理想的な取材ノート

ライターの仕事で取材に臨む時、僕はノートに手書きでメモをとる。ノートパソコンでメモをとるライターの方も大勢いると思うが、それだと相手との間にノートパソコンのモニタが挟まるのが「壁」っぽく感じられて、個人的にはどうもしっくりこない。常にノートパソコンを開いてキーボードを叩ける環境で取材できるとも限らないし。なので、いまだに紙のノート派だ。

今までいろんなメーカーや種類のノートを試してきたのだが、ここ数年はすっかり、コクヨのキャンパスノート A5 B罫 70枚の一択。大きすぎず小さすぎず、罫も太すぎず細すぎず、ページ数も十分。70枚のノートは町の文具店はそれほど見かけないのだが、うちの近所の文具店では常に置いてあるので助かっている。何より値段が安い。

世界一周旅行の間に日記を書くためとか、そういう用途にはもっとお洒落なノートを使えばいいと思うのだが、なにしろ僕の取材ノートはひたすらミミズがのたくったような殴り書きのオンパレードなので(苦笑)、何も気にせず、雑にがしがし使えるキャンパスノートが、僕には一番合っている。

この間、新しいキャンパスノートをおろしたばかりなのだが、たぶん数カ月後にはボロボロになっているだろう。悪いけど、よろしくね。

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