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ポプラの木

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ラダックの風景というと、草木一本も生えないむき出しの岩山と荒野‥‥というイメージを持っている方がほとんどだと思います。でも、レーの街や川沿いの村を訪ねると、意外なくらい緑が豊かな場所があることに気付くはずです。

特に目立つのは、ポプラの木です。ラダック語では、ユラートと呼ばれているのかな? ラダックの人々が家を建てる時の梁や柱の材料にも使われる、貴重な存在です。10メートルほどの高さの木々が青空を背景にしゅっと立ち並ぶ様を眺めていると、心が清々しくなるような気がします。

春になると、ポプラの木は種子を綿毛に載せて、ぷわぷわと空に飛ばします。夏になると、深くて濃い緑色に色づいた葉がゆったりと風にそよぎ、秋になると、その葉はみるみるうちに黄金色に変わり‥‥冬になると、あっけなく散ってしまいます。冬空に、くっきりと食い込むように伸びる白い梢。それもまた、ラダックらしい風景です。

ポプラの木は、ラダックの移りゆく季節を象徴する存在なのかもしれません。

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2009年12月26日 12:50に投稿されたエントリーのページです。

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