タイガー・ジェット・シン的集中法

以前、脳科学者の茂木健一郎さんが自身のブログに書かれていたのだが、勉強やデスクワークなどに取り組む時は、タイガー・ジェット・シン的な集中法が効果的なのだという。

タイガー・ジェット・シンは僕が子供の頃に大活躍していた悪役プロレスラー。入場してくると同時にサーベルを振り回し、パイプ椅子を叩きつけ、と最初からハイテンションで暴れまわっていた。茂木先生によると、僕らは机に向かう前に資料を揃えて並べたり、お茶やコーヒーをいれたり、といった段取りを整えてから、と思ってしまいがちだが、それだと集中力が上がりにくいのだそうだ。「さーて、やるか」と思った瞬間から、タイガー・ジェット・シンみたいにいきなりガーッと始めてしまう方が効率が上がるのだという。

最近、新しい本の執筆と編集で、来る日も来る日もデスクワークなのだが、どうにも気が乗らない時は、このタイガー・ジェット・シン的集中法、試してみようと思う。

ちなみにタイガー・ジェット・シンのあの悪役キャラは完全に演技だったそうで、ご本人はシーク教徒の聡明な人物なのだそうだ。

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