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ラダック語入門 アーカイブ

2008年6月22日

ラダック語入門:挨拶編

ラダックで暮らし始めてかれこれ一年。語学力はからきしダメなこの僕も、ラダック語でのごく簡単なやりとりなら、わずかながら理解できるようになってきました。まだまだ勉強不足の身ですが、このブログでもラダック語について少しずつ紹介していきたいと思います。

まず、ラダックに来た人が必ず最初に覚えるのが、「ジュレー」という挨拶です。これは、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」「さようなら」と何にでも使えてしまう便利な言葉です。道端でラダックの人とすれ違ったら、片手を額の前にかざして「ジュレー」と言いましょう。そうすればみんな笑顔で「ジュレー」と返してくれるはずです。

次に、村を散歩している時などに誰かと出会って、軽く自己紹介したりする際によく使われる言い回しを順にいくつか紹介します。

ジュレー / こんにちは
カムザン イナレ? / お元気ですか?
カムザン インレ / 元気です
カネ インレ? / どこから来たんですか?
ジャパン ネ インレ / 日本から来ました
ニェランギ ミンガ チ インレ? / あなたのお名前は何ですか?
ンゲィ ミンガ ~ インレ / 私の名前は~です
ラダクシ スペラ ニューン シェサットレ / ラダック語は少しだけ理解できます
ナクシャ ギャプニン ディガレ? / 写真を撮ってもいいですか?
オーレ / はい
マンレ / いいえ
ゴンスパ サルレ / ごめんなさい
イカ ストサンレ / こっちを見てください
デモ ドゥクレ / きれいですね
ジュー バクシェス / 本当にありがとう
ヤン ジャリンレ / また会いましょう

‥‥と、こんな感じでやりとりできれば、初対面のラダックの人でも、割と気さくに写真を撮らせてくれることが多いです。何のやりとりもなくいきなりカメラを向けるのと、こうしてコミュニケーションをしながら写真を撮らせてもらうのとでは、やっぱり大きな違いがありますね。これからラダックを訪れる方、ぜひラダック語でのコミュニケーションにチャレンジしてみてください。

この入門講座、続く‥‥のかな?

2008年6月24日

ラダック語入門:呼びかけ編

なんだか各方面からご好評をいただいているようなので、そのうちボロが出る危険性を顧みず、ラダック語入門を続けてみたいと思います。

ラダック語の日常会話の中で非常によく使われているのが、家族に対する呼びかけの言葉です。まずはざっと一通りご紹介しましょう。

メメレ / おじいさん
アビレ / おばあさん
アバレ / お父さん
アマレ / お母さん
アチョレ / お兄さん
アチェレ / お姉さん
ノノレ / 弟くん
ノモレ / 妹ちゃん
アジャンレ(アグレ) / おじさん
アネレ(マチュンレ) / おばさん

これらの呼びかけは実際の家族に対してだけでなく、血縁関係にない人に対してもよく用いられます。日本語で「おじさん」とか「おねーちゃん」とか言って呼びかけるのと同じような感じですが、それよりはるかに使用頻度が高いです。基本的に、自分より年上の人に対しては「アチョレ」「アチェレ」、年下の人に対しては「ノノレ」「ノモレ」を使い、自分の両親と同じくらいの年齢の人に対しては「アバレ」「アマレ」、さらに年上の明らかにお年寄りの人に対しては「メメレ」「アビレ」を用います。

「レ」というのは「~さん」という丁寧なニュアンスを表す接尾語で、実際の家族に対しては「アマ~(かあちゃ~ん)」みたいに「レ」をつけずに使ったりもしますが、前述のように血縁関係にない人に対して使う場合は、必ず「レ」をつけた方がいいでしょう。

相手の名前がわかっている場合は、これらの呼びかけと組み合わせて使うと、丁寧な呼びかけ方になります。相手の名前が「ツェリン」の場合は、「アチョレ ツェリン」「アチョ ツェリンレ」といった感じです。単に「ツェリンレ」とすると、同い年かそれ以下の人に対しては大丈夫ですが、年上、目上の人に対しては失礼にあたることがあります。

