに大きな自信を手に入れた。このチームには、まだまだ伸びしろがある。これからザッケローニが戦術を浸透させ、選手同士の連携を熟成させていけば、もっと強くなるはずだ。

試合直後のインタビューで、ザッケローニは「日本の国民の皆さん、こんな代表チームがあることを誇りに思ってほしい。本当に素晴らしいチームです」と語っていた。僕も、素直に誇りに思う。

日韓戦

終日、部屋で仕事。昨日の原稿の続きを書く。とりあえず草稿は仕上がった。別の仕事のスケジュール調整でちょっとした行き違いが発生。うまく調整できるといいのだが。

—–

アジアカップ準決勝の日韓戦は、やはりというか何というか、白熱した試合になった。こういう時、今までの日本だと「惜しかったよねー」と言われる結果になることが多かったのだが、今回はPK戦の末、どうにかこうにか勝つことができたので、ほっとした。

日本より試合間隔が一日短く、準々決勝でイラン相手に120分戦った韓国は、明らかに選手の動きが重かった。そのコンディションの利を活かしきれず、ザッケローニがイタリア人監督らしい守備固めを指示したのに逃げ切れなかったのは、反省すべき点だと思う。これから世界の舞台で格上の相手と戦っていくには、あそこでしっかり守り通せるようになる必要がある。

それにしても、今日の審判、選手がちょっと倒れるとすぐに笛を吹いて試合を止めてしまうので、ゲームコントロールの拙さを感じずにいられなかった。最初に日本が韓国にPKを献上した時の判定は、予選リーグで日本にコテンパンにされたサウジアラビア出身の主審による、ささやかな復讐だったのかもしれない(苦笑)。まあ、日本も微妙な判定からPKを得ているので、差し引きゼロということで。