薄着の人々

ラダック ザンスカール トラベルガイド」と「撮り・旅!」は同じ出版社から出ていて、出版社側の担当編集者さんも同じ人なのだが、彼は一年の大半を半袖ポロシャツで過ごす。それにはちゃんと理由があるのだという。

その編集者さんは、子供の頃は身体が弱かったそうで、親御さんは心配して常に厚着をさせていたのだが、しょっちゅう風邪をひいていたのだという。で、もしかすると、厚着をすることで余計な汗をかいたり身体の抵抗力が落ちたりしてるのではと、逆転の発想で常に薄着で過ごすようになると、ぴたりと風邪をひかなくなり、今では編集の激務にも耐えられる身体になったのだそうだ。今では、初対面の人との打ち合わせなどの時にも、彼の半袖ポロシャツエピソードは鉄板のつかみネタになってるし、いいことずくめである。

そういえば、短パンとサンダルをこよなく愛する知人のデザイナーさんもいるし、僕の周囲には薄着の人が多いようだ。というわけで、初夏ですね。

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