たとえば、村の中を散歩していて一人のおばちゃんに出会った時、単に「ジュレー」と挨拶するのと、「ジュレー、アマレ。カムザンイナレ?(こんにちはお母さん。元気ですか?)」と挨拶するのとでは、相手のリアクションは全然違ってくると思います。一度覚えてしまえば割と自然に出てくる呼びかけなので、ぜひトライしてみてください。

あ、ちなみに妙齢の女性に呼びかける場合は「チョチョレ(お嬢さん)」、好きな人に対しては「ニェモレ(恋人)」という言葉があります。使う機会あるのかな?(笑)

2008年6月27日

ラダック語入門:食事の席編

調子に乗って、またラダック語入門を続けてみたいと思います。今回は、ラダックを訪れるとかなりの確率で遭遇する可能性が高い、食事やお茶の席でよく使われる言葉や言い回しをご紹介します。

まずは、基本的な単語から。

カルジ / 食事
ドンタン / 食事(敬語)
チャ / お茶
ソルヂャ / お茶(敬語)
チャ ンガルモ / チャイ
チャ カンテ / 塩味のお茶
グルグル チャ / バター茶
チナン / 朝食
ザラ / 昼食
ゴンザン / 夕食
ダス / 米
タギ / パン
ンガンペ(ペィ) / ツァンパ
ツォトゥマ / 野菜
ダル / ダル豆
シャー / 肉
トゥル / 玉子
オマ / 乳
チュ / 水
チュ スコル / 熱湯

最低限、こういった単語を覚えておけば、そうそう困らないと思います。では次に、食事の席でいかにもありそうな(笑)状況での会話を再現してみます。

カンパァ スキョダンレ / 家にいらっしゃってください
ジュクサンレ / お座りください
ソルヂャ ドンレ / お茶を召し上がってください
オ ジュレ / はい、いただきます
ドンレ、ドンレ / どんどん召し上がってください
ディグレ / 十分です
ストクサ ラクレ / おなかが空きました
ドンタン ドンレ / 食事を召し上がってください
ジンポ ラクレ / おいしいです
ダス ドンレ / ごはんを召し上がってください
マン ジュレ / いいえ、結構です
ザンス マチョー / 遠慮しないで
ツァピック サルレ / 少しだけいただきます
ドン! ドン! / どんどん食べて!
ディクディクディク! / もういいです、もういいです
ダンスレ / おなかがいっぱいです
ゲスモ ラク、ジュレー / ごちそうさまでした

‥‥とまあ、こんな具合に、ラダックの人々の食卓に呼ばれると、お茶も食事もひたすら際限なくおかわりをすすめられることになります。なので、適当な頃合に「もういいです」と伝える術をぜひとも身につけておきましょう(笑)。

2008年7月10日

ラダック語入門:数の数え方編

またまた調子に乗って続けるラダック語入門、今回は数の数え方などについて紹介したいと思います。ラダック語の数字の発音は、日本語となーんとなく似ているのです。

チク / 1
ニス / 2
スム / 3
ジ / 4
ンガ / 5
トゥク / 6
ドゥン / 7
ギャ / 8
グ / 9
チュ / 10
ニスチュ / 20
スムチュ / 30
ジプチュ / 40
ンガプチュ / 50
トゥクチュ / 60
ドゥンチュ / 70
ギャチュ / 80
グプチュ / 90
ギャア / 100

‥‥と、こんな感じです。10以上の数字の数え方は、微妙に細かい違いがあるのでここでは割愛します(実は僕もちゃんと覚えきれてなかったりして)。

こういった数字を使う場面として思い浮かぶのは、時刻を聞かれたりした時ですね。

チュツォ ツァム ソン? / 何時ですか?
ニス ナン ペット / 2時半です

他には、お店で買い物をしたりする時とか。

~ヨダレ? / ~はありますか?
ヨット / あります
イボ ツァム イノク? / これはいくらですか?
スムギャー / 300ルピーです
グスポ マノガァ? / 高くないですか?
ツァピック ニューン チョスレ / 少し安くしてください

