パルメザンチーズ

昼の間に、寝具のシーツ類や綿毛布、タオルケットなどをまとめて洗濯し、コインランドリーの乾燥機で一気に乾かす。午後は散髪に行って、髪を短くカットしてもらう。どれも、旅の出発前の恒例行事。

家の食材はほとんど使い切っていて、今日は残りのパスタとミートソースで晩ごはん。パルメザンチーズを、ザッザッザザザッ、とたっぷりかける。

子供の頃、ミートソースにふりかけるパルメザンチーズは、ある意味、憧れの対象だった。赤いソースの上にふりかける白いチーズの粉が、なんだかものすごくおいしいもののように思えていたのだ。実際には、混ぜるとソースにすぐ溶けてしまって、味として「ちょっとコクが出たかな」くらいの違いしかないとは思うのだが。とにかく子供の頃は、あの赤いソースに白い粉チーズというビジュアルに憧れていた。でも、親の目の前でチーズを大量に浪費しまくる度胸は正直なかった。

大人になったら、ミートソースに、思うぞんぶん、パルメザンチーズをふりかけたい。

その夢はあっさり実現し、僕はミートソースパスタを作るたび、これでもか!というくらいパルメザンチーズをふりかける。そんなに味は変わらないのはわかってる。ただ、ふりかけたいのだ。思うぞんぶん。それだけだ。

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