目と脳が限界

約11万字の草稿をゼロからタイプし直しつつ取り組んでいる、本の推敲作業。10日間ほどかけて、ようやく終盤に差し掛かってきた。

膨大な量のテキストをタイプしているとはいえ、指や肩肘の疲労はそんなにきつくない。ただ、目と、脳が、かなりしんどい。一字々々、猛烈に集中して画面を睨みつけながら、これでいいか悪いかを絶え間なくジャッジし続けてるわけだから、まあ、無理もない。それこそ、文中の読点の有無や場所とか、漢字かひらがなかの選択とか、こだわりはじめたら、推敲はもう、果てしないのである。

昨日はとうとう、目と脳の疲労が限界に達した。朝起きた時から、視神経とその先につながる脳みその芯の部分が、ぼわーんとぼやけるような感じで、もう、どうにもならないくらいに疲れ切っていた。午前中に少し作業を進めてみたものの、まったく効率が上がらなくて、一時間半ほど仮眠。それでもすっきりしないので、夜は風呂から出てすぐに、布団に入って寝てしまった。

眠りに眠り続けて、約十二時間。おかげで今日は、だいぶましになって、普通に作業に戻ることができた。こんな風にして、おっさんが一人でヒイコラゼーハー言いながら作ってる新しい本、たぶん4月下旬頃に発売です。よろしく。

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