こんな感じで値段交渉できたりすると、結構楽しいです。

あと、数に関係のある表現として、以下のようなものがあります。

チクパ / 一番
二スパ / 二番
スムパ / 三番

チクポ / 一人で
ニスカ / 二人で
スムカ / 三人で

たとえば、その辺で遊んでいる二人の子供を呼んだりする時、「トゥグ ニスカ、ヨン!」(子供たち二人、来なさい!)といった感じでよく使われます。

‥‥うーん、だんだんネタがなくなってきたなあ(笑)。

2008年7月17日

ラダック語入門:指示する言葉と疑問詞編

いったいどこで打ち止めにすればいいのか‥‥と内心戦々恐々としている(笑)ラダック語入門ですが、今回は会話の中でもとても使用頻度の高い、指示する言葉や疑問詞などについて書いてみたいと思います。

まず何かを指し示すのに使われる言葉ですが、基本は以下の4つです。

イ~ / この~
ア~ / あの~
テ~ / その~
カ~ / どの~

これが変化すると、次のようなバリエーションが生まれます。

イボ / これ
アボ / あれ
テボ / それ
カボ / どれ

イカ / ここ
アカ / あそこ
テカ / そこ
カカ / どこ

イル / ここへ
アル / あそこへ
テル / そこへ
カル / どこへ

イネ / ここから
アネ / あそこから
テネ / そこから
カネ / どこから

イズック / こうして
アズック / ああして
テズック / そうして
カズック / どのようにして

これらの指示語を使うと、たとえばこんな言い回しをすることができます。

カ ハティー ア トゥプドゥクレ? / どの店で売っていますか?
イボ ニェランギ フィア インレ / これをあなたに(何かをあげたりする時)
テボ ヤルテ サルレ / それを貸してください
カル スキョッダレ? / どこに行かれるのですか?
イズック チョステ~ / こうやって~

「カ~」から派生した疑問詞のほかには、次のような疑問詞があります。

チ / 何が
スー / 誰が
スィー / 誰の
ナム / いつ
ツァム / いくつ
ツァムシック / どれくらい
チア / なぜ
チ フィア / 何のために
スィー フィア / 誰のために

使用頻度の高い疑問文とその返事は、こんな感じでしょうか。

チ ソンレ? / どうしましたか?
チャン マソンレ / なんでもないです
スー インレ? / どなたですか?
ドルマ インレ / ドルマです


‥‥いやー、いよいよネタが枯渇してきました(苦笑)。ラダック語入門、続くかどうかわかりませんが、ちょっと考えてみます。

2008年8月13日

ラダック語入門:時に関する言葉編

ひさびさにラダック語入門、やってみたいと思います。今回はラダック語の会話でもかなりよく耳にする、時に関する表現をご紹介します。これらを以前解説した数字の表現などと組み合わせて使うと、かなり会話の幅が広がるはずです。

まず基本的な言葉としては‥‥。

チュツォ / 時間
ジャク / 日
ドゥンシャク / 週
ダワ / 月
ロー / 年

次に一日の中の時間を表す言葉です。

ガモ / 早朝
ンガトク / 朝
ニィマ / 昼
ピトク / 夕方
ツァン / 夜

日付の前後などを表す言葉はこんな感じ。

ディリン / 今日
トレ / 明日
ナンスラー / 明後日
ダン / 昨日
カルチャンジャク / 一昨日
ジャクタン / 毎日
タロ / 今年
ナングモ / 来年
ナニン / 昨年

次に季節を表す言葉。

スピット / 春
ヤル / 夏
ストン / 秋
グン / 冬

こんな言葉もよく使いますね。

ダクサ / 今
スティンネ / 後で
レスガリッキ / 時々
アルタ / まもなく
ゴマ / 最初に
ンガンラ / 以前に

これらの言葉を文章に織り交ぜると、こんな感じになります。

ラダカァ ヨンステ ジャクポ ツァム ソンレ? / ラダックに来て何日経ちましたか?
ジャクポ チュ ソンレ / 10日経ちました
ジャク マンペ ンガンラ / ずっと前です
トレ ンガ ジャパンァ ロクステ チャットレ / 明日私は日本に戻ります
スティンネ フォーンヌ チョアットレ / 後で電話します

‥‥さーて、次はどうするか(苦笑)。ラダック語入門、このままフェードアウトしてしまうかもしれませんが、あまり期待せずにお待ちください。

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